頭の良さ

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こんにちは!初めて記事を書かせていただきます。大学生のYYTと申します、よろしくお願いします!

 

今回私が扱うテーマは「頭の良さ」についてです。よく誰かが「あの人頭いいよね」「天才じゃん」とか言っているのを耳にします。自分のテストの点が低いのは頭が悪いからだ、と思ったことがある人もいるかもしれません。私もそう思っていました。そのような方に特に読んでいただきたい内容になっています。

 

そもそも「頭が良い」とはどういうことなんでしょうか?上記のようにテストの点や模試の点など勉強面で優れている際によく使われているイメージがあります。ただ、この優れているというのは単にテストの点数が高いというだけではないと私は考えています。仮にテストで90点を取った子がいたとして、その子が実は毎日10時間勉強していたとなると、それは納得ですよね?効率の良くない方法で勉強していたとしても、長時間勉強すれば良い点数が取れることもあるでしょう。

ここでは、「頭が良い」人を「要領が良い」人と定義して考えることにしましょう。つまり、勉強量が相対的に少なくても周りより高い点数を取ることができるような人のことです。

 

頭の良さというのはしばしば先天的なものとして捉えられます。頭の良さは生まれた時から変わらないもの。だから自分は一生テストの成績が悪くて、勉強しても意味がないんだ。という風に勉強を諦めてしまう人を何人も見てきました。頭が悪いからいくら勉強してもテストの点数は上がらないんだと。

 

本当にそうでしょうか?

頭の良さは一生変わらないのでしょうか?

 

いえ、変わります。変えられます。

 

ここからは私の体験談が少し入ります。自分語りが嫌な人、申し訳ありません。

私が高校に入学してすぐ、校内模試がありました。割と対策して模試に臨んだのですが、結果はあまり振るわず中の上くらい。ところが、周りには全く勉強せずに自分より高い点数をバンバン取る人が沢山いました。私はこの事実に愕然としたと同時に、「自分は頭の悪い人間なんだ。だから人よりもっとやらなきゃいけない」と感じました。そうして半年間同級生の中ではかなり多めに勉強しました。そしたら4位/279人まで到達できました。これは努力が反映されただけだと思う方もいるかもしれませんが、それだけではありません。実は、半年間の中で量をたくさんやったのは最初の3ヶ月だけで、後半の3ヶ月は部活に熱を入れたと同時に勉強時間は前半の半分ほどになっていました。それでもここまで成績が伸びたのです。なぜか。

 

それはずばり頭が良くなったからなんです。そう、頭は良くなるんですよ、これが。

もちろん始めは、量に対する成績の伸びが他の人に比べたら低いかもしれません。しかし、量をこなしていくうちに「この科目はこう勉強した方が短時間で済むなぁ」「英単語はテストの前日に1時間やるより1日10分電車でやったほうが定着しやすいぞ」ということが分かってくるんです。これらは量をこなして試行錯誤しないと得られない結果です。ですのである程度の努力は必要ですが、努力すればするほど計画性や戦略を練る力がつき、どんどん効率が上がっていきます。更に短時間で物事に取り組む集中力もつき、部活やバイトとの両立もしやすくなります。部活と両立するためにはまず頑張らないといけないわけですが、そうすることで本当の青春を楽しめると思います。

 

今、自分の要領の悪さに辟易としている人へ。まず努力しましょう。そして自分の行動を頻繁に省みて、どんどん改善していきましょう。その先に「頭の良い」あなたが待っています。


 

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