変えられない就活と変えられる自分と

https://www.pakutaso.com/20160312082post-7306.html
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この記事を執筆している今、いわゆる就職活動の真っ只中だ。

自分は一体何処へ向かうのか。

ここまでしんどい思いをしたのは久しぶり、いや、自ら命を絶とうとしたあの頃以上かもしれない。

過去に1度自ら命を絶とうとした経験がある。

今はただでさえ時間が不足しているが、他方で自身が所属しているコミュニティでの活動に同時進行で取り組んでいる。

そうでもして就活という枠の外と接点がないと、正気を保つことができない。

学生期間にまで割り込んで就活を展開する正当性はあるのだろうか。

少なくとも今の日本ではSDGs目標8『働きがいも経済成長も』の『働きがいも』の部分は既に達成が放棄されているのだろうか。

似たようなことしか言われない。

耳に胼胝ができるぐらいに聞き飽きた。

就職エージェントはよく分からないルールを言い出して止まらない。

会社の人事や内定者がもてはやされる。まさにカルト宗教のように。

もし会社との出会いが縁だというのなら、見送られたときにはこちらの力及ばずで罪悪感が貯まる。

決められた期間内で内定を取らないといけないという焦り。

追いつかないメッセージの返信。

勝機が見えない面接。

そうして自信を喪失していく。

起きることが億劫で寝込んでしまう。

他責的になっていく。

何事にも期待しなくなっていく。

それが繰り返されて精神的に骨抜きにされる。学習性無力感というものだろうか。

まさに悪循環さながら。

このような状態で果たして人間性を保てるのだろうか。

でもそんなこと会社側からしたら気にも留めない。

検索しても、解決策が見つからない。

だって、検索結果に表示される記事はどれも似たり寄ったりで、学生側に寄り添った内容ではないから。

どこにも救いがない。

 

海外で働きたい。

事業を起こしたい。

そんな夢を持って自分はITの技術職を志している。

もし就職活動をすることが夢を実現するためなのならば、もしかしたらそんな夢が足枷になっているのだろうか。

ならばいっそのこと就職活動を辞めてしまおうか。

 

…とまぁここまでいろいろ書いてきたが。

ごねてたって何が変わるわけじゃない。

救いがないなら自ら切り開いていくしかない。

そして、今辛いことでも、将来では笑い話になっているはず。

今後何もしなかったとしたら、きっと後悔する。

自ら命を絶つという選択肢は破棄されている。

あの頃の恐怖は忘れられないから。

自らの手で何かを変えていくのだとしたら、もしかしたら今がその時なのかも。

人生なるようにしかならない。

ケセラセラだ。

何事もどんとこいだ。

自分には自殺未遂を乗り越えたサバイバーとして誇りがある。

どんなことも乗り越えられる力がある。

これまでのように不死鳥の如く何度だって蘇ると信じているから。

生きろ、自分。

明日の自分のために。


 

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