VoYJ 3周年に寄せて

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皆様、こんにちは。

VoYJ代表の横山果南です。

 

3年前の今日、ボイス・オブ・ユース JAPAN (VoYJ)が誕生しました。この日から10月10日は私にとってかけがえのない日となりました。

VoYJと共にすごした3年間は、長かったようにも、あっという間であったようにも感じます。今日はその3年間を読者の皆様とご一緒に、振り返ってみたいと思います。

 

VoYJは、ヘンリエッタ・フォアUNICEF事務局長が来日した2018年10月10日に品川にあるユニセフハウスでローンチしました。

ローンチ以降、毎週月曜日と金曜日に「ボイス」を掲載し続けてきました。その数324にのぼります。日本全国のVoYJライターさんは166名と増え続けています。

ユースで構成されたVoYJ事務局は運営部・広報部・編集部の3つの部署に分かれ、目標に向かって活動を行っています。

 

都道府県のユースがたすきをつなぐように記事を書いていく「VoY全国駅伝」、
国連の定める国際デーなどの記念日について語る「この日なんの日」、
趣味や好きなものについてディープに語る「あなたの知らない世界」など。

それぞれ、多様な「ボイス」が全国から集まるように、そして気軽に思いをシェアしてもらえるように、という思いから企画・実行されてきました。


さらには、編集部が中心となって企画した「
みんなのボイス広場」が現在進行中です。

この企画では、好きな言葉、短い詩、歌、写真、絵など多様な表現形式の「ボイス」が集まっています。

 

広報部は、SNSで読者の皆様に「ボイス」の投稿をお知らせしていますが、たくさんの「ボイス」が集まってきたことを踏まえ、今年から新たな取り組みを始めました。

もう一度皆さんに読んでいただきたい、過去の「ボイス」を漫画の形に再構成し、毎週日曜日にお届けしています。


また、運営部が中心となってイベントも実施しています。

2019年には、3月と10月に対面イベントを開催しました。参加者の皆様と一緒に企画の立案をしたり、VoYJライターに自分の「ボイス」の内容や背景を語ってもらう対談を実施しました。

年齢もバックグラウンドも異なる様々なユースが集まり、最後には打ち解けた様子を見て、VoYJの「繋がる場」という目標が実現されたように感じました。

2019年3月開催の「ユース会議」(左)と2019年10月開催の「ライター交流会」(右)

 

この3年の間には、誰もが予想だにしなかった新型コロナウイルス感染症の流行がありました。 

このような状況下でも新型コロナウイルスに関する情報提供や、自宅での過ごし方などボイスリレーを行ってきました。

さらに、COVID-19に関する思い・悩みを全国各地のユースと共有する場として「おうち会議」をオンライン開催しました。

このようなオンラインイベントは、COVID-19の流行によりオフラインでの集まりが不可能だったために企画されたものでした。
しかし、物理的な距離を超えて、より多様なユースに参加してもらうことができたため、対面イベントの代替としてではなく、新たな場として「おうち会議」を継続開催しています。

 

 

このように、VoYJは3年間で様々なことに挑戦し続け、全国のユースの声を集めてきました。今後も、今まで届きにくかったユースの声に耳を傾け、誰一人取り残さないプラットフォームでありたいと考えています。

 

これから先、VoYJはどのように発展していくのでしょうか。明日から私は、これを読んでいる皆様と同じく、いちファンとしてVoYJを見守り続けたいと思っております。

 

といいますのは、本日をもちまして、私横山は事務局から卒業し、VoYJ事務局は新代表を迎えることになりました。

3年という月日をともにした、思い出の溢れる事務局を離れるのはとても寂しい気持ちもあります。一方で、事務局にもたくさんの思いあふれるユースが集まってきてくれています。彼/彼女たちがVoYJを発展させていってくれると信じています。

 

読者の皆様、ライターの皆様をはじめ、本日までVoYJを支えてくださった皆様に心から感謝申し上げます。井筒先生、UNICEFの皆様、そして事務局メンバーにも感謝してもしきれません。今まで誠にありがとうございました。

そして、どうぞ明日からも、VoYJをよろしくお願い致します。

 

2021年10月10日 横山果南


 

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