面と向かって話すということ

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僕は4月から大学生として新たな環境で生活をしています。大学生となって3ヶ月が経とうとする今、改めて感じることがあります。それは、面と向かって人とコミュニケーションを取ることの大切さです。

僕の通っている大学では、多くの授業がオンデマンド配信や同時双方向型などオンラインで行われています。(2022年6月現在)入学してすぐのころは、家で受けることができるオンラインの授業は、移動時間もなく、さぼろうと思えば自分の裁量でさぼることができるなど、メリットを感じることもありました。しかし、だんだん大学の授業に慣れてくると、人と面と向かって話すことができないとよいコミュニケーションを取ることは難しいな、と僕は思うようになりました。それは、すべての授業がオンライン授業ではなく、週に2、3回対面の授業があるというイレギュラーな環境だったからかもしれません。

僕は大学の楽しいところの1つに、人と会って高校までとは違う何かをすることができるということが挙げられると思います。例えば、バイトやサークル、旅行にでかけたり、趣味を一緒に楽しんだり…。今挙げたものすべてに共通していることは誰かと話をして、同じ時間、空間を一緒にするということです。

僕も含めて、デジタル・ネイティブ世代にとってはスマホ・パソコンがあるのは当たり前です。現実(リアル)の世界でつながっている人よりもオンラインの人のほうが仲が良いという人も増えてきています。その流れはコロナ禍によって大きく加速したと思います。今では、大学の授業をはじめ、仕事や様々なイベント、遠くに住んでいる親戚と正月やお盆の時期に会うなど、多くの人とのつながりをオンラインで行うことができます。1日中誰とも直接会わなくても生活が成り立つようになりました。これは、社会が進化したということでもありますが、同時に面と向かって人と話す機会が減ったということでもあります。これは言い換えると、人と人が時間を直接共有することが減ったということです。

人と直接会って時間を共有することで、さらにもう一段階会った人との仲や関係が深まると思います。その時には新たな発見もあると思います。その繰り返しが自分の中の心の充実感につながっていくと思います。面と向かって話すことの大切さを、コロナに学生時代を振り回された今の10代だからこそ、強く訴えたいです。


 

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