わたしのすいば!〜花宴編〜

日々/自分
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この4月から京都に住むことになりました。なんでそうなったのか、自分でも飲み込めていない部分が多々ありますが、せっかくの京都ライフ!この素敵な古都の中に小さな幸せを見つけていけたらいいなと思っております。

とはいえ、人間は怠惰なもの(私だけかも?)。ぼーっとしてたらただ時が過ぎていってしまいそう。なので、見つけたものをここに記して、日々の素敵なものを見つける虫眼鏡に、歩く杖に、していこうかなと思います。気取らず、飾らず、日々のなんでもないことを綴っていきます。
写真を始めた人は、写真を撮るために、いつの間にか外をよく歩くようになるという話を聞きます。私にとってこの場所が、そんなふうになったらいいな。

「すいば」というのは、京言葉でお気に入りの場所、自分だけの秘密の場所という意味で、「好い場」とか「粋場」と書くそうです。秘密基地を覗くような感覚で、私の日常を覗いていってくださいな。
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今日は鴨川で趣味のクラリネットを練習。桜が満開に咲いた川辺でピクニックをしたり、お散歩をしたり、楽器のセッションをしたり。思い思いに休日を満喫する人たちの間で、景色に溶け込みました。開放感があってなんだか気持ちいい。

隣に座っていたおじさんが突然「うわあっ!」と声を上げたので、驚いて見てみると、とんびがサンドイッチをかっさらっていきます。つられて大声をあげてしまい、見つめ合うこと数秒。気まずくも愉快な瞬間でした。

しばらくの休憩ののち、おじさんがランニングに戻るとき、私にぺこりと会釈。会話はなくとも、ともにとんび事件を乗り越え、同志になった気分でした。

目の前を歩いていった女の子がこちらを見つめてくれていました。手を振ったら振り返してくれてほっこり。私が吹いていた「虹の彼方に」を知っていたのかな。

私にとってまだ縁もゆかりもない京都での生活で、時に寂しさを感じますが、アラン・メンケンさんの名曲がご縁を運んできてくれた気がしました。音楽って素晴らしい。
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なんだか証拠品陳列みたいな写真だなあ、素敵な写真が撮れるようになることも京都生活での目標です

関西のお菓子といえば「カール」(ほんとか!?八つ橋とかいろいろあるだろう!?)。東京で生まれ育った私にとって「カール」は、噂には聞くけれど手に入らない、未知のお菓子でした。どんな味かわくわく!

「うすだし」味はやわらかく、どこか懐かしくなるような優しい味。お菓子でだしの味って珍しいですよね。古都京都の雰囲気をスパイスに、素朴な美味しさを噛み締めました。

「チーズ」味は少し甘味があって、定番!という感じのチーズの味。これを書きながら食べているのですが、夜に食べ出すと止まらないですね。
明治製菓さん、ぜひ全国販売をしてください。
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京都はなんだか川が多いような気がします。お散歩をしているとしょっちゅう川を見つけては、水の音に耳を傾けたり、写真を撮ったり。葉桜の季節になってきたので、満開の時とはまた違った、瑞々しくて元気が出るような景色でした。

私は川のない町で生まれ育ったので、川のある生活は憧れでした。いつか欄干にもたれて風に吹かれながら物思いに耽ってみたいな、なんて、まるで映画のシーンのようなことを想像していました。

というわけで、やってみました!!

ざらざらした石の手すりにもたれて、ふっと一息。陽の光を写してきらきらと輝く水面と、なんだか落ち着く水の音、うっすらと香ってくる川の匂いに身を委ねてぼーっとします。観光客の多い京都の街の喧騒が後ろを通り過ぎていく中、自分の周りだけが静かで、ふと世界から切り離されているような心地がしました。

今日は昼過ぎで陽の光と緑が眩しかったけれど、違う時間、違う天気、違う季節にはどんな表情を見せてくれるのかな。
この生活での楽しみがちょっとだけできました。
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いかがだったでしょうか。
始まったばかりの京都生活。読んでくれるみなさまと、日々の中に楽しみを少しずつ見つけていけたらいいなと思います。




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