私は、社会に出て思ったことを書きます。
私は東京にある女子短期大学で、社会学やジェンダー論、教育学などを学び、教育実習や姉妹校への短期留学などの経験を経て、「いつか働いてみたい!」と思っていた憧れの場所にあるレストランで働き始めてまもなく3年経ちます。
働き始めた当初は、向上心で溢れていて、憧れの場所で、「もっとこうなりたい!」「もっとこんな事がしたい!」と思っていました。
もちろん、今でもその向上心が無くなったという訳ではありません。
ですが、立場が上になるにつれて会社の方針が自分が思い描いていた理想と違うことに気付きました。
「もっと夢を持って働きたい。
心から仕事が好きだと感じたい。」
“そう感じながら働くこと”が生きがいなのだと思ってきた私には、今の場所で働く事に違和感を感じ始めました。
幼い頃は「夢を持ちなさい」と言われ、夢を叶えるために進路を選択し、頑張って頑張ってやっと夢と希望を持って社会に出たと思ったら、理想とは違う現実、夢を持つことなんてバカげてるという思想があちらこちらから聞こえてくる。
すごく悲しくなりました。
もちろん生きるためには安定した仕事が必要です。お給料が良いところに就職することも、出来れば必要でしょう。趣味に没頭するために、仕事は好きじゃないことをする人だっているでしょう。
社会人として生きていくためには、仕事をして世の中の波に乗ることが当たり前なのは分かっています。
でも、私は夢を持ち続けていたいし、子供心のある大人でありたいと思っています。
いろんなことに挑戦して、様々な事を吸収したい。そして誰かに影響され、また自分も何かしらに影響を与えられるような人になりたい。そう思っています。
これを読んで、「考え方が甘い」
そう思う人もいるでしょう。
でも人になんと言われようと、一度しかない自分の人生です。
やらないで後悔するより、やって後悔した方が多くの事を得られると思います。
私は、今の仕事を退職するつもりです。
この先何をしようかは考え中ですが、何でもできると思うとワクワクが止まりません。
この際だからいろんな国へ旅に出るのもいいかなって思ってみたり…。何か運動を始めてみようかな。
働いてる時には時間がないし、そもそもそんな余裕ない!と言っていたけれど、その縛りから解放された時、自分が一番何を求めるのか。
私はその求めるものこそ、自分の“本当にやりたいこと”なのではないかと思います。
たいした学歴も無い、せっかく取得した教員免許も活かしていない私だけど、何のために生きているのか実感しながら生きたい。
この先、自分がどうなるのか分からない不安は常にあるけど、なぜか、はっきりしない希望はあります(笑)。
こんな大口叩けるのも、学生時代の恩師や友達、今の職場でお世話になった先輩方や同僚、慕ってくれる後輩たちからいろんな影響を受けたからだと思います。
どんな些細なことでもいい。
少しでも自分のなかにキラッと光る “何か” があれば、それを大事にしながら生きていきたいな、と思います。
自分が今後何を得てどんな道を選択するのか、私自身も楽しみです。
どんな事にも興味を持ち、自分の知らない世界に憧れを持ち続ける、好奇心旺盛な明るく元気な22歳の女の子。
「私の夢ってなんだろう、外の世界にはどんな未来が待っているんだろう。」