自分の「声」をあげること

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突然ですが、みなさんは自分の「声」の大切さについて考えたことはありますか?

 

私は、小さい頃自分の「声」なんてどうでもいいと思っていました。

「自分の声よりみんなの声!」を心に掲げていました。

小学校でも中学校でも、自分が主張することは、注目をあつめたり、荒波を立てたりするだけだから必要のないものだと思っていました。

授業中にトイレに行きたいときでさえ、それを言うのがどれだけ怖くて勇気が必要だったことか。(笑)

みんなで同じ意見になることが平和だと信じていたし、人と違う意見は決して持たないように、考えないようにしていました。

 

そんな考え方が変わったのは一つの言葉との出会いがきっかけです。

それが、「Your Voice Matters.(あなたの声は大切。)」です。

中学生の私はこんなことを言われるのが初めてだったので、衝撃と戸惑いと喜びと不安で胸がいっぱいになったことを今でも鮮明に覚えています。

 

でも、声をあげるって言われても難しいですよね。

投票権も18歳までないし、友達にまじめな議題を持ち掛けるのも気が引けるし、Twitterで意見を言うのも怖いし…。

ここで指摘したいのが、「声をあげること」=「難しいテーマや時事問題についての批判」なんてことは全然ないということです。

私が考える「声をあげること」ということは、「見て見ぬふりをしないこと」です。

見たことに対して、ちゃんと自分の主張をすることです。

見るものって日々いろいろありません?

毎日出てくるごはん、学校の友達の顔、誰かのツイート…。

それに対して、自分の意見を述べる、意思を表示することなら、今日から始められませんか?

ごはんが美味しいと笑うことが、親の頑張る力になるかもしれない。

友達に気軽に一言かけることが、その子の救いになるかもしれない。

誰かのツイートにいいねをすることが、社会に変化をおこす一部になるかもしれない。

しかも、主張の形は必ずしも話す言葉である必要もありません。

手紙、絵、ダンス、歌、本などを通して伝えられる想いがあります。

ただそばにいることだけで伝えられる想いもあります。

 

自分の声なんて必要ないと思っている人がいたら、そんなことは絶対ありません。

自分の声を大事にすることは、自分の価値を自分で認めるということです。

ですので、まずは自分の声を無視するのをやめましょう。

そして、周囲の様々なことに対して見て見ぬふりをするのもやめましょう。

せっかく自分たちの声が大きな力を秘めているのですから、存分に活用し、楽しみませんか?


 

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