今日は日本語の授業があった。
新聞の記事を読んで、 語彙の使い分けについてディスカッションを行う授業だ。
印象深かったのは、先生の
「一致」と「合致」がどう異なるかという質問。
どう異なるか、考えてみた。
私の場合、
「一致」はどの方向から見ても同じ姿であること
「合致」は相互に異なる姿であるとしても、合わさった時の相性がいいこと
だと定義した。
わかりやすく説明すると、以下の絵の通りだ。
「合致」はパズルと同じだと、私は思った。
個々人の考えが違ったとしても、最終的に意味することが同じなのであれば、
それも同様に「合致」であるだろう。
異なる者同士の、マッチングなんだ。
この授業を受けて、私は、
人間関係は「一致」ではなく「合致」で成立するのではないかと考えた。
少なくとも高校までは、趣味や好きなものが似ている、いわば「一致」している友達がいいと思っていた。
しかし大学生になるとで最近は性格や考えが違ったとしても、私が思考できずにいた観点で思考する友達を好むようになった。
私と友達との対話によって新たな共集合を見つけること
新しい発見を、新しい結論を引き出せること
私が知らなかったことを発見できるのは「合致」する人と関係を形成した時だと思う。
新しい経験と刺激が足りない日々だ。
このような些細な学び一つ一つを大切にして、よく噛んで消化していきたい。
21歳、韓国生まれ韓国育ちの留学生。都内の国立大学で経済学を専攻。日本には大学から留学しており、就職も日本でする予定。趣味はお菓子作り・料理、登山、筋トレ、雑誌コラージュなど。幅広い趣味を広く浅くやっている。人にお薦めされたもの・ことは是非とも体験せねば!と思う派なので、ついつい多趣味になりがち。
外国人として日本で暮らすことや、日々の気づきなどを発信する予定。