受験生へ

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いま、日本は受験シーズン真っ只中です。受験生の皆さんはセンターが終わり、いよいよ本命に向けて最終局面にあると思います。私は大学受験でとても苦労しましたが、受験勉強によって人生が180度変わりました。そこで、この時期だからこそ今年の受験生、来年、再来年、いつか分からないけどこの記事を読んでくれている受験生に私なりのエールを送ります。

 

受験生ってひとくくりに言っても、それぞれの背景、境遇があって、受験に対する熱意も人それぞれです。当たり前だけど、100万人いたら100万人分の“受験”がある。私の場合、高校2年の秋ごろから真剣に取り組みました。高校に入ってまともに勉強したことがなかったので必死でした。毎日10~12時間は机と向き合っていました。休みの日を作るなんて考えは、毛頭浮かびませんでした。大学までエスカレーター式の学校だったので受験に備えられるような授業はほとんどなく、一人の世界を作り上げてました。

 

勉強って孤独ですよね。部活みたいにチームがあるわけではない。周りで受験する人が多くいたとしても、結局は自分一人での戦い。広告やテレビCMなどでは受験生向けにみんなで頑張ってるっていうスタンスで描かれがちですけど、違いますよね?自分だけの頑張りが自分自身にだけ帰って来る。がんばれ、がんばれ、大変だねって言われても自分の中で消化するしかない。周りの期待値のレベルがダイレクトに伝わってくる。

 

でも、その自分一人だけで勉強に挑む姿勢は一生の財産になります。この経験があるのとないのでは、見える世界が全然違うっていうのを受験を終えてみてつくづく実感します。何かをやりたい、挑戦したいって思ったときに、それがかなり遠いものであっても受験生活だけを根拠に自分はできるって躊躇せずに自分を信じるようになりました。これってすごく格別で贅沢なことだと思いませんか?

知識とは個人の世界観を想像以上に、限りなく広げる力があります。私は、空っぽの脳みそから、自分の生まれ育ち住んでいる国の過程を知り、英語の長文を通して分野をまたいだ幅広い知識を得て、現代文では普通触れることのないような物事の新しい概念を学びました。今更ながら、学ぶことの楽しさを本当に知りました。知らない世界が広がっていく感覚がありました。一旦知識量が増えた人は物事を違う層で理解するようになると思います。

 

日本は学歴がなくてもつける職はあふれています。受験だって、推薦やAOなどわざわざ辛い思いをしないで大学に入る選択肢が多く用意されています。一般入試で大学に入学する人の割合は高いわけではありません。

けど、こんな経験は二度とできません。私はなんと言い表せばいいかわからないような気持ちを何度も味わい、たくさん泣きました。たくさん泣きながら勉強しました。とても贅沢な時間です。

この時期は、自覚している以上に精神が不安定だと思います。もう少ししたら毎日試験続きで、ばっくれたいって思うと思います。でもここまで来たのだから、絶対にまだ頑張れる力がついています。後ろを振り返らずにもう少し進んでください。

それぞれの“受験”を最後まで冷静にやり抜いてほしいです。

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国際関係学専攻の大学一年生。思ったこと、感じてること、そのまま素直に発信したい。モットーは変化し続ける自分であること。ハンバーガーが大好物でハンバーガー屋さんを巡るのがマイブーム。