1周年記念対談〈第2部〉VoYJに関わるメンバーの想い

©️UNICEF
インタビュー
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VoYJでは、1周年を記念して新入生と代表が対談を行いました。その様子を3部構成でご紹介しています。

第1部では、VoYJとは何か、Q&A形式で紹介しました。こちらをご覧ください!

 

今回は、第2部として、VoYJに関わる新入生メンバーの想いを取り上げます。

運営部から青山くん、編集部から植田くん、ライターとしても活動している菅田さんが登場します。

 

<第2部>

〜VoYJに関わるメンバーの想い〜

 

横:そろそろ私が質問してもいいかなあ〜

 

青:どうぞどうぞ(笑)

 

横:今年の4月に事務局に新入生がたくさん入ってくれたけれど、青山くんはこのプロジェクトにどうして参加しようと思ったの?

青:自分もある種、閉鎖的な環境で育ってきていて、自分の夢だとか志だとかを周りの大人に大きな声で言うことはないという環境にいたんですね。僕は国際機関で世界中の人のために働くという大きな夢を持っているのですが、そういうことをおおっぴらにいうと、もちろん親や僕の一番の恩師のように応援してくれる人もいますが、周囲の大人の中には「夢が大きすぎるんじゃないか」「現実を見たらどうだ」といったことを言う人もいるわけで、実際に声を積極的に発せないという人は僕以外にもたくさんいると思うんですね。そうした中で、匿名性を利用してユースが遠慮なく、誰に憚られることもなく自分の夢や声を発信できるこのプロジェクトはとても魅力的なものだと感じ、ぜひ自分も運営に携わっていきたいと思い参加しました。

横:そんな思いがあったのですね〜素敵です。

では、植田くんはどうですか?

 

植:VoYJについて知ったのは大学の授業の時でした。「声にならない声を汲み上げる」というモットーに、言いたいことを言えなかった人たちの拠り所としての魅力があると感じました。大学生である自分は、同年代もしくは年下の人達と近い感覚を持っていると思い、そんな自分がこのプロジェクトの運営に携わることでもっと多くのユースに親しんでもらえるものにしたいと思いました。

横:ありがとう!モットーに共感してくれていて心強いです。最後に、菅田さんにお話を聞きたいです。

 

菅:元々国際機関の活動に関心があり、「ユニセフの方々と協同で運営しているプラットフォームって、なんだかかっこいいな。」と感じたことがきっかけでした。当時の私は、VoYJが意識の高い人々の集まりだと思い込んでいて、心のどこかに、上辺だけの思いを抱いていたのかもしれません。しかし、そんな私もこれまでの活動を通した多くの出会い、ユースの皆さんの飾らずまっすぐな「言葉」に触れることを通して、VoYJの真の魅力に気づくことができました。

SNSに書いたり、身近な人に話すには、少し改まっていて気恥ずかしいと感じる話題でも、正直に自分の気持ちを発信できる点だと思います。私自身も、以前にはあまり語ったことのなかった点字使用者としての思いを、記事にすることができました。また、VoYJには、ライターの皆さんの夢や悩み、社会問題に対する考えなど、さまざまなありのままの声が掲載されていますが、個人的な意見を一般化して押し付けたり、特定のだれかを責める表現がないというところも、とても素敵だと感じています。それぞれの思いに共感したり、自分とは異なる意見を知ることがとても楽しいです。

横:最初にVoYJに抱いていた印象の変化やライターとしての経験もシェアしてくれました。ありがとう!

 

新入生のみなさんはそれぞれ活動を始めていますが、VoYJをこんな風に広めていきたいとかこんな企画をやってみたいとか、アイデアありますか?

 

植:個人的な現段階での目標は、多くの人にVoYJの存在を知ってもらうこと。知名度が上がれば、その分今まで汲み取れなかったユースの声が聞けると信じています。積極的に広報していきたいです。

 

青:僕は、オンラインの世界ではVoYJは確実に広がっていると感じているので、今度はオフラインにおいて、運営部としてのイベントを企画していきたいです。人と人との直接的なコミュニケーションはオンラインとはまた別のものを生み出すと考えていて、その際に、大学生や若手社会人も当然のことながら、自分がそうであったように色々な悩みや夢をもつ中高生に参加し楽しんでいただけるイベントを企画したいと考えています。

 

菅:VoYJは、全てのユースの素直な声が、温かく受け入れられる場所だと思います。このすてきなプラットフォームを、より多くの人々にとってもっと身近な存在にしていきたいです。そして、そのために何ができるのか、これからも「思い」の共有を通して考え、行動し続けていきたいです。これを読んでいる読者の皆さんはVoYJに対してどんなイメージを持っているのか、率直な意見を、ぜひ私たちに聞かせて欲しいと思っています。皆さんと一緒に、あらゆる声を尊重するVoYJの活動をさらに発展させていけることを、心から願っています。

 

今回は3名と対談しましたが、他の事務局メンバーからこんな声もありました…!

 

・いいねボタンやコメントから読者の存在が見えるのが、ライターとして事務局員としてとても嬉しいです。読者も記事に参加できる、そんな場所として続いて欲しいと思います。(編集部2年)

 

・記事サイトというのは、一般的にある特定のライターが読者に対して一方的に情報を伝える形ですが、このVoYJは読者がライターになり、ライターが読者になるという双方向性の強い特徴があると思います。そんなVoYJだからこそ、多様性に富んだ自由な意見が生まれるのだと思います。(編集部1年)

 

・様々な形態のSNSが発達する中、匿名性を持つVoYJは自身の思いを気兼ねなく発信できる場であると思います。また、VoYJで発信されている社会問題や自身の経験についての意見や考えは確実に他者のもとに届いていると思いますし、私もその中の一人として記事に記された思いを読むことを純粋に楽しんでいます。

 

・自分の想いを発信したい、という気持ちがあれば、住んでいる場所にも、興味分野にもとらわれずに自分の声を発信することができる。そんな素敵なVoYJに運営側として携われていることを誇りに思います。(運営部2年)

 

 

横:安心して思いを語ることができる場を、オンラインにおいてもオフラインにおいても作っていきたいです。

新入生のみんなと手を携えてVoYJの真の魅力をより多くの人に知ってもらえるように頑張りたいです!

みなさん率直な意見を聞かせてくれてありがとうございました!

 

対談シリーズ最後となる第3部では代表の横山さんにインタビューを行います。乞うご期待!!!

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皆さんもVoYJで思いを発信してみませんか?→(https://voiceofyouth.jp/ライターへの応募


 

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