イメージの違い

この日なんの日
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私は、コロナウイルスが流行る前の今年の2月に、カナダ留学に行った際に、ALACという移民センターに訪問し、職員の方達と直接お話する機会があった。

そこで、私は印象に残っていることがある。

一緒に来ていた日本人の生徒が「カナダは難民の方を多く受け入れていて、実際住民や国民は難民に対してどう思っているのか。治安のことなど不安要素はないのか。」と聞いたのだ。

すると、職員の方は不思議そうな顔をして、「Interesting」と言った。

そして、続けて「難民を怖いや恐れるなど思ったことがない。彼らは勇敢な人たち、戦争や圧力から勇気を持って逃げてきたのよ。彼らも同じ人、私たちと何も変わりはないのよ。」と言ったのだ。

 

私はこの話を聞いて、日本とカナダの難民についてのイメージの大きな違いに気づいた。

私たち日本人は難民という存在が身近ではない上に、ニュースで見る難民に対して少し恐怖心を抱いてしまっているのではないだろうか。

 

私はこの移民センターの職員のお話を聞いて、国によって難民に対するイメージは違うことが分かり、このイメージを変えることが日本人の難民受け入れへの考え方を変える第一歩になるのではないかと思った。

この経験で私は日本とカナダの「難民に対する価値観」の違いを改めて目の当たりにした。

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