AIの発達からイノベーションを考えてみた

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AI、ロボット化という言葉を見かけない日がなくなりました。特に日経新聞の類のビジネス誌では。

 

「自分たちには関係ない」「具体的に何がどうなるんだ、、?」なんて声も、まわりでちらほら聞きます。

実は、かなり生活に結びついてくると思いますよ。それも、これまで当たり前だったことを、総じてひっくり返すようなカタチで。

 

どういうことか?

この投稿では、わかりやすい例を一つ紹介します。

出発点は、自動車の「自動運転」です。こちらもメディアで見かけない日はなくなってきましたね。

これまでに、およそ移動手段と呼ばれた、船、馬車、機関車、電車、飛行機、車、、、などなど、全ては「人間が操る」ことが当たり前だったわけです。

それが自動運転という技術では、人間は要らなくなる。機械を積んどけば勝手に目的地まで行ってくれるというから、恐ろしい文明の利器です。

 

さらに、もう少し突っ込んで考えると、例えば、この自動運転の技術がキャンピングカーのような住宅機能のある車に搭載されたらどうなるのか?

こうなると、今度は住宅の概念も変わってくるのではないか、ということにもなるわけです。

これまで住宅は動かないというのが当たり前だった。だから「不動産」=動かない資産、なんて言われてたんです。動くようになれば、それは「動産」なわけですね。車やバイクと同じ部類になるんです。

 

もう少し具体的にいいましょう。

住宅が動くようになって1番変わること、それは「住所」がなくなるということです。

家が動き出したら、住所なんて付けようがないですものね。

 

住所がなくなるって言われると、色々と困ることはあるでしょうが、私が真っ先に思いつくのは、amazonとか楽天の受取をどうしようか??ということです。

住所がなければ、荷物の取り寄せようがないですから。

 

まあ、、、いまだったら解決策はあるといえばあるんですけどね。

受取ロッカーを使うとか、コンビニ受取にするとか、宅配センターに取りに行くとか、、、自宅以外で荷物を受取ることの自由度は以前に比べれば高くなってきました。

 

しかしなんと!今ここまでで述べた文脈の全てを、かのamazonは見越しているような気がするのです。

それが昨年ニュースになった、amazonのマイカー配送サービスです。1)

 

このサービスは、スマホでamazonから商品を注文すると、GPSデータが飛ばされる。その場所にあなたの車があるなら、そこに商品を届けますよ、というものです。

 

このサービスは、アメリカから始まって、徐々に世界中に拡販していくようですが、ここまでで述べた、自動運転技術がいずれ不動産の牙城を崩して、物流にも大きな影響を与えにいく、、、という未来をamazonが見越して動いているような気がしてなりません。

 

本当のところは、確証は持てませんが、少なくとも、我々の生活に無関係ではないか、具体的に何がどうなるんだ?なんて疑問は愚問なほど、強烈なスピードで変化を遂げていることは、間違いなさそうです。


 

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