起業に関心のある、または、持続可能な開発目標(SDGs)の実現に何らかの形で貢献したいと考えているユースの皆さんに、「Youth Co:Labジャパン2019」のお知らせです。
2017年、UNDP(国連開発計画)とシティ・ファウンデーションは、アジア太平洋地域で若者による社会イノベーションと起業を支援するためにYouth Co:Labを立ち上げました。このプログラムは現在、域内25の国と地域で展開され、SDGsの実現に向け若者がリーダーシップを発揮し社会にイノベーションを起こせるよう、起業家エコシステムの醸成や社会的事業の立ち上げおよび事業拡大支援などの活動を行っています。
そんなYouth Co:Lab 日本初のイベントとして、2019年10月12日(土)、UNハウス(東京・渋谷区)で開催されるのが、「Youth Co:Labジャパン2019」。
イベントは二部構成で、午前の部のシンポジウムでは、政策決定者、インキュベーターなどの民間団体、若い経営者が率いる団体、NGO、研究者などが、若い世代がいかに社会・環境課題解決に向けて取り組む若手起業家を生み育てていくか対話します。
午後の部、「ソーシャル・イノベーション・チャレンジ日本大会2019」では、審査員と会場の参加者を前に、書類選考を通過したファイナリストたちがSDGs達成に役立つビジネスプランやアイディアをコンテスト形式でピッチします。日本大会の受賞者は、来年1月から行われるアクセラレーター・プログラムや20年春にマレーシアで開催予定のYouth Co:Labアジア太平洋サミットに招待されます。ここから、日本を代表する社会起業家が生まれるかもしれません。
本イベントでは現在、先着順で観覧者を募集しています。皆さん、10月12日はUNハウスで、起業がSDGsの実現に果たせる役割について一緒に考えて見ませんか?
イベント詳細
日時:10月12日(土)10:00-17:00
場所:国連大学本部UNハウス 3F ウ・タント国際会議場
共催:国連開発計画(UNDP)、シティ・ファウンデーション
協力:特定非営利活動法人エティック
参加申し込み:
プログラム
午前の部:Youth Co:Lab日本ダイアローグ
10:00-開会のあいさつ | リー・ウエイト(シティグループ日本代表)
10:10-基調講演 | 中村俊裕(米国NPO法人コペルニク共同創設者兼CEO)
10:30-パネル1:若者による社会イノベーションと起業を支援する仕組み作り 若者による社会イノベーションと起業を促進するために必要な仕組み・エコシステムとは? スタートアップがSDGs達成のために担う役割
モデレーター:鈴木敦子(ETIC.事務局長)スピーカー:ベニアム・ゲブレジ(UNDP市民社会と若者プログラム・スペシャリスト)、石井芳明(内閣府 政策統括官〔科学技術・イノベーション担当〕付 イノベーション創出環境担当 企画官)、各務茂夫(東京大学教授 産学協創推進本部 イノベーション推進部長)、鈴木絵里子(フレスコ・キャピタル ゼネラル・パートナー)
11:30-パネル2:ユースの力~日本で育む若者の起業家精神若手社会起業家にとっての機会と課題とは?若者の起業家精神や社会起業家を育てていくために必要なこととは?
モデレーター:鈴木雅剛((株)ボーダレス・ジャパン副社長)スピーカー:三輪開人(e-Education代表理事)、矢島里佳((株)和える 代表取締役)、中邑賢龍(異才発掘プロジェクトROCKET ディレクター/東京大学先端科学技術研究センター教授)
午後の部:「ソーシャル・イノベーション・チャレンジ日本大会2019」
14:00-「ソーシャル・イノベーション・チャレンジ日本大会2019」ファイナルピッチコンテスト
第一次専攻を通過したチームが審査員及び参加者の前でビジネスプランやアイディアをピッチ。審査員による質疑応答。
審査員:鈴木敦子(NPO法人ETIC.理事・事務局長)、渡邊有美子(シティバンク、エヌ・エイ東京支店 公共法人営業本部 本部長)、ベニガム・ゲブレジ(UNDPバンコク地域事務所ユース・市民社会担当プログラム・スペシャリスト)、高槻大輔(ソーシャル・インベスト・パートナーズ代表理事)、ジェームズ・マッカーティー(Zehitomo共同設立者/COO)、日高久美子(WeWork Japan 副社長 広報・渉外統括)
16:15-「ソーシャル・イノベーション・チャレンジ日本大会2019」受賞者発表
16:45-閉会の挨拶|近藤哲生(国連開発計画UNDP駐日代表)
参照
https://www.jp.undp.org/content/tokyo/ja/home/presscenter/events/2019/ycl2019event.html
東京大学教育学部4年。特技はピアノ演奏と人の声を覚えること。将来は、誰もが望む場所で十分に教育を受けられる世界の実現に貢献したい。