食べ物を大切にする世界に

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2/3は節分ですね。私の家では毎年恵方巻きを食べています。関西から全国に広まった文化で、恵方を向いて黙って巻き寿司を1本丸かぶりすると福が訪れるとされています。

そんな恵方巻きですが、3年ほど前から大量廃棄の報道が毎年恒例のものとなってしまいました。最近は季節行事のたびに食品ロスが話題になっていてすごく悲しいです。私にとって行事のご飯はちょっぴり特別で、いつも楽しみでした。黙って食べないといけないのに、兄弟たちと笑わせあってふざけたり、いろんな具のものを食べたいから一本ではなくて切り分けたりした思い出があります。しかし、楽しみだった行事の日は食品ロスを象徴する悲しい日へと変わってしまっています。たくさんの食べ物がぐちゃぐちゃになっている写真や映像は、何度見てもすごくすごく悲しいです。魚も鶏も豚も牛も、捨てられるために死んだわけではないはずです。食べ物を捨てることは、自然、動物、それを作った人たちに対して、恥ずかしいことだと思います。

今年は農水省が、小売に対して需要に見合った販売をするよう異例の呼びかけがありました。これを見て「何か変わるかも!!」と嬉しくなりました。一方で、消費者の理解がないとなかなか難しいと話す小売の方の声もありました。SNS上には廃棄にうんざりしている人の声がたくさんあるし、食品ロスをなくしたいと思っている人はたくさんいる、その人たちの声をうまく届けられないだろうかと思いました。

そこで、友人とえほロス(恵方巻きの食品ロス)をなくすためのキャンペーン、「Stop! えほロス campaign」(https://peraichi.com/landing_pages/view/sfp2019eholoss)を始めることにしました。具体的には以下の2つのアクションを行います。

・「#えほロス」で全国の小売業者の良い事例を紹介し、えほロス防止に取り組む小売業者を応援します。

・えほロスや食品ロスに関する市民のみなさんの声/署名を集め、小売業者の団体に届けます。(以下のフォームから回答できます→https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSf3toxEwnCV7czayo2FHJX3tAN-C6E2q3uPqDvs5um3N1kTOg/viewform

キャンペーンを始めて1週間になりますが、署名は270件をこえました。このキャンペーンで初めて食品ロスの問題を知った方、ずっと問題意識を持っていてもやもやしていた方など、いろんな方の声が届いています。誰もが関わる食の問題だからこそ、私たち全員が当事者で、みんなでなんとかしていかなければならない問題だと改めて思います。きっと食べ物を捨てたい人なんて本当は誰もいないはずです。しかし、社会の仕組みとして出来上がってしまっているものがあって、それにのっかるのが楽で、それを変えるのは大変で、そこから抜け出せなくなってしまっているのだと思います。

このキャンペーンをきっかけに、季節行事だけではなく、普段の生活での食品ロスにも関心を持ってもらえれば嬉しいです。年間約646万tの食品ロスのうち、約半分の289万tは家庭からと言われています。買い物の前には冷蔵庫の中身を確認する習慣をつける、すぐに食べるものなら商品棚の奥から買わずに手前から買う、安いからといって容量の大きいものやまとめ買いをしないなど、私たちにもできることはたくさんあります。問題について知り、自分のできることから少しずつ行動していくのが、社会の仕組みを変えていく第一歩だと思います。このキャンペーンがみなさんの第一歩のきっかけとなりますように。

恵方巻き大量廃棄や食品ロス全般に関するみなさんの声を、小売業者や社会に届けませんか?

→署名/フォームに回答する

https://goo.gl/forms/DKopPK6EFGZrqX6x1

◯キャンペーン詳細

https://peraichi.com/landing_pages/view/sfp2019eholoss

◯お問い合わせ

・mail sfp201901@gmail.com

・Twitter @sfp2019

・Facebook https://www.facebook.com/sfp2019/

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東京大学農学部国際開発農学専修3年生。「食べる幸せを、誰もが、いつまでも、感じられる世界にしたい」と、食品ロス削減の活動をしています。