“3秒ルール”
それは誰もが聞いたことのある
「落ちた食べ物、3秒までなら食べられる」
というルールです。
かくいう私もこのルールを酷使しています。
もはや3秒以上経っていようが関係なく食べたりしています。
多少は落ちたものを食べたことがある人がほとんどじゃないでしょうか?
そこでこんな面白い記事を見つけました。
「食べ物を落として「3秒ルール」は誤り、研究者が実証。床に落ちたらすぐ汚染、時間とともにバイ菌付着量も増加」(Engadget)
軽くまとめると
時間の経過で菌の付着量も増えていくが、それよりも落とした食材の種類や水分量、落とした床の材質によって大きく変わる
だそうです。
そうなると私がこの間、床に落として10秒ほど経過したうどんはかなりの菌が付着していたということでしょう。なんともなかったけど、、、
そして決して床に落ちていないからお腹を壊さないわけではありません。
私はこの夏カンボジアへ行ったときに、ありえんほどお腹を壊して、日本に帰ってきてからもしばらく続いて、しまいには39度の熱が出ました。死ぬかと思いました。
同じ症状で病院に行った人によると、私たちがボランティアで子供たちと一緒に手巻き寿司を作って食べた後に、食べ残ったご飯などをばくばく食べたのが原因かもしれないとのことでした。
なんでも子供たちの手には日本では考えられないほどの菌がついていて、それがご飯にもついちゃってたみたいです。トイレなどの衛生環境を考えると納得できる腹の壊しです。
しかし今日、食糧廃棄が問題になっていて、日本でもそれは深刻です。
廃棄されてしまう食糧で、いったい何人の飢餓に苦しんでいる人たちを救えるでしょう。
飲食店でも平気で食べ物を残す人を見て、私はとても心が痛みます。
そんな中で私のような、たとえ落ちたものでも絶対に食べる!というような、ガッツ、食べ物に対する敬意が必要なのかもしれません。
今落としたその食べ物、あなたならどうしますか?
福井県おおい町出身。金沢大学国際学類在学中。ワンダーフォーゲル部、石川県ユネスコ協会青年部所属。たまに山に登っています。