あなたの選ぶ、邦楽の名盤【VoYJ・前編】

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こんにちは、VoYJ編集部です!

過去に、編集部の音楽好きの2人に、大好きなロックについて、「ロックの名盤10」をテーマに対談してもらった記事を出しました。(現在Part 2以降を鋭意製作中です!ごめんなさい!!)

それに倣い、今回はVoYJ4周年のテーマ「音楽」に合わせて、「あなたの選ぶ、邦楽名盤」という企画を考えました。

今回はVoYJだけの企画ではなく、編集部メンバーの飯山が地元小田原でやっている「おだわらSDGsユースレイディオ」とのコラボも実施します!

飯山、前回の企画でも登場した編集部の植田、ラジオパーソナリティーを務めるももかさんの3人で、邦楽の名盤を語り尽くします!

各人4枚づつ選び、2枚をVoYJの記事内で、残り2枚は「おだわらSDGsユースレイディオ」12月の放送で紹介します。今回はVoYJの記事の前編です。「おだわらSDGsユースレイディオ」の紹介は記事の最後に!!

前回同様、それぞれのアルバムのジャケットにはアルバムのリンク(Spotify)が貼ってある他、最後には各アルバムから2曲を厳選したオリジナルプレイリストをつけていますので、ぜひ聞いてみてください!それでは行ってみましょう!!


飯山
今回はみなさんに、それぞれが選ぶ邦楽の名盤4枚を選んできてもらいました!今回はVoYJで記事になるほうです。皆さんはどんな感じで今回のアルバムを選びましたか?
植田
僕はロックが大好きなので、日本のロックっていうのが、音楽そのものとどういうふうに向き合ってきたのか、その試行錯誤の過程みたいなのが表れているアルバムっていうのが、僕にとっての名盤って言うんじゃないかなと思ったので、そういう基準で選んでます。
飯山
なるほど!!ロックっていうのが、音楽そのものとどういうふうに向き合ってきたのか…素敵ですね。ももかさんはいかがですか?
ももか
私は音楽を聞くとき、YouTubeで検索して、1曲1曲見つけてミックスリストを作ることが多いんです。なので昔からアルバムというまとまってる単位で借りるのが、アニソンばっかりで、ディズニー、ジブリから始まり、ドラえもんの主題歌集とかコナンの主題歌集とかそんなんばっかだったんです。だけどその中でもこの曲を聞きたいと思って探したら、そのアーティストのアルバムに入っていたとか、そういう経緯で、自分が初めて買ったアルバムとかはあったので、今回はそれをお話できたらと思って持ってきました。そういった意味で、本当に聞いたことある、ちゃんと1つのアーティストのアルバムの中から、より思い入れの曲が入ってるものを選んできました。
飯山
お二人ともありがとうございます!
私はですね、今回選んだアルバムは、シンプルに自分がめちゃめちゃ聞き込んだアルバムというか、自分の一部を構成していると言っても言い過ぎではないような、自分の中に思い出でもあるし、今でもたくさん聞くものを選んできました。同時に、世間的にも名盤とされてるようなものが多いかなと。できれば年代もちょっとバラバラにしようかなと思ってばらつきを持たせてみました。

 

飯山1枚目

飯山
それでは私から紹介させてもらいます!
1枚目は、ゆらゆら帝国ってバンドの『空洞です』っていうアルバムです。
ゆらゆら帝国、通称ゆら帝は、サウンド的にはサイケデリックロックのような部類に属するもので、バンドの初期はガレージロックって感じの、歪んだギターで荒々しいサウンドだったんですが、後期になるにつれて、音の反復を頻繁に使った浮遊感のある感じ、クラウトロックみたいな感じだったり、より実験的な曲作りをするようになりました。そしてこのアルバムはその集大成というか、2010年の解散前ラストアルバムです。
まさにゆら帝の完成系とされているアルバムなんですけれども、ゆら帝の良さは、その空虚感みたいなところなんですよ。
音的には、引き算的に作られてて、余計だと思ったものが極限まで削ぎ落とされてる感じがある。歌詞としても、身体性とかエモーショナルな部分をそぎ落としたものになってて、例えば何か虫であったり、空き家、人工衛星とか、そういう人間でないものが歌詞の中に据えられたりしています。そういう感じで、無機質な感じがある。
いろんなものが削ぎ落とされた、その空虚感や虚無感が、逆に感情を揺さぶるんです。俺らの中にもその虚無感みたいのが存在してて、その虚無感が肯定される感じというか、くすぐられる感じ。その虚無感っていうのも一種の感情だとも思うんですが。エモーショナルじゃないんだけど、自分の虚無感に寄り添ってくる感じのサウンド、坂本慎太郎さんの歌い方とかが、独特でたまりません。
おすすめの曲を上げるとしたら、このアルバムのタイトルでもある「空洞です」っていう曲が、もう本当にその境地みたいな、ソリッドなサイケの境地みたいな曲なのでぜひ聞いてほしいなと思います。部屋にこもりっきりで、何かで頭を満たしたい!みたいなときとかかに聞くとすごくいい。聞けば聞くほど良くなっていくアルバムなので、ぜひ聞いてみてほしいです!

植田1枚目

植田
1枚目ははっぴいえんどの『風街ろまん』というアルバムです。
これどういうアルバムというと、一言で言うと日本語ロックって何だろうっていうのを考えた末に、生み出されたアルバムって言っていいんじゃないかなって思っていて。ロックって日本で生まれたわけでもないし、海外で生まれてそれが日本に持ってこられて、日本人がかっこいいって言って聞くようになってっていうふうに、段々日本になじんできた音楽だけど、じゃあ自分たちがそれをやるときに、結局それは真似事で終わっちゃうのかなっていうふうに、はっぴいえんどは相当考えてたと思うんです。
そして行き着いた結論としては、日本語でロックを歌ってみよう、全部日本語の歌詞でロックを奏でることはできるのかなっていう。そう言った試行錯誤だったり、ビジョンのもとに作られたアルバムになっています。曲たちには、それ自体が持っているどこか懐かしさを感じるもの、別に自分が行った場所ではない自分が体験した時間ではないにもかかわらず、そこにいたんじゃないか、それを経験したんじゃないかと思わせるような不思議な郷愁っていうのが含まれているんです。
そういったアルバム自体の魅力もそうなんですけど、その過程の魅力っていうのも込みで、このアルバムっていうのは本当に名盤と言っていいんじゃないかなと思って選びました。
おすすめの曲としては、有名な曲なんですけど、「風をあつめて」っていうすごい綺麗なギターの音色に乗せて、日本語で文学的な歌詞が語られています。文学的っていうのは、「何何したんです」「何何が見えたんです」みたいな、そういう朴訥と語っていくような歌詞っていうのも魅力で、このアルバムの中でおすすめしたいってなったら選ぶ曲ですね。
飯山
私もめちゃくちゃ好きなアルバムで選ぶか迷いました!!笑
このラジオでも「はいからはくち」とか流したことありますね。ベースとかすごいかっこよくて。

 

ももか1枚目

ももか
私はBUMP OF CHICKENがすごい好きで、好きになったきっかけが母が「天体観測」という曲が好きだったっていうので、YouTubeですごい聞いてたんですね。そうしていたら小学校高学年ぐらいのときにたまたまNHKでBUMP OF CHICKENがライブをやっていて、NHKのスタジオの中でそこで「ガラスのブルース」を歌ってたんですよ。初めて聞いたんですけど、めちゃくちゃ好きだ!ってなりました。なんかかっこいいし、猫は歌うよって始まる、猫のお話みたいな感じなんだけど、生き方かっけーじゃん!すごい良いな!と思いました。この曲聞きたいなと思ったんですが、YouTubeで聞くのもな〜と思って調べてみたら、BUMP OF CHICKENの最初のベストアルバム『BUMP OF CHICKEN I [1999-2004] 』に収録されてるっていうのを知って、TSUTAYAでレンタルをしに行ったのが、多分私が一番最初にアーティストのアルバムを借りて聞いた瞬間でした。
このアルバムは一番最初から「ガラスのブルース」なんですよ。これすごいテンション上がって、家の車の中でよく流していました。
他に好きな曲として、なんとなく流してるうちにすごい印象に残ったのが、また猫ちゃんの話なんですけど、「K」っていう曲が好きで、ホーリーナイトて名付けた野良猫の生涯というか、生きざまみたいなものを語っている曲で、動物好きなのもあって、良いなって思うんですよね。描かれている猫の生き方、生きざまが本当になんだか刹那的というかすごい好きです。
本当に何か、小学校の頃、たまたま選んで、実はそこでしか出会えなかったかもしれないですし、今でもBUMP OF CHICKENが好きなので、運命じゃないですけど、出会いっていうのを感じたアルバムでした。
植田
素敵ですね。なんか初めて聞いたときの感動とか、初めて好きな音楽と触れ合ったときの初期衝動みたいものって、ずっと忘れないですよね。

前編では3つのアルバムを紹介しました。
それぞれから2曲ずつ選んだプレイリストはこちらです。ぜひ聞いてみてください!

 

「おだわらSDGsユースレイディオ」は毎週金曜日22:00〜FMおだわらにて放送しています。
コラボの初回の放送は12/2(金)です!
こちらからお聴きいただけますので、ぜひお聞きください!!

後編もお楽しみに!!


 

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