【VoY全国駅伝:富山編】ハッピーな社会を目指して

VoY全国駅伝

日常生活で、また将来は仕事等を通して他人の役に立ちたい。

抽象的だがそういう思いを持って生活している。

そのためには何が必要だろうか。

知識、スキル、つまり自分の「強み」となるものはもちろんだが、同時に「弱さ」も必要なのではと思う。

 

私は”純ジャパ”※だが、現在初の海外在住、留学をしている。

日本で当たり前にできたこともできなかったり、さまざま障害に苛まれたりする。言ってみれば私は「弱者」だ。

それでも助けてくれる人がいる。在住の日本人や現地の友達だ。

そういった優しさに触れて人への感謝や日本での恵まれた環境を認識するとともに、自分も他の人の役に立ちたいという気持ちを強く持つことができる。

またボイス・オブ・ユース JAPANでも取り上げられている「EMPOWER Project」1)の誰もがサポートされる側、する側になりうるという考え方を再認識することができる。

 

ここで「全国駅伝:富山編」にちなんで富山に関する興味深いデータを示したい。電話帳に登録されているデータをもとに作られるNTTタウンページデータベース2)によると、富山県は、2016年現在10年間もの間、10万人あたりの洋菓子店舗数が全国一多い。

その一方で、総務省家計調査3)による洋菓子購入額において、富山は上位にはこない。

なぜなのか。

理由は富山県民は人付き合いを大切にし、手土産としてお菓子を使うことが多いからと言われている。だから食費としての洋菓子購入額には表れていないのではないかと考えられている。

このように損得勘定ではなく「お互い様」という考えのもと、「気持ち」と言う名の菓子を介して、富山ではコミュニケーションがされている。いわば目先の利益以上に相互扶助の精神が強いと言える。

 

第二代国連事務総長、ダグ・ハマーショルド氏の言葉に

「国連は私たちを天国に誘うためではなく、私たちを地獄から救うために創設された」4)

ともあるように、国連の示す政策は、開発途上国も含め全ての国が目指すべき、ミニマム・スタンダードと言える。

では先進国の我々若者はどのような目標を持ち、どのような社会を作っていけばよいのだろうか。
そのヒントは意外と身近なところにあったりするのでは。

そんな大それたことを思いながら目先の課題に取り組む。


※幼少期より海外在住、留学経験のない人のことを指す俗語

1)https://voiceofyouth.jp/archives/263
2)https://tpdb.jp/townpage/order?nid=TP01&amp;gid=&amp;scrid=TPDB_G191<
3)https://www.stat.go.jp/data/kakei/5.html
4)http://www.unic.or.jp/activities/international_observances/un70/un_chronicle/hammargren/

富山県出身。20歳。金沢大学に籍を置き、現在はマレーシア・マラヤ大学に留学中。イスラム教国のクリスマスシーズンを満喫中。