「想像」は思いやりの第一歩

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さっそく質問ですが、皆さんは、街で車いすに乗っているなどの障がいがある人を見た時、どう思いますか?

じろじろと見てしまうという人もいれば、何とも思わないという人まで色々かもしれませんね。

 

では逆に、自分が車いすに乗って街に出たことを想像してみてください。

 

私だったら、周りからの嫌そうな目や邪魔そうに見る目が気になってしまうと思います。

 

 

ここで、少し私の話をしたいと思います。

 

私には、8歳の妹がいます。

その妹には、脳性まひという障がいがあり、毎日車いすで生活しています。

 

先ほどもお話ししましたが、街を妹と一緒に歩いていると周りからの視線が私でも気になってしまい、家の外に出るたびに苦しい思いを今なおしています。

 

 

 

少し話が変わりますが、私の通っている学校では、障がいがある方との交流会が定期的に行われています。

 

その時、同じ班の子は、最初は戸惑って「どうしよう」とつぶやいています。

 

でも、お互いが自己紹介をしあって、「あの人はこういう障がいがあるから、こんなお手伝いをしてあげるといいのだな」ということが分かると、そこにいるみんなが混ざり合って 最後には笑顔で交流を終えます。

 

その時、私は人と関わるときには、「知ること」が大切なのだなと初めて気が付きました。

 

そのためには、違いを比べることが必要なのです。

 

 

 

しかし、

 

障がいがある人だって同じ人間なのだから比べる必要なんてない。

普通の人と同じように接すればいい。

 

と考える人も多くいるでしょう。

 

私も最初はそう思っていました。

 

でも、お互いの違いを比べることで相手をよりよく知り、本当の思いやりの精神が持てるのではないのでしょうか。

 

例えば、私の妹は遠くのものが見えづらいです。

だから、近くに行って大きな声で話しかけてあげると、目を見開いてうなずいてくれます。

 

このように、相手と関わるには、まず相手のことを知らなければならないのです。

 

そして、相手の気持ちを想像することが思いやりにつながる大切なことなのです。

 

 

今の日本の社会では、まだ障がい者に対しての理解が深まっていません。

なので、街で障がい者を見たら、じろっと見てしまうのは仕方がないと思います。

 

でも、じろっと見るよりかは、やさしく微笑みかけてくれたほうが、ずっと嬉しいと思います。

 

 

いつか、障がい者に対しての嫌な視線がなくなり、世界の人々が自分らしく生きていけるようになることを願っています。

 

そして、今よりもっと楽しく妹と街を歩きたいと思っています。

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