VoYJこの日なんの日特別企画 世界難民ウィーク

後援
UNHCR駐日事務所 国連UNHCR協会

6月20日は「世界難民の日(World Refugee Day)」です。
難民とは、政治的な迫害や武力紛争、人権侵害から命を守るために、他国へと逃れた人々のことを言います。

「世界難民の日」は、難民の保護と援助に対する関心を高め、援助活動への理解と支援を深める目的で制定されました。

さまざまな記念日にまつわる記事を紹介する「この日なんの日」企画。

今回はその特別企画として、6月7日から6月20日までの2 週間を、「世界難民ウィーク」とし、「難民」をテーマとした記事を掲載していきます。

ユニセフ初の難民親善大使マズーン・メレハンさんや、難民選手団の方に、オンライン上で行ったインタビューでのお話や、日本各地にある学生団体の難民への想いが詰まっています。ユースのボイスが交わり、「難民」について身近に感じ、考え、エールを送ることができるような2週間にできればと思います。

みなさんも是非この機会に、今この瞬間も、明日がくる保証がない中で必死に命を繋ごうとしているのかもしれない「難民」と呼ばれる方々に、想いを馳せてみませんか。

2018年末の時点で、紛争や迫害によって移動を強いられている人の数は、7080万人になりました。このうち、国内避難民が4130万人、難民が2590万人、庇護申請者(避難先の国で、難民認定や保護・支援を受けるために、申請を行う人々)が350万人です。これは、この70年のうち、過去最高レベルの数値です。1)

この年に新たに移動を強いられた人の数は、1360万人です。これは、1日に3万7000人が、2秒に1人が、新たに故郷を離れないといけなくなっているということです。2)

出典:UNHCR Global Trends
https://www.unhcr.org/search?comid=56b079c44&&cid=49aea93aba&tags=globaltrends

また、難民の半分は、18歳未満の子どもです。このうち11万1000人は、一人で避難しています。避難している途中や、難民キャンプの中で、親や保護者とはぐれてしまうことが多いのです。3)

こうした子どもや若者たちの中には、紛争や迫害によるトラウマに苦しんでいたり、教育を受けたくても受けられない人がたくさんいます。強制的に少年兵として徴兵されたり、人身売買の対象になるなどして、命の危険にさらされることもあります。

世界の難民のうち、先進国で受け入れられるのはわずか16%です。残りの84%は、主に難民発生国の近くの、開発途上国で受け入れられています。

最大の受け入れ国は4年連続トルコで、シリア等からやってくる難民を、370万人受け入れています。次いでパキスタンやウガンダ、スーダン、ドイツなどが主な受け入れ国となっています。4)

難民の人々は、主に難民キャンプと呼ばれる施設に滞在し、住む場所や食べ物、生活用品、医療などが提供されます。こうした支援は、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)を中心に、UNICEF等の国連機関や、受け入れ国の政府、諸外国の政府、NGO・NPOなど数多くの組織が協働して行っています。


1)~4)https://www.unhcr.org/5d08d7ee7.pdf


誰一人取り残さない世界を実現したいという思いから、SDGsをはじめとする国連のプライオリティに、国連機関や企業、芸術界と協働しながら、文化・芸術を通して取り組んでいます。EMPOWER Projectボイス・オブ・ユース JAPANの運営を行っています。
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私たちは「学生ができる、学生だからこそできる難民支援」をモットーに国内からの難民支援を行っています。活動内容としては、学内での古着回収、難民の日のイベント、難民映画フェスティバル、Meal For Refugees の開催など、メンバー自身が企画を考え、実施しています。
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J-FUNユースは難民支援を行う学生団体です。様々な大学の学生によって構成されています。難民二世の子供達への学習教室、SNSを使った難民記事の発信、高校生に難民を知ってもらうための出張授業などを行なっています!
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私たち、Walk with Refugeesは、難民の方々と共に歩んでいく、という姿勢を大切に、「食」と「学び」を通した難民支援を行っています。また、難民問題を多くの方に知ってもらうため、様々なアプローチで発信をしています。
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東京大学学生団体UNIONとはUnited Nations and International Organizations Networkの略称です。
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長崎大学学生団体STARsは2019年度に国連UNHCR協会の学校パートナーズとして難民映画祭を開催するために活動を開始。2020年度からは難民問題をまず自分たちが知っていくという意識のもと本格的に始動した。
合言葉は「難民問題をもっと身近に!」
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聖心女子大学公認サークル。2002年発足。勉強会・広報・日本語ボランティア・出張授業・衣料品を回収をして海外の難民に贈る・食を通じて難民について考える・入国管理局訪問・イベント企画の8つのセクションで構成される。毎年世界難民の日にSHRET祭を開催。
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