全国ユースおうち会議 〜日常のありがたさに気づいて〜

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本日も、6月27日に行われた「VoYJ全国ユースおうち会議」の模様をお伝えします。私たちのグループは、「コロナ後の世界」というテーマについて話し合う予定だったのですが、後半には予想外の展開に?それでは、お楽しみください。

 

  1. メンバー紹介

 

敦朴(あつなお):大学3年生。長崎県出身。(事務局)

 

りか:大学2年生。和歌山県出身。(事務局)

 

あかね:大学3年生。東京都在住。

 

しょうだい:大学4年生。富山県在住。

 

たかしま:大学2年生。東京都在住。

 

 

  1. それぞれの状況・コロナ後の世界への思い

まず、自己紹介もかねて、それぞれの地域の現状や、コロナ後の世界に対する思いをシェアしました。

 

しょうだい:富山・石川などでは、感染者のいない状況がしばらく続いています。大学でも対面授業やサークル活動が少しずつできるようになってきました。友達にも会えることが増えて、個人的にはコロナ後の世界がすでに始まりつつあるような印象です。

 

たかしま:大学は、オンライン授業が続いていて、最近はサークルのオンラインミーティングが忙しいです。自粛期間には、自転車に乗ることが増えて、意外と遠くまで行けるんだなーって発見があったりもしました。状況が落ち着いたら、海外旅行に行きたいな。

 

りか:大学の授業がオンラインになったので、和歌山の実家で過ごしています。地元では、いろんな活動が再開されつつあるけれど、私は今も結構おうち時間を楽しんでいます。Web会議ツールを使って、普段はなかなか会えないような友達と話せることが増えたのは嬉しいな。

 

敦朴:僕は今、東京で一人暮らしをしているのですが、自粛期間中に自炊を始めました!早くコロナが落ち着いて、友達と気軽に遊びに行ける日が戻ってきてほしい。

 

あかね:オンライン授業が忙しいから、なかなか時間がないけれど、私も自転車で出かけたり、料理のレパートリーを増やそうとしています。コロナ後には、何より友達に会いたい!でも、コロナ後の世界っていつ来るのかな?いつになったら友達を遊びに誘ってもいいのかな?とか、わからないことが多すぎて、コロナ後の世界に漠然と理想を語るのもなんだか難しい。

 

りか:あかねさんの意見、とても大切だと思います。皆さんの話を聞いていて、友人の存在っていつも大切だけれど、このコロナ危機を通して、私たちの友人関係への思いが変化しているんじゃないかなと感じました。今回は、身近な友人関係に話題を限定して、これからの生活を想像してみませんか?

 

 

  1. コロナと友人関係

ということで、グループワークの最後には、コロナウイルスの影響を通して変化した、私たちの友人関係に対する悩みや思いについて語り合うことになりました。

 

あかね:私の悩みは、友達を遊びに誘っていいのかがわからないということ。東京では、毎日新規感染者が出ていて、大学もまだ始まってないから、友達と直接会うことをして良いのかわからないんですよね。オンラインの場合でも、自分は一人暮らしをしているから家で電話をしていても家族に迷惑をかけることはないけれど、実家暮らしの友達は家の都合とかあるんだろうなと思うと、連絡するのをためらってしまう。

 

しょうだい:確かに、オンラインミーティングやオンライン飲み会って、オフラインだとあり得ないような時間に開かれることもありますよね。いつまでも終わらなかったり、抜けるタイミングがわからなかったりすると大変です…。

 

あかね:そうそう。学校からの帰り道になんとなく遊びの予定を決めるみたいな「その場のノリ」の大切さを、今すごく感じています。

 

敦朴:僕もコロナで友人と会えなくなって、それまで当然だと思ってきた、当たり前のつながりのありがたさに気がつきました!一緒に授業を受けたり、学校帰りにご飯を食べに行ったり、何気ない日常が早く戻ってきて欲しい!!

 

たかしま:オンラインでもオフラインでも、これからは、一人一人がもっとよく考えて、自分の行動を選択していく必要があるのかもしれませんね。コロナ後の世界が、人と人とのつながりをもっと大切にして、互いに支え合える社会になるといいなと思います。

 

 

いかがでしたでしょうか?コロナウイルスの影響で、これまで以上にオンラインツールを活用した人と人との交流が盛んになりました。楽しい会話の裏には、もしかするとオフラインの時以上にそれぞれの複雑な思いが隠されているかもしれません。コミュニケーションに制約がある中でこそ見えてきた日常のありがたさや思いやりの大切さ。それらを、これからのより良い友人関係の構築に活かしていけたら素敵ですよね。オンライン上で正直な「ボイス」を届けてくださったユースの皆さん、本当にありがとうございました。

 


 

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