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	<title>国際協力 | ボイス・オブ・ユース JAPAN</title>
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	<item>
		<title>UNICEFイエメン事務所 小川亮子さんインタビュー</title>
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		<comments>https://voiceofyouth.jp/archives/5571#respond</comments>
		<pubDate>Mon, 13 Feb 2023 03:00:48 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[Fukui]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[インタビュー]]></category>
		<category><![CDATA[イエメン]]></category>
		<category><![CDATA[エンパワーメント]]></category>
		<category><![CDATA[国際協力]]></category>
		<category><![CDATA[子ども]]></category>
		<category><![CDATA[平和]]></category>
		<category><![CDATA[戦争]]></category>
		<category><![CDATA[紛争]]></category>

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		<description><![CDATA[<p>10月9日（日）の午前、UNICEFイエメン事務所で子どもの保護専門家として働いていらっしゃる小川亮子（おがわ...</p>
<p>The post <a href="https://voiceofyouth.jp/archives/5571">UNICEFイエメン事務所 小川亮子さんインタビュー</a> first appeared on <a href="https://voiceofyouth.jp">ボイス・オブ・ユース JAPAN</a>.</p>]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p><span style="font-weight: 400;">10月9日（日）の午前、UNICEFイエメン事務所で子どもの保護専門家として働いていらっしゃる小川亮子（おがわ・りょうこ）さんにVoYJ広報部のメンバーがインタビューをさせていただきました！<br />
</span><span style="font-weight: 400;">（インタビュアー：VoYJ広報部　福居・柳田・金澤）</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">読者の皆さんが「紛争や平和」について考える機会になれば幸いです。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<h4><strong>小川亮子さんの経歴（UNICEFのHPより）</strong></h4>
<p><span style="font-weight: 400;">大学卒業後：</span></p>
<p style="padding-left: 30px;"><span style="font-weight: 400;">ハンガリーにて日本語教師のボランティアを行っていた際、旅行先のクロアチアでストリートチルドレンを見たことが子どもたちへの支援に興味を持つきっかけに</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">帰国後：</span></p>
<p style="padding-left: 30px;"><span style="font-weight: 400;">民間企業や日本でNGOのインターンをする中で、さらに幼児教育や就学前教育に興味を持つように</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">大学院入学：</span></p>
<p style="padding-left: 30px;"><span style="font-weight: 400;">本格的に勉強したいと思い、ロンドン大学の教育・保健衛生・国際開発修士課程（Education, health promotion and international development）へと進学し際開発・教育で修士を取得。この時のテーマは、エイズ孤児のメンタルヘルスなど</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">大学院卒業後：</span></p>
<p style="padding-left: 30px;"><span style="font-weight: 400;">バンコクにあるUNESCOアジア太平洋地域事務所でインターン<br />
</span><span style="font-weight: 400;">2009年にはセーブ・ザ・チルドレンのモンゴル・ウランバートル事務所で子どもの保護の仕事に従事。<br />
</span><span style="font-weight: 400;">その後、在タジキスタン日本大使館で “草の根無償資金グラント” 担当として助成金の募集や選考を行いタジキスタンで行われる様々な助成事業を担当。<br />
</span><span style="font-weight: 400;">日本に帰国後は２年間外務省に勤務。<br />
</span><span style="font-weight: 400;">2014年2月より国連ボランティアとしてUNICEF中央アフリカ共和国事務所で子どもの保護に従事。マリ事務所で子どもの保護専門官。<br />
</span><span style="font-weight: 400;">2021年の夏からイエメンにて勤務。現在は性暴力を含むジェンダーに関する暴力に関して、子どもや女性の保護／被害の予防に取り組んでいる。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<h4>インタビュー</h4>
<p><span style="font-weight: 400;">福居：早速ですが、</span><span style="font-weight: 400;">紛争下で子どもたちはどのような危険にさらされていますか？</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-weight: 400;">小川：すぐに考えつくだけでも、子どもたちは次のような危険に直面しています。</span></p>
<ul>
<li><span style="font-weight: 400;">空爆・地雷・銃撃戦等で死傷してしまう危険</span></li>
<li><span style="font-weight: 400;">従軍をさせられる（子ども兵士やスパイ、荷物持ち、料理係、兵士の妻などとして）</span></li>
<li><span style="font-weight: 400;">家族との離散や目の前での殺傷など、過酷な経験によって心理的なトラウマを受ける</span></li>
<li><span style="font-weight: 400;">学校に行けず、教育を受けられない</span></li>
<li><span style="font-weight: 400;">新生児に必要なワクチンを打てない</span></li>
<li><span style="font-weight: 400;">水道システムなど、生活に必要なインフラが破壊される</span></li>
<li><span style="font-weight: 400;">衛生的な環境で暮らせなくなる</span></li>
<li><span style="font-weight: 400;">家庭の困窮が原因で、児童労働や児童婚から逃れられない</span></li>
</ul>
<p><span style="font-weight: 400;">他にも挙げようとすればきりがないほど、子どもたちの心や体は多くの危険にさらされています。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-weight: 400;">福居：紛争下では、直接的な死傷にとどまらず、私たちの想像もつかないような多くの危険が子どもたちに迫っているのですね。小川さんは、そのような状況下で、</span><span style="font-weight: 400;">子どもたちの教育やメンタルケアに力を入れられていたと思います。ご経験の中で、教育やメンタルケアが大切だと感じた瞬間はありますか。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">小川：はい、たくさんあります。イエメンでは、内戦が始まってから９年目に突入しました。紛争が始まった頃に小学校に入学した子どもたちは、もう中学校を卒業しているはずの年齢です。子どものころの９年間を紛争下で過ごすということは、非常に重大な問題だと考えています。学校は勉強をする場だけではなく、友達と遊んだり安全な遊び場があったりと、子どもが成長し、社会性を身につける場でもあります。このような場が破壊されることは、将来を担うはずである子どもたちの大切な成長の機会が奪われている、つまり、将来の国のあり方が奪われているということになります。UNICEFは、学校の修築や先生の研修、給料の援助といった学校を復興させる支援の他にも、女の子にも教育の場が与えられるような啓発活動や、子どもたちが抱える問題を先生に相談できるような環境づくりに取り組んでいます。また、</span><span style="font-weight: 400;">心理的なトラウマを抱える子を早期に発見して治療できるシステム作りにも力を入れています。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<div id="attachment_5572" style="width: 810px" class="wp-caption alignnone"><img class="size-large wp-image-5572" src="https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2023/02/image2-min-1024x768.png" alt="" width="800" height="600" srcset="https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2023/02/image2-min-1024x768.png 1024w, https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2023/02/image2-min-300x225.png 300w, https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2023/02/image2-min-768x576.png 768w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /><p class="wp-caption-text">©Ryoko Ogawa</p></div>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-weight: 400;">金澤：暴力の被害を受けた家族や地域社会は、どのような影響を受けてしまうのでしょうか。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">小川：目の前で家族や友達が暴力にさらされていたり、仲間を助けられなかったりというような経験は、深刻な心理的トラウマとなり、家族の崩壊や、ひいてはコミュニティが保てなくなることもあります。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">少し話は逸れますが、避難民キャンプでは、さまざまな原因により、家族やコミュニティから離脱して避難している女性が多くいます。彼女たちには、守ってくれる人や環境がなく、弱い立場に置かれやすいです。そのため、性暴力が起きやすくなる環境下でいかに被害を予防できるかも、UNICEFの重要な役割だと考えています。夜中でも安全にトイレを使用できるように、電灯をつける、内側から鍵をかけられるようにする、といった取り組みもその一つです。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;"> </span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">柳田：イエメンでは長い間、国を分かつような紛争が続いています。そのような状況下で育ってきた子どもたちは、敵対する集団に対して、憎しみや対立感情を抱かざるを得ないと思います。そのような中でも、対立感情を和らげ、平和を構築していくために、何か取り組まれていることはありますか。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">小川：確かにそれはとても大切な視点ですね。実際に、敵対している双方に政策や教育カリキュラムがあるため、その下で育った子どもたちにとって、対立感情は拭えないものとなってしまいます。対立感情を和らげていくのは、時間もかかり、簡単なことではありません。しかし、それを乗り越える力を持っているのもまた、子どもたちであると考えています。イエメンではありませんが、中央アフリカでは、UNICEFのサポートにより、紛争終結後に、子ども国会（Children’s Parliament）が開かれ、各地から集まった子どもたちが、今後の国のあり方について話し合いました。それは現在まで継続されています。紛争を引きずらず、紛争の経験を経てどのように平和な国を築いていくか。それを子どもたちが考え、声を上げることには、とても意味があり、UNICEFがそれをどうサポートしていくかも重要だと思います。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">柳田：子どもを「守る存在」として捉えるだけでなく、「エンパワーメントする存在」として捉えるといった点にはっとさせられました。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;"> </span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">福居：私は、ニュースで紛争下の悲惨な状況を見るたびに、自分の無力感に打ちひしがれることがあります。</span><span style="font-weight: 400;">日本で暮らすユースが国際平和のためにできることは、何かありますか。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">小川：国連職員やNGO職員でなくても、日本の若い方たちができることは本当に沢山あると思います。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">①まず遠く離れた地域で起こっている紛争についてできるだけ自分事として考えてみる。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">自分が被害を受けたこの子の立場だったら……と一歩踏み込んで考えてみる。関心のある事柄からでよいので多くの情報にあたって学び続けること。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">②日本ではあまり取り上げられないような地域紛争について関心を持ったり、声なき声に気づいてあげたりすること。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">できればそのような人たちのために自分が声を上げる、または他の人が上げている声に賛同するといったことでも十分だと思います。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">③可能ならば自分の目で海外の現場を見ること。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">価値観や考え方を見直す機会になると思います。また海外の人と関わり合う中で、「自分は日本人だから……」と他国の人の身に起こっていることを切り離すのではなく、同じ人間として親身に捉えることができるようになると思います。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;"> </span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">福居：日本のユースが紛争のことについて学べる媒体は何かありますか？</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">小川：私のおすすめは以下に挙げる通りです。私の好みなので少し偏ってしまっているかもしれませんが（笑）</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">【書籍】</span></p>
<ul>
<li><span style="font-weight: 400;">ハンス・ロスリング『FACTFULNESS』</span></li>
</ul>
<p style="padding-left: 30px;"><span style="font-weight: 400;">―数字から得られる情報をどうかみ砕いたらよいのかなど、情報の見方を学べる。</span></p>
<ul>
<li><span style="font-weight: 400;">東大作（編）、緒方貞子（序）『人間の安全保障と平和構築』</span></li>
<li>緒方貞子『女性と復興支援―アフガニスタンの現場から』</li>
<li>中村哲『天、共に在り　アフガニスタン30年の戦い』</li>
</ul>
<p style="padding-left: 30px;">―自分にとってのロールモデルを決め、その人の著作から学び始めてみる。</p>
<ul>
<li><span style="font-weight: 400;">ジャレド・ダイアモンド　『銃・病原菌・鉄』</span></li>
</ul>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-weight: 400;">【オンライン教材】</span></p>
<ul>
<li><span style="font-weight: 400;">RFI</span></li>
</ul>
<p style="padding-left: 30px;"><span style="font-weight: 400;">―フランスの国営ラジオ。 フランスが宗主国だったアフリカ諸国の情勢について知ることができる。英語でも聴ける。</span></p>
<ul>
<li><span style="font-weight: 400;">ganas（<a href="https://www.ganas.or.jp/">https://www.ganas.or.jp/</a>）</span></li>
</ul>
<p style="padding-left: 30px;"><span style="font-weight: 400;">―途上国・国際協力に特化したNPOのwebサイト。記事の読み方や書き方を学べる講座もおすすめ。</span></p>
<ul>
<li><span style="font-weight: 400;">クーリエジャポン （<a href="https://courrier.jp/">https://courrier.jp/</a>）</span></li>
</ul>
<p style="padding-left: 30px;"><span style="font-weight: 400;">―世界で起きたニュースを日本語に翻訳し、記事にしてくれているサイト。</span></p>
<ul>
<li><span style="font-weight: 400;">Key Noters（<a href="https://keynoters.co.jp/">https://keynoters.co.jp/</a>）</span></li>
</ul>
<p style="padding-left: 30px;"><span style="font-weight: 400;">―ジャーナリストや専門家など、各分野に造詣の深い方が講師を務め、セミナーを開催している（オンラインコンテンツもある）。マリで働き始めた後で「アフリカ概論」を受講。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-weight: 400;"> 小川さんの現地でも学び続ける姿勢に敬服しました！</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;"> </span></p>
<h4><strong>感想</strong></h4>
<p><span style="font-weight: 400;">柳田：すごく貴重なお話をありがとうございました。日本にいると、紛争のことが身近に感じられず、現地でどのようなことが起こっており、職員の方たちがどのような思いで働かれているのかを具体的に知る機会がないので、貴重な経験となりました。自分も、将来は国際機関で平和に関するような仕事をしたいと思っているので、すごく参考になりました。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">金澤：紛争下の子どもたちがどのように希望を持ち、エンパワーされていくのかについて興味深くお聞きしていました。ありがとうございました。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">福居：現地で働かれている職員の方の言葉には、とても重みがありました。海外で起きている紛争を、出来る限り自分事として捉え、何か働きかけられないかを考え続けたいと思います。</span></p>
<hr />
<p>&nbsp;</p>
<div class="saboxplugin-wrap" itemtype="http://schema.org/Person" itemscope itemprop="author"><div class="saboxplugin-tab"><div class="saboxplugin-gravatar"><img src="https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2021/01/pasted-image-0-2.png" width="100"  height="100" alt="" itemprop="image"></div><div class="saboxplugin-authorname"><a href="https://voiceofyouth.jp/archives/author/fukui" class="vcard author" rel="author"><span class="fn">Fukui</span></a></div><div class="saboxplugin-desc"><div itemprop="description"><p><span style="font-weight: 400">VoYJ広報部員。</span></p>
</div></div><div class="clearfix"></div></div></div><p>The post <a href="https://voiceofyouth.jp/archives/5571">UNICEFイエメン事務所 小川亮子さんインタビュー</a> first appeared on <a href="https://voiceofyouth.jp">ボイス・オブ・ユース JAPAN</a>.</p>]]></content:encoded>
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		<title>UNFPAケニア事務所 新井さつきさん【第３弾】</title>
		<link>https://voiceofyouth.jp/archives/4920</link>
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		<pubDate>Fri, 25 Mar 2022 03:00:03 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[金澤伶]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[イベント]]></category>
		<category><![CDATA[インタビュー]]></category>
		<category><![CDATA[UNFPA]]></category>
		<category><![CDATA[キャリア]]></category>
		<category><![CDATA[ケニア]]></category>
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		<category><![CDATA[国連]]></category>
		<category><![CDATA[国際協力]]></category>
		<category><![CDATA[駒場祭]]></category>

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		<description><![CDATA[<p>こんにちは、VoYJ事務局です。 今回は、2021年11月21日（日）の東京大学駒場祭にて国連人口基金（UNF...</p>
<p>The post <a href="https://voiceofyouth.jp/archives/4920">UNFPAケニア事務所 新井さつきさん【第３弾】</a> first appeared on <a href="https://voiceofyouth.jp">ボイス・オブ・ユース JAPAN</a>.</p>]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p><span style="font-weight: 400;">こんにちは、VoYJ事務局です。<br />
</span><span style="font-weight: 400;">今回は、2021年11月21日（日）の東京大学駒場祭にて国連人口基金（UNFPA）ケニア事務所の新井さつきさんをお招きして開催したトークセッションの内容を記事にしてお送りします。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">日本政府のJPO制度（※）を通じてケニアに派遣されている新井さつきさんは、2020年からUNFPAケニア事務所でジェンダー専門官として勤務されています。<br />
</span><span style="font-weight: 400;">※JPO（ジュニアプロフェッショナルオフィサー）派遣制度<br />
</span><span style="font-weight: 400;">各国政府の費用負担を条件に国際機関が若手人材を受け入れる制度で、外務省は本制度を通じて、35歳以下の若手の日本人に対し、原則２年間国際機関で勤務経験を積む機会を提供している。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">今回の第3弾では、仕事をする中でのメンタルコントロールや、新井さんご自身の将来の展望についてお伺いします。<br />
</span><span style="font-weight: 400;">これまでのセッション記事はこちら⇀第1弾 / 第2弾</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">それでは、セッションの模様をお楽しみください。<br />
</span><span style="font-weight: 400;">当日の動画アーカイブは</span><a href="https://youtu.be/uCPTDIE28Nk"><span style="font-weight: 400;">こちら</span></a></p>
<p><span style="font-weight: 400;">ーーーーーーー<br />
</span><span style="font-weight: 400;">れい：私も踏み込んで質問させていただきたいです。</span><b>いちユースとして、すべてのユースが積極的に情報収集して、世界の裏側のことを自分と関連付けて考えることができればよいと思います。情報を発信する立場に立っていらっしゃる新井さんご自身は、世界を閉じてしまったり、興味がないというふうにシャットアウトして情報収集をしない、またはニュースも見ない人に対しては、どんなアプローチの工夫をされていますか。</b></p>
<p><span style="font-weight: 400;">新井さん：そうですね。アプローチの仕方は、友達間でのレベルと、私がケニアでやっていることでは全然違うと思うのですが、友達間のレベルで言うと、ある程度情報がある中で、情報を閉ざして興味がないと言っている人に対して外から何か言っても、結局自分が変わろうとしない限り、何も変わらないと思います。こちらから「どういうことをやっているの？」と聞いたり、「もっと何かやったほうがいいよ」と言っても、本人には響かないことがあります。<br />
</span><span style="font-weight: 400;">日本の方々に対しては、さまざまな情報に触れる機会、このようなイベントもひとつのきっかけにはなると思います。私も国際協力の仕事を目指したのは、学生時代にイベントに参加していろいろな人達の話を聞いて、「こういうキャリアの築き方もあるんだ、こういう仕事もあるんだ」と気づいたことがきっかけです。学生時代に吸収した話は自分の心の中に残ります。まず自分が積極的に何かをしなければならないのですが、情報を得る努力は一番重要だと思います。<br />
</span><b>一方で、情報を閉ざしたいときは別に閉ざしてもよいと思います。他人がどうこうではなく、自分は自分です。</b><span style="font-weight: 400;">自分を閉ざしてしまっても、その後で自分が変わろうと思えば変われます。いろんな人生の歩み方があって、近道もあれば遠回りもあると思うので、</span><b>あの人はああだから、と気にする必要はなく、自分が興味のあることに飛び込んでいくのが重要だと思います。</b><span style="font-weight: 400;">学生だから勉強もしなくてはいけないし、論文も書かなくてはいけないでしょうけれど、学生で時間があるうちにできることもあれば、学生だからこそお金ではなく経験を積むこともできます。いろいろな情報が溢れているなかで正しい情報をキャッチして、飛び込んでいく勇気を持ってもらいたいと思います。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">れい：ありがとうございます。学生時代や幼少期の経験や考えがその人にずっと影響を与えるというお話があり、「私たちの世代が親になったときに次の世代に伝えていくにはどうしたらよいか」ということを考えるきっかけになりました。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">サクラコ：「情報を閉ざしたいときには閉ざしてもよい」という言葉が印象に残っています。<br />
</span><span style="font-weight: 400;">以前、今までエネルギーを持って進んできたところでそれがぷつんと切れてしまって、「自分の内側を向きたい、自分の時間を持ちたい」と思ったり、「SNSやコミュニティに所属したりするのがしんどい」と思ってしまったことがあったのですが、そのときは遠回りをしてよかったと思っています。<br />
</span><b>新井さんは積極的に活動されていますが、「自分の内側に目を向ける時間や時期を持ったことがあるのか、現在も自分に向き合う時間を持っているのか」というところに興味を持ちました。もしよろしければ、ご経験をお話いただければと思います。</b></p>
<p><span style="font-weight: 400;">新井さん：もちろんです。</span><b>こんな元気そうに今は話していますけれど（笑）、やはり山あり谷ありで、「自分なりに苦しいときもあったな」と思うことがあります</b><span style="font-weight: 400;">。「国際開発協力という道を選んだことは正しかったのか」と考えてしまうときりがないんですけれど、「本当にこのキャリアで良かったのか」と思うことはよくあります。<br />
</span><span style="font-weight: 400;">国連では１年契約とか２年契約が一般的で、何十年という長い契約はないので、先がなかなか見えない仕事です。半年後、私は何をしてるんだろうと思うことが多々あります。ですからジェットコースターのように「もう来月は仕事ないかも」と思うこともあります。そういうときに、岸野さん（サクラコ）がおっしゃったように、FacebookとかInstagramとかから、いろいろな情報が流れてきて、「結婚しました」「○○に赴任しました」といった友達の輝かしい投稿を見てしまうと落ち込んだり、「自分は全然できないんだ」と感じたりすることもあります。でも落ち込むことってすごく大切です。落ちこんで自分は何もできないとか、自分に自信がなくなることもあります。でも、先ほど岸野さん（サクラコ）も「よかった」とおっしゃっていたんですけれど、</span><b>それが人間だと思っています</b><span style="font-weight: 400;">。</span><b>私もそういう時期がありましたし、</b><span style="font-weight: 400;">ハッピーが続く人はいないんです。ハッピーが続いているように見える人でも、SNSにわざわざ落ち込んでいると書く人なんていない訳ですから、別に気にしなくて良いと思っています。</span><b>自分が閉ざしたいときは閉ざすべきですし、自分のペースで進んでいくことが必要だと思います</b><span style="font-weight: 400;">。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">サクラコ：ありがとうございます。すごく心が温かくなります。自分のペースで進んでいくことは大切で、本当におっしゃるとおりだと思います。</span><b>お仕事のなかで大変なときは、自分でそのお仕事の内容自体でもショックな経験をしたり、いろいろあると思います。そういったときに周りの人だけでなく自分自身のメンタルヘルスのコントロールって大事だと思うんですけれど、新井さんはどのように対処されているんですか？</b></p>
<p><span style="font-weight: 400;">新井さん：私は仕事をずっとし続ける傾向があるんですけれど、休みをとるとか、シャットダウンして仕事を一切しないというのはすごく大切で、そういう時期があるからこそしっかり次のスタートが切れると思います。私は旅行が好きで、今はコロナ禍で海外にはなかなか行けないのですが、ケニア国内を訪れたりするのが私にとってはすごく重要です。あとは土日は何もしないことですね。でも実際はON・OFFの切り替えは私も苦手なのですが（笑）。実は昨日もあったのですが（笑）、たとえば上司やチームから土日に電話がかかってきても一切出ないとか、そういうのも良いと思います。ずっとONでいる必要はまったくないので、自分のストレスの解消法を見つけて実践していくというのは、長く仕事をしていく上で重要だと思います。20代のころはパワフルで、だからこそ頑張りすぎてしまうことがあります。100％の力しかなくても120％の力で働いてしまうということがあって、でも、その120％の力には限界があります。例えば、20代までは頑張れても、30歳で崩れる人も多いです。</span><b>もちろん頑張ることも必要ですけれど、自分ができることをすること、無理をしすぎないことも重要</b><span style="font-weight: 400;">だと思うので、そういったところも意識すると良いと思います。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">サクラコ：ありがとうございます。本当に大切だと思って、生活の中でも活かしていこうと思います。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">わかな：先ほどのお話のなかで、国連職員ってJPOもそうですけれど、契約期間が決まっていて、その次どうしようとか、不安な雇用である点も多いと思います。</span><b>そこでの葛藤というのもよく国連職員の方から伺うのですけれど、その中で貫いていきたいライフワークや、「これをやりたいから、それに関わる仕事をやっていこう」といったひとつの軸のようなものはおありになるのかということと、これからも国際機関でのキャリアを続けていきたいのか、それとも勤務の中でこれをやりたいというのが出てきたのか、伺いたいです。</b></p>
<p><span style="font-weight: 400;">新井さん：おっしゃる通り、半年後、１年後が見えない世界ではあります。でも大切なのはそれを楽しむということだと思っています。短年の契約は、</span><b>逆に言えば自分の行きたい国が選べる、仕事が選べるというポジティブなこともある</b><span style="font-weight: 400;">と思うんです。仕事がどうなるかわからないという不安は50％くらいあるんですけれども、あとの50％は「自分がやりたいことをやればいいじゃないか、自分が行きたい国に行けばいいじゃないか」と思っています。契約期間が切れて半年くらい何もしないということは国連の中では多いので、半年何もしなくてもそこで自分をリチャージすれば良いと思いますし、そこで自分が次に何をしたいかというのを考えて進んでいけば良いと思います。<br />
</span><b>私の仕事の軸は、やはり「ジェンダー」</b><span style="font-weight: 400;">です。<br />
</span><span style="font-weight: 400;">私自身JPOのときにUNFPAを選んだのも、Gender Based Violence（ジェンダーに基づく暴力）への対応に関わりたくて、UNFPAがそのリーディング・エージェンシーだったからです。UNFPAで働いてキャリアを築いていくというのはひとつの経験だと思いますが、それだけにとらわれないことが大切です。</span><b>ジェンダーに関わることは、国連でなくてもNPOやプライベートセクターなどでも出来ます。組織にこだわるのではなくて、自分が何をしたいかに焦点を当てることが大切です。</b><span style="font-weight: 400;">私の場合はジェンダーですが、「ジェンダーをやれる組織はどこなのか、自分の能力と経験は見合うのか」、それを踏まえてキャリアを積んでいくというのが重要です。組織にこだわりすぎてしまうと自分の世界を狭めてしまうことになります。自分のしてきた経験は絶対に無駄にならないので、その経験を活かして色々な組織でキャリアを繋いでいく。自分が何をしたいのかを考え、それをやれる手段や組織を探していき、あまりストレスにならないようにできれば良いと思っています。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">わかな：ありがとうございます。今の時代、どこの組織に属するかよりも今何をしているのかを重視するキャリアの形成が自分の人生を豊かにするためにも重要なのだと思います。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">れい：新井さんの個人的なお考えをお聞きします。</span><b>新井さんのキャリア形成のモチベーションに繋がる、ご自身が目指す世界像や最終目標などを教えていただけると嬉しいです。</b></p>
<p><span style="font-weight: 400;">新井さん：私は今までジェンダーに基づく暴力や有害な慣習といった問題に携わってきました。しかし、「ジェンダー」といっても他にも様々な問題があり、さらにジェンダーはクロス・カッティング・イシュー（どの分野においても問題となるもの）でもあります。</span><b>今後は、ジェンダーというテーマでさらに多様な問題に関わり、様々な分野で「ジェンダー」の視点を反映させるような活動に取り組んでいきたい</b><span style="font-weight: 400;">と思っています。日本も含め、ジェンダーの課題は多くありますが、女性が積極的に声を発して活動できる社会の仕組み作りに関わっていきたいです。先ほども話しましたが（第1弾参照）先までキチキチ決めすぎても思い通りにならないことも多いので、10年以内のざっくりとした目標を目指しながら、その先のことは柔軟に対応していくつもりです。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">さとこ：</span><b>最後に、ユースへのメッセージをお願いいたします。</b></p>
<p><span style="font-weight: 400;">新井さん：こういった機会をUNiTeの皆さんにいただけて嬉しかったです。私個人の話を公の場でする機会というのは、なかなかありません。学生のうちに、若いからこそできるという特権を利用して積極的に活動していって欲しいということをお伝えしたいです。落ち込むことや遠回りすることも大切で、バランス良く両方の側面を受け入れ、自分のやりたいことを見つけて頑張って頂きたいと思います。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">〜新井さん所属のUNFPAでは、クラウドファンディングを実施しています〜<br />
</span><span style="font-weight: 400;">UNFPA東京事務所は安全な出産、女性を助けるためのクラウドファンディングを主導しています。1000円の寄付で２つの出産キットが買えて、４人のお母さんが助かります。<br />
</span><span style="font-weight: 400;">詳細は</span><a href="https://www.securite.jp/unfpa1"><span style="font-weight: 400;">こちら</span></a></p>
<p><span style="font-weight: 400;">〜感想〜<br />
</span><span style="font-weight: 400;">さとこ：</span><span style="font-weight: 400;">「オンとオフを切り替える」というお話が身に染みました。私自身もそうですし、UNiTeには他のところでもいろいろなことをしながら活動している人が多いので、消耗してしまわないように、というところに気をつけていきたいと思います。<br />
</span><span style="font-weight: 400;">ジェンダーのトピックで「男性も被害者になり得る」（詳細は<a href="https://youtu.be/uCPTDIE28Nk?t=5861">動画</a>を参照）というお話が出たところも、とても共感できました。ネット上などでは、フェミニズムに反対しているという方の声も多く見かけます。女性の権利を促進すると自分たちが何かしらの損をすると思っていらっしゃるのかもしれませんが、本質的な平等を目指せばそうはならないということを発信して、もっとよい世の中にしていきたいと思います。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">わかな：</span><span style="font-weight: 400;">UNiTeのメンバーも国際機関や国際協力に関心があると思いますが、新井さんのような女性が進路決定の経緯やキャリアパス、道の歩み方や日々の過ごし方、教訓を教えて頂き、とても参考になりました。<br />
</span><span style="font-weight: 400;">私自身も、情報収集をして、積極的な行動に移し、ビジョンとキャリアのあり方を考えていきたいです。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">れい：</span><span style="font-weight: 400;">UNFPAの方とお話するのは初めてですし、UNiTeに所属していても国連の関係の方とお話するときは緊張しますし、壁を感じることもあります。そんな中で新井さんが「積極的に飛び込んで行って良いですよ」とおっしゃってくださり、ユース目線でたくさんお話ししてくださいました。<br />
</span><span style="font-weight: 400;">こんな貴重な機会を与えてくださり、本当に感謝しています。<br />
</span><span style="font-weight: 400;">UNiTeとして、「興味がない、垣根を感じる」と思う方でも巻き込んでいけるように架橋となっていきたいと思います。<br />
</span><span style="font-weight: 400;">学生の間から始める、キャリア形成、キャリア継続のコツなどを教えていただいたので、それらを心に刻んでこれから頑張っていきたいと思います。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">サクラコ：</span><span style="font-weight: 400;">私は看護の勉強をしていて、大学院に進んで２年間助産師の勉強や母子保健の研究をしようとしています。ですので、リプロダクティブヘルス、女性の権利、妊娠出産、赤ちゃんの未来など、関心を持って聞かせていただきました。国外をフィールドにして、問題に関して現地の方をエンパワーメントする形で取り組んでいることがまず興味深かったです。異文化において、どの場面、どんな職種でもその人をその人として見て、現地の方の人生・ストーリーにフォーカスして、自分も寄り添うことを大切にしていきたいと思います。<br />
</span><span style="font-weight: 400;">ユース目線のパワフルだけど悩んでしまう、頑張りたいけど頑張れない時期についてもアドバイスをいただけて嬉しかったです。<br />
</span><span style="font-weight: 400;">自分のやりたいことに向かってしっかり頑張っていきたいと思います。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">みずゆう：</span><span style="font-weight: 400;">現地での活動、特に、企業とコラボして現地の方に生計の手段・ビジネススキルをお伝えしてエンパワーメントしたこと、宗教指導者や長老との関わりをお聞きしたことが印象に特に残っています。自分はたくさん論文やニュースを見たり、キャリアのことを考えていくうちに自分が「誰」を支援したいのか見失ってしまうことがあります。お話を聞いて、社会的・教育的に不利な子どもたちのために活動したいという自分の気持ちが確かめられました。<br />
</span><span style="font-weight: 400;">「結婚もしなくてもいいし、子どもも作ろうとしなくてもいい」「自分がどこで働きたいかではなく何をしたいかが大事」「自分が思ったことを積極的に追求する」などの新井さんの柔軟なお考えから、他者をカテゴライズしないことや自分の可能性を狭めないこと、自分の気持ちに従うということを学ばせて頂きました。<br />
</span><span style="font-weight: 400;">私もこれから心の声を聴きつつ、やりたいことに向けて頑張っていこうという前向きな気持ちになりました。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">当日の動画アーカイブは</span><a href="https://youtu.be/uCPTDIE28Nk"><span style="font-weight: 400;">こちら</span></a></p>
<hr />
<p>&nbsp;</p>
<div class="saboxplugin-wrap" itemtype="http://schema.org/Person" itemscope itemprop="author"><div class="saboxplugin-tab"><div class="saboxplugin-gravatar"><img src="https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2021/06/0.png" width="100"  height="100" alt="リラックマのクッキー" itemprop="image"></div><div class="saboxplugin-authorname"><a href="https://voiceofyouth.jp/archives/author/toaruaruhi" class="vcard author" rel="author"><span class="fn">金澤伶</span></a></div><div class="saboxplugin-desc"><div itemprop="description"><p><span style="font-weight: 400">２年生<br />
</span>東京大学 UNiTe　VoYJ　Youth UNHCR<br />
<span style="font-weight: 400">アフリカ　国際法　禅に興味がある。<br />
</span><span style="font-weight: 400">合唱　読書　書道　リラックマが好き。</span></p>
</div></div><div class="clearfix"></div></div></div><p>The post <a href="https://voiceofyouth.jp/archives/4920">UNFPAケニア事務所 新井さつきさん【第３弾】</a> first appeared on <a href="https://voiceofyouth.jp">ボイス・オブ・ユース JAPAN</a>.</p>]]></content:encoded>
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		<title>UNFPAケニア事務所 新井さつきさんトークセッション【第2弾】</title>
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		<pubDate>Sat, 12 Mar 2022 03:00:17 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[サクラコ]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[イベント]]></category>
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		<description><![CDATA[<p>こんにちは、VoYJ事務局です。 今回は、2021年11月21日（日）の東京大学駒場祭にて国連人口基金（UNF...</p>
<p>The post <a href="https://voiceofyouth.jp/archives/4912">UNFPAケニア事務所 新井さつきさんトークセッション【第2弾】</a> first appeared on <a href="https://voiceofyouth.jp">ボイス・オブ・ユース JAPAN</a>.</p>]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p><span style="font-weight: 400;">こんにちは、VoYJ事務局です。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">今回は、2021年11月21日（日）の東京大学駒場祭にて国連人口基金（UNFPA）ケニア事務所の新井さつきさんをお招きして開催したトークセッションの内容を記事にしてお送りします。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">日本政府のJPO制度（※）を通じてケニアに派遣されている新井さつきさんは、2020年からUNFPAケニア事務所でジェンダー専門官として勤務されています。<br />
</span><span style="font-weight: 400;">※JPO（ジュニアプロフェッショナルオフィサー）派遣制度<br />
</span><span style="font-weight: 400;">各国政府の費用負担を条件に国際機関が若手人材を受け入れる制度で、外務省は本制度を通じて、35歳以下の若手の日本人に対し、原則２年間国際機関で勤務経験を積む機会を提供している。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">今回の第2弾では、仕事に対する考え方や新井さんのユース時代、ユースにできる国際協力についてお伺いします。<br />
</span><span style="font-weight: 400;">第一弾は<a href="https://voiceofyouth.jp/archives/4847">こちら</a>からお読みいただけます。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">それでは、セッションの模様をお楽しみください。<br />
</span><span style="font-weight: 400;">当日の動画アーカイブは</span><a href="https://youtu.be/uCPTDIE28Nk"><span style="font-weight: 400;">こちら</span></a></p>
<p><span style="font-weight: 400;">ーーーーーーー<br />
</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">さとこ：</span><b>高齢者、障害者などの弱い立場に置かれている人々を守るために、自分の考える正義をどこまで介入させるべきか、お考えをお聞かせください。</b></p>
<p><span style="font-weight: 400;">新井さん：自分がいつも意識していることは、</span><b>自分が思ったことをなるべくチームのメンバーや関係者に伝えること</b><span style="font-weight: 400;">です。</span><b>意見に「正しい」「間違い」という基準は存在しませんし</b><span style="font-weight: 400;">、</span><b>「伝えないと伝わらない」ので、自分の意見が賛同を得られなくとも伝えることは重要</b><span style="font-weight: 400;">です。特に、私はチーム内では若手の部類に入るため、チームへの共有は積極的に行うようにしていて、もしチーム内で賛同が得られればチームリーダーがそれを形にしていくこともあります。<br />
</span><span style="font-weight: 400;">例えば、高齢者に対する視点はケニアの方々はあまり持っていません。人口の75%を35歳以下の若者が占め、若者がフォーカスされている中、高齢者をいかに巻き込んでいくかという視点は持ちにくいのです。高齢者に対する意識は、日本人であれば馴染みのある視点で、日本人だからこそ持てる視点とも言えるので、積極的に共有するようにしています。</span><span style="font-weight: 400;"><br />
</span><span style="font-weight: 400;">また、障害者を巻き込むための方法として、UNFPAケニア事務所が行っている「Sports for protection」という活動を紹介します。スポーツを楽しむだけでなく、それを通して自信を取り戻したり、チームスポーツによって社会性を身につけることを通して、ジェンダーに基づく暴力を減らし、女性のエンパワーメントに繋げています。<br />
</span><span style="font-weight: 400;">先日、その活動を行っているカクマ難民キャンプに行った際に、さまざまな障害を持った人々にも参加してもらうことを提案したところ、関係者から「ちょうどその点が問題だと思っていたんだ」と様々な意見が出て、議論を発展させることが出来ました。<br />
</span><span style="font-weight: 400;">このように</span><b>自分の意識や考えを積極的に共有することで、更なる活動のきっかけになることもあります</b><span style="font-weight: 400;">。なかなか自分の意見を言うのは難しいですが、新たな視点やケニア現地の方には無い視点が生まれることもあるので、意識して積極的に発言しています。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">わかな：ありがとうございます。<br />
</span><span style="font-weight: 400;">自分の意見をしっかり言うこと、チーム内で共有していくことが、新たな視点の創出と多様なアプローチを可能にするのだと思いました。また、スポーツのお話は、私たちUNiTeは文化・芸術を重視しているというところで共通点があると感じました。<br />
</span><b>新井さんは、外務省のJPO派遣制度を通じてUNFPAで働かれることになったそうですが、応募するに至った経緯、学生時代の興味分野、活動内容をお伺いしたいです。</b></p>
<p><span style="font-weight: 400;">新井さん：私は、</span><b>学生時代から国際協力に興味を持っていました</b><span style="font-weight: 400;">。大学時代はゼミに所属して</span><b>東南アジアの国々をいくつか訪れて、日本、世界銀行、国連開発計画（UNDP）のプロジェクトを見学したことがきっかけ</b><span style="font-weight: 400;">となり、国際協力分野の仕事を目指すようになりました。日本の大学卒業後にはイギリスの大学院に進学し、その後は国連食糧農業機関（FAO）と国際農業開発基金(IFAD)でインターンを経て、パキスタンの日本大使館での仕事に就きました。<br />
</span><span style="font-weight: 400;">実は、それまでは国際開発協力の中で何をしていくのか、ということは自分の中で定まっていなかったんです。「国際開発協力」や「国連」と一括りにされがちですが、その活動は教育、ジェンダー、保健・医療、食糧、農業、水衛生、紛争予防、平和構築、環境など多岐に渡っており、さらに例えば「子どもの教育」「子どもに対する暴力の予防」などより細かい分野に分かれていきます。また、バックオフィスとして会計や総務、監査、購買などもあります。まずは、自分なりの国際協力支援のあり方を見極めることが課題でしたが、パキスタンに行ったことで、ジェンダーの問題、特にジェンダーに基づく暴力(GBV) に強い関心を抱き、その後、3年ほど日本のNGOでケニアのGBVの予防と対応に関する活動に従事しました。<br />
</span><span style="font-weight: 400;">国連については、学生時代から興味はあったのですが、国連で「こういうキャリアを築きたい」という強い意志は実はあまりありませんでした。ただ、</span><b>日本には若手を国連に送り出すためのJPO派遣制度がありました。そこで、学生時代からの関心と、「大きな組織で自分の力を試したい」という想い、「国連はどういった活動をしているのか」という興味から、チャンスがあるならそれを掴みたいと思って応募</b><span style="font-weight: 400;">しました。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">れい：ありがとうございます。<br />
</span><span style="font-weight: 400;">新井さんの熱意の伝わる、学生時代からの濃いお話を聴くことができて感銘を受けました。国際協力に関心のあるユースの方々には、ぜひVoYJで行っているおうち会議などの企画に参加していただきたいと思います。前回は、先ほどお話に出たスポーツを通した支援に関するお話などをUNICEFの方からお聴きしたり、ディスカッションをしたりしました。<br />
</span><b>ユースが国連に関わる手段として、FacebookなどのSNSはもちろん、国連機関でのインターンというのがひとつあるかと思います。ケニア事務所でもインターン制度があると思いますが、インターンとしてどのような経験が積めるのか詳細に教えていただきたいです。</b></p>
<p><span style="font-weight: 400;">新井さん：現在はUNFPAケニア事務所にはインターンはいないのですが、毎年３ヶ月ほど、レバノンの大学の学生が来てインターンシップに参加しています。インターンは国連の仕事について知る一つの入り口ですし、私自身大学院を卒業した後に国連でインターンを経験しました。給与などの手当はほとんどもらえませんでしたが、</span><b>若いうちに給与以上に意義のある経験をさせていただけた</b><span style="font-weight: 400;">ことは非常に重要なことだと思いました。</span><b>国連はたくさんの機関があるので、それぞれの機関、部署によって業務内容はさまざま</b><span style="font-weight: 400;">です。UNFPAは性と生殖に関する健康とジェンダー、人口問題も扱っています。<br />
</span><b>ユースの皆さんには、自分から積極的に国連にアプローチすることをお勧めします</b><span style="font-weight: 400;">。公式に広報されている国連のインターンは東京にある事務所などたくさんありますが、現地で国連のインターンをしたい場合は、自分から知り合いのネットワークをどんどん作っていってアプローチしていくことが必要だと思います。<br />
</span><span style="font-weight: 400;">私は、国連のローマに本部のある国連食糧農業機関（FAO）と国際農業開発基金(IFAD)でインターンをしましたが、知人を通して自分の履歴書を送り、自ら「こういう経験を積みたいのですが、インターンを募集していませんか」と問い合わせました。ケニア事務所でも、インターン希望のメールや手紙が来ると、代表がリクエストを通すこともあります。積極的にネットワークを広げていって自分のやりたい支援、経験をしっかりと主張していくことが大事です。それによってインターンの仕事内容も変わっていきます。</span><b>明確にやりたいことがあれば、積極的に伝えることで、さまざまな経験を掴むことにつながることもあるのです</b><span style="font-weight: 400;">。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">みずゆう：私も10月末まで新井さんがお勤めになっている国連人口基金（UNFPA）の駐日事務所でインターンをしていました。新井さんの第一歩がFAOのローマ本部だったという勇気と行動力の高さに驚きました。<br />
</span><b>駐日事務所でのインターンのお話をさせていただきますと、新井さんが仰ったように自分から機会を作ることはできる</b><span style="font-weight: 400;">と思います。UNFPA駐日事務所に限らず、日本の国連機関の事務所では公式のインターン募集はだいたい半年に１回あります。さらに、駐日事務所長が公開イベントの際に「インターンを募集しているので応募してください」と言うこともあります。また、私の時は「大学４年生から」という条件がありましたが、実は３年生の３月に応募しました。「ほとんど４年生だからもしかしたら許可されるかもしれない」とダメ元で応募を出したら、開始時には4年生になっているから、ということで受け入れてくださいました。積極的にトライして、ネットワークを広げることが大切だと思いました。駐日事務所で一番お世話になった方に、今回のような企画に繋げていただきましたし、UNFPAのインドネシア事務所のJPOの方ともお会いしたのですが、その後個人的に別事務所のインターン募集のお知らせをくださいました。<br />
</span><b>インターンをやってみて新たにネットワークが広がって、皆さんとても温かくしてくださいます。勇気をもって一歩を踏み出すことで世界が広がることを実感しました。駐日事務所も次回は８月頃に募集</b><span style="font-weight: 400;">が出るようですので、皆さんトライしてみてください。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">新井さん：水島さん（みずゆう）のお話を聞いて、ネットワークの大切さをお伝えしたいと思いました。インターンをすることで他の事務所の方ともSNSなどで繋がり、若い頃からネットワークを広げるということは本当に重要です。</span><span style="font-weight: 400;"><br />
</span><b>国連や国際協力の世界ではネットワークが全てと言っても過言ではなく、人員募集の情報収集や共有は非常に大切</b><span style="font-weight: 400;">です。自分が大人しく真面目に仕事をしていれば仕事が降ってくるわけではなく、積極的に自らネットワークを広げていかなくてはなりません。積極的に関わりを広げていった結果、数年先のことに繋がっていくこともあります。<br />
</span><span style="font-weight: 400;">例えば、私もNGO勤務時代のインターンの方と今でもSNSで繋がっています。私ができることは少ないのですが、JPOに応募する書類についてアドバイスをしたり、UNFPAやインターンの活動内容や、よりその方の興味分野に近い知り合いを紹介したりすることもあります。</span><b>私はそういうことを積極的にやる方には、自分のできること、知っていること、ネットワークを喜んで共有しますし、国際協力の仕事をしている方の中には、私と同じような考えの人がとても多いと思います</b><span style="font-weight: 400;">。誰か困っている人を助けたい、そのために活動したいと思っている方がほとんどだからです。ですから若い人たちにとって積極性はとても重要だと思います。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">さとこ：今、YouTubeのチャットから質問がきました。</span><span style="font-weight: 400;"><br />
</span><b>国連機関にインターンをするには語学力はどのくらい必要でしょうか、</b><span style="font-weight: 400;">という質問です。<br />
</span><span style="font-weight: 400;">新井さん：もちろん基本的な、「読み書き聴く英語力」はとても大事です。私自身生まれも育ちも日本で、英語力は全くありませんでした。大学院はイギリスでしたが、IELTSやTOEFLなどをパスする能力と実際に話せる能力は全く異なりますし、今でも時折、語学の壁を感じます。働き始めた当初はなかなか英語がうまく使えないということも多々ありました。でも、</span><b>英語に自信がなくても仕事をしているうちにどんどん伸びていきます。初めは駐日事務所でのインターンなどから始めて、その後積極的に外に出るのも良いのでは無いでしょうか</b><span style="font-weight: 400;">。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">みずゆう：私が駐日事務所でインターンをしたときは、基本的に事務所内は日本語で話し、英語は外部とのメールや書類作成の際に使っていました。こういう経験は初めてだったので、最初は「メール　件名　ビジネス英語」で検索して調べるなど、そのレベルからのスタートでした。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">さとこ：ぜひみなさん、参考にしてください。<br />
</span><span style="font-weight: 400;">テーマの「ユースにもできる国際協力」という話をしたいと思います。ユースの活動ということで、私たちの活動「ボイス・オブ・ユース JAPAN（VoYJ）」をご紹介いたします。ユースの思いを発信するために記事を募ったり、個人の活動などもシェアをしたりしています。</span><b>こういう活動のインパクトは、現場で経験を積まれた新井さんから見て、どう思われますか？また、改善点などがございましたらぜひお教えください。</b></p>
<p><span style="font-weight: 400;">新井さん：私も今回ご一緒させていただくということで、UNiTeやVoYJの活動を拝見させていただきました。本当に素晴らしい活動だと思いました。</span><b>ユースは一番パワフルな世代で、ユースだからこそできることはたくさんあります</b><span style="font-weight: 400;">。自分たちの意見を発信し、さらにイベントを企画していくことは素晴らしいと思っています。</span><span style="font-weight: 400;"><br />
</span><span style="font-weight: 400;">実はUNFPAケニアでも同じような活動をしています。</span><b>昨年ケニア政府、そしてユースとともに立ち上げた、35歳以下の若者が中心となってケニアの問題を解決するというイニシアティブで、「</b><a href="https://www.kenyanimimi.com/"><b>KENYA NI MIMI</b></a><b>」</b><span style="font-weight: 400;">と言います。５つのテーマに分かれていて、１つ目は機会へのアクセス、２つ目はイノベーション＆リーダーシップ、３つ目が健康と福祉、４つ目が平和、５つ目が環境保護です。それぞれのテーマに沿って若者が中心となって革新的な解決策を見つけていきます。「KENYA NI MIMI」は「私の国はケニア」「ケニアは私の国」という意味なのですが、</span><b>このイニシアティブの素晴らしいところは、ユースが主役となって自分たちで解決していく、ユースが政府を巻き込んで活動をすること</b><span style="font-weight: 400;">です。<br />
</span><span style="font-weight: 400;">大きなビジョンにはなりますが、</span><b>「誰かに」届けるということだけではなく、「誰に」自分たちの声を届けるかというのは大事な要素</b><span style="font-weight: 400;">だと思います。VoYJの活動も、自分たちの声を若者の間だけで共有するのではなくて、もっと異なる世代や、国を動かす議員や政府関係者に活動を知ってもらい、ユースがどんな問題意識を持っているのか、ユースはそのために何ができるのかを伝えていくことで、積極的に国を動かす人々を巻き込んでいくのも良いのではないかと思いました。<br />
</span><span style="font-weight: 400;">日本においては、政府関係者などにはなかなか届きづらいこともあるかもしれませんが、少子高齢化が進む中、若者の声は非常に重要だと思います。一番パワフルな世代だからこそできることを、具体的な行動に落とし込み、３〜５年といった長いスパンでどんなことを達成し実現したいのか、深く考えて活動するともっと有意義な活動になるんじゃないかと思います。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">サクラコ：</span><b>国際的な仕事を視野に入れているユースは多いと思うのですけれど、学生のうちから、特に日頃から心がけておくべきことをお教えいただけたらと思います。</b></p>
<p><span style="font-weight: 400;">新井さん：私自身、学生時代何か積極的にやっていたわけではないのですが、「やっておけばよかった」という反省点を含めてお話します。<br />
</span><span style="font-weight: 400;">大切なのは</span><b>「世界で何が起きているか」をしっかり見ること</b><span style="font-weight: 400;">です。グローバル化が進み、小さな出来事が世界中に拡散する世の中で、世界のごく一部で起こっていることが日本でも起こるかもしれないし、日本に影響を及ぼすかもしれないのです。国際協力や国際的な活動に興味がなくても、世界で何が起こっているかしっかりと見極めていくことはとても重要だと思います。様々な情報を手に入れるという意味で、英語力を高め、英語圏などの新聞にも目を通しておくのが良いでしょう。<br />
</span><span style="font-weight: 400;">私が自分の経験に基づいてお話しすると、</span><b>なるべく早く自分のしたいことを決めること</b><span style="font-weight: 400;">が大切で。私は早い段階で国際開発協力の道に進むと決め、学生時代からそれに向かってキャリアを積んできました。「自分が何をしたいのか」「そのためにどんなことが必要なのか」自分で調べて「１年後、３年後にはこれをできるようにしよう」とざっくりと決めると良いと思います。目標やそのための活動を調べる時にどうすれば良いか分からなければ、ネットワークを使って、いろいろな方にキャリア形成の経緯を聞くと良いと思います。積極性は、何も知らない学生だからこそ強みであり、武器になります。<br />
</span><span style="font-weight: 400;">また、私は性と生殖に関する健康と権利に関わる組織であるUNFPAで、女性が「誰といつ、何人子どもを産むか（産まないか）」を、女性の意思で決められるように活動しています。今この場にいるUNiTeの方々はみな女性ですが、いつ結婚し、いつ子どもを産むのかなど、まだ学生ですからなかなか実感が湧かないかと思います。でも、この点もしっかり考えておいた方が良いと思います。<br />
</span><span style="font-weight: 400;">私は30代に入って結婚をしましたが、20代後半になると焦ってくるものです。</span><b>キャリアだけでなくプライベートも含めた自分の将来設計、子どもをいつ産むのか（産まないのか）などもバランスを見ながらキャリアを築いていくことが大切</b><span style="font-weight: 400;">だと思います。妊娠・結婚などものすごくセンシティブな問題で、思い通りにならないこともたくさんあります。「いつ・何人子どもを持つのか、そもそも子どもを持つのか、そもそも結婚するのか」を考える中で、自分がプライベートライフで何をしたいのか、ワークライフバランスの部分も非常に重要になっていきます。キャリアを築いていらっしゃる方々に色々と聞いてみるのも良いかもしれません。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">サクラコ：すごく具体的に、たくさんアドバイスをいただいてありがとうございます！世界で何が起きているかに目を向けていくことも大切ですし、自分の将来の世界地図、マップを作っていくということがすごく大事なのだなと思いました。グローバルなところに目を向けながら、自分の周りの人達も大切にして、そこからどんどんネットワークを広げて、「自分がどういうことをしたいのか」「世界がどうなっていったらいいのだろう」と考えながら、積極性を持って自分で決めて作っていこうと感じました。それからUNiTeの男女比は本来１：１くらいなのですけれど、今日はたまたまここにいるのが全員女性で（笑）</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;"><br />
</span><span style="font-weight: 400;">今回は、新井さんのユース時代や、国連インターンを含む「ユースが出来る国際協力」について素敵なお話をお聞かせいただきました。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">最終回となる第３弾では、仕事をする中でのメンタルコントロールや、新井さんご自身の将来の展望についてお話を伺います。お楽しみに！</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">当日の動画アーカイブは</span><a href="https://youtu.be/uCPTDIE28Nk"><span style="font-weight: 400;">こちら</span></a></p>
<hr />
<p>&nbsp;</p>
<div class="saboxplugin-wrap" itemtype="http://schema.org/Person" itemscope itemprop="author"><div class="saboxplugin-tab"><div class="saboxplugin-gravatar"><img src="https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2019/07/image1.png" width="100"  height="100" alt="" itemprop="image"></div><div class="saboxplugin-authorname"><a href="https://voiceofyouth.jp/archives/author/sakurako" class="vcard author" rel="author"><span class="fn">サクラコ</span></a></div><div class="saboxplugin-desc"><div itemprop="description"><p><span style="font-weight: 400">VoYJ運営部、東京大学UNiTe卒業生。小説を書くのが大好き。物語ることで世界の平和に貢献したいと、毎日楽しく修行中です。広島県出身で、地元の自然豊かな風景が自慢。</span></p>
</div></div><div class="clearfix"></div></div></div><p>The post <a href="https://voiceofyouth.jp/archives/4912">UNFPAケニア事務所 新井さつきさんトークセッション【第2弾】</a> first appeared on <a href="https://voiceofyouth.jp">ボイス・オブ・ユース JAPAN</a>.</p>]]></content:encoded>
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		<title>UNFPAケニア事務所 新井さつきさんトークセッション【第1弾】</title>
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		<pubDate>Thu, 03 Feb 2022 04:09:37 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[水島侑香]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[イベント]]></category>
		<category><![CDATA[インタビュー]]></category>
		<category><![CDATA[UNFPA]]></category>
		<category><![CDATA[キャリア]]></category>
		<category><![CDATA[ケニア]]></category>
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		<category><![CDATA[国連]]></category>
		<category><![CDATA[国際協力]]></category>
		<category><![CDATA[駒場祭]]></category>

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		<description><![CDATA[<p>こんにちは、VoYJ事務局です。 今回は、2021年11月21日（日）の東京大学駒場祭にて国連人口基金（UNF...</p>
<p>The post <a href="https://voiceofyouth.jp/archives/4847">UNFPAケニア事務所 新井さつきさんトークセッション【第1弾】</a> first appeared on <a href="https://voiceofyouth.jp">ボイス・オブ・ユース JAPAN</a>.</p>]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p><span style="font-weight: 400;">こんにちは、VoYJ事務局です。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">今回は、2021年11月21日（日）の東京大学駒場祭にて国連人口基金（UNFPA）ケニア事務所の新井さつきさんをお招きして開催したトークセッションの内容を記事にしてお送りします。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">日本政府のJPO制度（※）を通じてケニアに派遣されている新井さつきさんは、2020年からUNFPAケニア事務所でジェンダー専門官として勤務されています。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">※JPO（ジュニアプロフェッショナルオフィサー）派遣制度<br />
</span><span style="font-weight: 400;">各国政府の費用負担を条件に国際機関が若手人材を受け入れる制度で、外務省は本制度を通じて、35歳以下の若手の日本人に対し、原則２年間国際機関で勤務経験を積む機会を提供している。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">今回の第１弾では、ケニアでの具体的なお仕事の内容についてお伺いします。<br />
</span><span style="font-weight: 400;">それでは、セッションの模様をお楽しみください。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">当日の動画アーカイブはこちら↓<br />
<iframe title="YouTube video player" src="https://www.youtube.com/embed/uCPTDIE28Nk" width="560" height="315" frameborder="0" allowfullscreen="allowfullscreen"></iframe></span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">ーーーーーーー<br />
</span><span style="font-weight: 400;">れい：今回のトークセッションでは、国連人口基金（UNFPA）ケニア事務所にてジェンダー専門官として勤務されている新井さつきさんをゲストとしてお招きし、現地での仕事内容やユースの国際協力について、理解を深めていきます。<br />
</span><span style="font-weight: 400;">国連人口基金（UNFPA）は、すべての妊娠が望まれ、すべての出産が安全に行われ、すべての若者の可能性が満たされるよう活動する国連機関です。具体的な活動は、家族計画の普及や安全な妊娠・出産のための環境づくりと人材育成、DVなどのジェンダーに基づく暴力の予防と被害者のケアなど、多岐に渡ります。これらの活動は、持続可能な開発目標（SDGs）の項目の多くとかかわっていますが、特に目標３「あらゆる年齢の全ての人々の健康的な生活を確保し、福祉を推進する」および目標５「ジェンダーの平等を達成し、すべての女性と女児のエンパワーメントを図る」に貢献していると言うことができます。</span></p>
<div id="attachment_4849" style="width: 522px" class="wp-caption alignnone"><img class="size-full wp-image-4849" src="https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2022/02/unnamed-3.png" alt="" width="512" height="344" srcset="https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2022/02/unnamed-3.png 512w, https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2022/02/unnamed-3-300x202.png 300w, https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2022/02/unnamed-3-272x182.png 272w" sizes="(max-width: 512px) 100vw, 512px" /><p class="wp-caption-text">©UNFPA駐日事務所</p></div>
<p><span style="font-weight: 400;">みずゆう：そんなUNFPAのケニア事務所で勤務されている新井さつきさんは、外務省を通じて国連機関に日本人職員を派遣する制度であるJPO派遣制度を通じ、2020年からジェンダー専門官を務めていらっしゃる若手職員の方です。<br />
</span><span style="font-weight: 400;">本日は、現地でのお仕事の話からキャリアの話、学生時代のお話など、時間が許す限りお話をお伺いします！</span></p>
<p>れい：それではまず、最初の質問です。<b>UNFPAケニア事務所での活動について</b>、簡単にお聞かせいただいてもよろしいでしょうか？</p>
<p><span style="font-weight: 400;">新井さん：外務省のJPO制度を通じ、2020年の1月からUNFPAケニア事務所のジェンダー専門官を務めています。各国のUNFPAでそれぞれ取り組まなければならない課題があるのですが、ケニアでは、大きく分けて２つの問題に取り組んでいます。</span><b>１つが、性暴力やDVを含む「ジェンダーに基づく暴力（GBV）」。もう１つが、「女性器切除」という女性の精神や健康を害する慣習や、児童婚などの「有害な慣習」</b>です。<span style="font-weight: 400;">特にケニアでは、GBVについては約45％の女性が生涯に一度は経験し、女性器切除と児童婚については約５人に１人の女性が経験すると言われています。<br />
</span><b>政府を対象としたハイレベルでの支援</b>もあれば、<b>コミュニティに対するアプローチ</b>も行っています。<span style="font-weight: 400;">各国事務所は政府の方針に従って政府を支援することになっているため、UNFPAケニア事務所では、政府に対して制度や政策づくりの支援を行っています。また、コミュニティレベルでは、GBVや有害な慣習の被害者やリスクのある少女たちを守る活動をしています。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">れい：わかりやすい説明をありがとうございます。特に途上国では女性や子どもは不利益を被りやすいと言われますが、ジェンダー平等はケニアを含むアフリカ諸国だけの問題ではなく、私たちにも関わる問題なので、身近な問題として自分事に引き付けて考えていきたいです。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">みずゆう：開発の上流から下流まで幅広く活動されているのですね。</span>新井さんは、日本の企業である<b>明治ホールディングスとのプロジェクト</b>を担当されたそうですが、<b>そのパートナーシップの中で、印象に残ったことや意義を感じた点</b>などございましたらお伺いしたいです。</p>
<p><span style="font-weight: 400;">新井さん：はい、UNFPAは企業との連携にも力を入れています。<br />
</span><span style="font-weight: 400;">持続可能な開発目標（SDGs）は、途上国が抱えている課題の解決を目指したミレニアム開発目標（MDGs：SDGsの前身となったもの）とは異なり、国際社会全体で課題を解決するために</span><b>より幅広い人々を巻き込もうという方針</b><span style="font-weight: 400;">のもとで設定されました。そのような背景もあり、UNFPAとしても政府やドナーだけでなく企業を巻き込んで活動することを重視しています。<br />
</span><b>今回UNFPAケニア事務所が明治ホールディングスさんと協働して行った活動は「生計向上支援」</b>です<span style="font-weight: 400;">。女性が暴力に遭いやすい一つの原因として、女性が弱い立場にあるということがあります。「女性は家で家事・育児をするもの」という価値観がまだまだ強く、自分でお金を稼ぐ手段がないために暴力を受けやすい傾向があります。</span>そこで、<b>女性が自分に自信を持ち、暴力に遭わないようエンパワーする目的で、石鹸づくりを通した生計向上支援</b>を行いました<span style="font-weight: 400;">。ただ石鹼を作るだけではなく、それを通して収入が向上するように、「どうやってマーケティングすればよいのか」「どうやって自分たちが作った石鹸のブランディングをすればよいのか」といったビジネス研修を行い、プロジェクト終了後も自分たちでビジネスを展開できるよう支援しました。</span></p>
<div id="attachment_4850" style="width: 522px" class="wp-caption alignnone"><img class="size-full wp-image-4850" src="https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2022/02/unnamed-2.png" alt="" width="512" height="356" srcset="https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2022/02/unnamed-2.png 512w, https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2022/02/unnamed-2-300x209.png 300w" sizes="(max-width: 512px) 100vw, 512px" /><p class="wp-caption-text">石鹸作り研修を受けている女性たち<br />©UNFPAケニア事務所</p></div>
<p><span style="font-weight: 400;">みずゆう：ありがとうございます。とても面白いプロジェクトだと思いました。自分が収入を得るという価値観がない場合には特に強力なエンパワーメントだと思いますし、実質的なビジネススキルまで得られるのが良いですね。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">さとこ：</span>このように<b>現地の方を含め多くの関係者を巻き込むために、どんなことを意識</b>していらっしゃいますか？どうすればうまくいく、またはこうした方が良かった、というようなことがあれば教えてください。</p>
<p><span style="font-weight: 400;">新井さん：</span>現地の人を巻き込む、というより<b>現地の人が主役で私たちはあくまでサポートする側なので、なるべく現地の人とともにプロジェクトを作っていくというのが重要</b><span style="font-weight: 400;">だと思います。ケニアでは地域に根付いて活動する団体が多くあるので、そのような団体と連携することによって、本当にその地域の女性たちが必要としているプロジェクトを実施するということが大切です。<br />
</span><span style="font-weight: 400;">また、UNFPAのプロジェクトは、生殖に関わる健康や女性のエンパワーメントなど多くが女性に関わるものですし、外部の方からも「UNFPAは女性を支援しているんでしょう」と思われることも多いのですが、</span><b>実は男性や少年を巻き込むことも非常に重要</b><span style="font-weight: 400;">です。男性が様々な分野で意思決定権を持っていることが多く、女性の社会進出や発言を男性が支援するようになることで、女性が活動しやすくなります。そのため、女性だけにフォーカスするのではなく、男性や少年たちを巻き込むよう活動しています。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">みずゆう：ありがとうございます。先日国際男性デーだったこともあり、自分の中でもそういう男性のサポートだったり地域のサポートなど、周囲のサポートはとても大事だとよく考えます。そのようなアプローチが現場でもなされているのだと分かり、とても意義深いものだと思いました。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">サクラコ：質問なのですが、そのように現地でプロジェクトを行うとなると、異なる文化に入っていくということがたくさんあるのではないかと思います。</span><b>異なる文化に入っていく中で特に気をつけていらっしゃること</b>があったらお話を伺いたいです。また、<b>その中で難しいと感じることや、逆に面白いと感じること</b>があれば、そちらの方も合わせてお話を伺えればと思います。</p>
<p><span style="font-weight: 400;">新井さん：はい、文化であったり宗教であったり、国の壁と言うものは本当に大きいと感じます。私もこの開発分野で働いてもう９年くらいになるのですが、毎回どんな国でも難しいと思うことがたくさんあります。<br />
</span><span style="font-weight: 400;">まずひとつ一番大切だと思うのが、「自分が外国人である」ということを忘れないということです。ケニアでは英語が普及していますが、やはり人々の母語はスワヒリ語や他の民族言語です。</span><b>現地の言葉が話せないことや見た目の違いから、自分は外国人として意識されるということを、支援者として常に忘れてはいけない</b><span style="font-weight: 400;">と思います。自分は外国人でありながら、ジェンダーに基づく暴力や有害な慣習などのセンシティブな内容に直接関わっていくからです。<br />
</span><span style="font-weight: 400;">例えば「ジェンダーに基づく暴力を受けたことはありますか？」「有害な慣習が存在しますか？」などの質問は、たとえ自分が外国人でなくても絶対に言ってはいけないことです。</span><b>外国人であり支援者である身としては特に、どのようにその人個人のストーリーをしっかり理解して支援していくかということが重要</b><span style="font-weight: 400;">です。直接的に問題に踏み込むのではなく、「どういった人生を歩んできたのか」「どういったことをしてきたのか」といった「それぞれの人生」にフォーカスして話を聞くよう気をつけています。<br />
</span><span style="font-weight: 400;">とても興味深いのは、一人ひとりにストーリーがあり、なかにはとてもたくましい女性たちがたくさんいるということです。「自分はジェンダーに基づく暴力、性暴力にあった経験が２回もある。だけど、私は他の人に同じ経験をさせたくないから、自分がアクティビストになって、他の女性たちを救っていくんだ」。このような、とても力強い言葉を発する方がたくさんいます。自分自身も勇気づけられますし、この仕事をしてきてよかったなと思います。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">サクラコ：ありがとうございます。私も将来国際的な仕事をしたいと考えており、文化に入っていく中で気をつけることのお話もそうですし、それぞれの方のストーリーにフォーカスするという点も、とても大切だなと思います。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">わかな：今の質問に関連して少し掘り下げる形になるのですが、もちろん文化の壁を乗り越えて同じ目標に向かって進むということもあると思いますが、</span>何か<b>文化的な壁にぶつかってしまったりして、なかなかプロジェクトが思うように進まないような場合</b>もあると思います。そのようなときは、具体的に<b>どのように解決</b>していらっしゃいますか？</p>
<p><span style="font-weight: 400;">新井さん：ケニアに限らないことだとは思いますが、時間・日程通りに物事が進まないということが一番の課題だと思います。<br />
</span><span style="font-weight: 400;">特に国連では、主に政府と一緒に活動することになっていますが、政府組織を巻き込むことは非常に難しいです。政府の予定は前日まで分からないこともあるので、政府とともにイベントを企画しても前日まで誰が来るか分からない、準備していたのにキャンセルになる、ということもあります。<br />
</span><span style="font-weight: 400;">今年はケニアの大統領とUNFPAでイベントを企画をすることがあったのですが、５月くらいから始めた企画が一旦ストップしてしまって、その後話が進んでいなかったのですが、急に12月に行うことになりました。土壇場で物事が決まり、それに対応していかないといけないというのが一番難しいところだと思います。<br />
</span><b>必ずしも物事が予定通りに進まないということを承知の上で、柔軟に対応しながら、キチキチせずに仕事をしていくことが重要</b><span style="font-weight: 400;">なのかなと思います。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">れい：ありがとうございます。ここまで異文化における活動のお話を伺ってきました。先ほど女性以外も巻き込んでいくことが重要と仰っていましたが、</span><b>たとえば宗教指導者や長老などの方へのアプローチなど、現場のコミュニティに入り込んだアプローチ</b>というのは経験されたことはありますか？もしあれば、<b>その内容と興味深かった点</b>をお伺いしたいです。</p>
<p><span style="font-weight: 400;">新井さん：はい。UNFPAとして、宗教指導者や長老の方に協力をお願いすることはたくさんあります。先ほど有害な慣習として「女性器切除」を挙げましたが、女の子から女性になるための成人の儀式のような形で、女性の性器を切除するという伝統的な慣習です。成人といっても10歳以下の女の子に行われることも多いです。このような</span><b>女性器切除を含む伝統的な慣習が女性の心身にとって有害であることを理解してもらうために、村で大きな影響力を持っている長老や宗教指導者を巻き込むことは非常に重要</b><span style="font-weight: 400;">です。彼らが「女性器切除や児童婚はいけないんだ」と唱えることは、村の人々にとっては大きな意味を持ちます。UNFPAでは毎年、そういった長老や宗教指導者に対して啓発活動を行うだけでなく、「この村では女性器切除を行わない」という宣言書を出してもらうということも行っています。<br />
</span><span style="font-weight: 400;">これは今年の写真なんですけど、ケニアにあるサンブルという県で、</span><b>宗教指導者たちが「女性器切除は行わない」と宣言をしたイベント</b><span style="font-weight: 400;">です。真ん中にいるのがウフル・ケニヤッタ大統領、周りにいるのがサンブル県にいる長老や宗教指導者で、彼らが大統領と一緒に、「もう女性器切除はしない」という宣言をしました。今年のひとつの大きな成果だったと思います。</span></p>
<div id="attachment_4851" style="width: 522px" class="wp-caption alignnone"><img class="size-full wp-image-4851" src="https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2022/02/unnamed.png" alt="" width="512" height="351" srcset="https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2022/02/unnamed.png 512w, https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2022/02/unnamed-300x206.png 300w" sizes="(max-width: 512px) 100vw, 512px" /><p class="wp-caption-text">ケニアサンブル郡にて。大統領と宗教指導者、長老が女性器切除を行わないと宣言<br />©UNFPAケニア事務所</p></div>
<p><span style="font-weight: 400;"><br />
</span><span style="font-weight: 400;"><br />
</span><span style="font-weight: 400;">みずゆう：ありがとうございます。写真で見せていただけるとやはり実感が湧きますね。テレビや記事で宗教指導者と連携している、というのを見たことがありましたし、見たことのある方もいらっしゃるかと思うのですが、それを実際に宣言書にしたりするのですね。一個一個の村にインパクトがありそうだなと思いました。また、現場の方からそういったお話を伺うことで実際にそういったことが現場で行われているのだという実感が湧いて感動しました。</span></p>
<p>ここからは少し<b>新井さんのお仕事やキャリアのお話</b>を伺おうと思います。新井さんは現在、ジェンダー専門官としてお仕事されているとのことでしたが、<b>ジェンダーに特化したお仕事をしたいと思うようになった経緯や、ジェンダーについての見方が変わった経験</b>などもしお持ちでしたら、お伺いしたいです。</p>
<p><span style="font-weight: 400;">新井さん：私も皆さんと一緒で、学生時代から国際協力に興味があり、国際開発協力に関するゼミに所属して、特に日本がどのような国際開発協力をしてきたのかということを中心に学んでいました。そういった中で、大学時代に学んだことを生かせるような仕事をしたいと思ったことが、国際協力の仕事を始めるきっかけになりました。そのあとすぐに大学院に行き、大学院でも継続して国際開発協力を学びました。国連のインターンなどを経て、最初に就いた仕事がパキスタンの日本大使館での仕事でした。<br />
</span><span style="font-weight: 400;">皆さんもご存知かもしれませんが、パキスタンはインドやアフガニスタンの隣にある、南アジアの国のひとつです。そこで、村やコミュニティを訪れる機会がたくさんありました。その中で、</span><b>パキスタンでは男性と女性の役割がきっちり分かれていることを感じた</b><span style="font-weight: 400;">んです。「男性が表に出て女性は家のことをする」という慣習が地方に行けば行くほど強く、村であれば、女性が家事をして、洗濯や料理の水を得るために２〜３km離れた場所に水汲みに行って、子育てもする。そのため、女性に対する教育があまり進んでいないという印象を受けました。<br />
</span><b>同国で２年間仕事をしたのですが、その中で一番衝撃を受けたのが、「名誉殺人」</b><span style="font-weight: 400;">です。パキスタンの地方では特にお見合いでの結婚が多いのですが、そのようなお見合い結婚は、女の子自身のためというよりは家族のためという部分が大きく、女性がお見合いを断ることに対する壁が高いんですね。お見合いを断ると、家族に対して不名誉をもたらしたことになってしまう。そして、最悪の場合、家族に殺されてしまいます。そういったケースが、私が勤めている２年間の間でもいくつかありました。他にも、結婚前の女の子が男性と歩いていたら、それは不潔なことで、家族としてはその女の子を受け入れられずに殺してしまう、というようなこともあります。日本ではなかなか考えられないことですが、パキスタンでは実際に起きていることです。</span><b>そうしたことを目の当たりにし、女性のエンパワーメントやジェンダー平等のために仕事をしていきたいと思ったのが私のキャリアのスタート</b><span style="font-weight: 400;">でした。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">サクラコ：お話ありがとうございます。最初の方でお話されていた有害な慣習に対してのアプローチの重要性というところもよく分かりました。お話を伺っていて、私もショックを受けました。<br />
</span><span style="font-weight: 400;">今のお話にも関連していると思うんですけど、私たちUNiTeでも、SDGsの大目標である「誰一人取り残さない社会」を念頭に活動しています。たとえばボイス・オブ・ユース JAPANでは普段上げにくい声を拾い上げ、SNSのように流れて行ってしまうことのない形で掲載したり、EMPOWER Projectでは誰もが助け合えるような社会の構築を目指したりしているわけなんですよね。ここで私たちは声の上げにくさを感じている若者や、助けを必要としているけれど自分の困りごとを大声で共有したくはないという方々を「取り残された」人々として認識しているのですけれど、</span>新井さんは<b>どのような状況に置かれたどんな人々について、最も「取り残されている」とお感じ</b>でしょうか？</p>
<p><span style="font-weight: 400;">新井さん：そのように思う瞬間は多々あります。特にケニアでは人口の60〜70%が35歳以下の若者で、UNFPAケニアとしても、若者、女性、青少年をフォーカスする活動が多いです。それは大切なことではありますが、その中で、</span><b>高齢の被害者に対してはなかなか焦点が当たっていない</b>と感じることがあります<span style="font-weight: 400;">。高齢者ももちろん暴力を受けることがあるので、なるべく高齢の女性も考慮することを機会がある度に提案してはいますが、そこが今後の課題だと思っています。<br />
</span><span style="font-weight: 400;">また、</span><b>取り残してはならない人々として、「障害者」の方々がいる</b><span style="font-weight: 400;">と思います。UNFPAとしても様々な場面で障害を持つ方を巻き込むようにしています。ただ、仕事をしていてふと感じるのは、</span><b>障害者といっても本当にいろいろな障害の方がいるということを私たちも忘れてはいけない</b><span style="font-weight: 400;">と思っています。身体障害者は比較的巻き込みやすいところがあると思います。例えば車椅子に乗っている方や松葉杖の方は視覚的にも分かりやすいですよね。でも、そのように認識しやすい障害の他にも、視覚・聴覚障害の方、知的障害の方もいれば、精神障害の方々もいます。さまざまな障害を抱えている方がいるなかで、まだ十分にリーチアウトすることができていないと、今回質問をいただいて思いました。それぞれバックグラウンドも思いも考え方も違う中で、さらに違う障害を持っている場合、それぞれのニーズはかなり異なると思います。そういった方に配慮して対応していくことは本当に重要だと思っていて、私自身もどういうふうに巻き込めるか、最近よく考えています。特に知的障害の方などは、なかなか声を上げにくいですよね。途上国では先進国ほど施設やケアがしっかりしていないし、声をあげにくい環境だと思うので、そういった方々が取り残されていることを、仕事をする中で時折気づかされます。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">さとこ：ありがとうございます。<br />
</span><span style="font-weight: 400;">まさにUNiTeが行っているエンパワープロジェクトでも障害に対するアプローチを行っているのですが、「困っていることを共有しにくい」と感じている人、精神障害を持っていることを明かしにくい人、明かすことでバイアスをかけて見られてしまう人がいることを改めて実感しました。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-weight: 400;">次回は、新井さんご自身のユース時代の経験や国連インターンについて、ユースがさらに話を深掘りしていきます。第２弾もお楽しみに！</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-weight: 400;">当日の動画アーカイブは</span><a href="https://youtu.be/uCPTDIE28Nk"><span style="font-weight: 400;">こちら</span></a></p>
<p>&nbsp;</p>
<hr />
<p>&nbsp;</p>
<div class="saboxplugin-wrap" itemtype="http://schema.org/Person" itemscope itemprop="author"><div class="saboxplugin-tab"><div class="saboxplugin-gravatar"><img src="https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2019/05/図2.png" width="100"  height="100" alt="" itemprop="image"></div><div class="saboxplugin-authorname"><a href="https://voiceofyouth.jp/archives/author/yuk" class="vcard author" rel="author"><span class="fn">水島侑香</span></a></div><div class="saboxplugin-desc"><div itemprop="description"><p>教育社会学、教育開発。<br />
VoYJでは何気なく考えたことを投稿していることが多いです。</p>
</div></div><div class="clearfix"></div></div></div><p>The post <a href="https://voiceofyouth.jp/archives/4847">UNFPAケニア事務所 新井さつきさんトークセッション【第1弾】</a> first appeared on <a href="https://voiceofyouth.jp">ボイス・オブ・ユース JAPAN</a>.</p>]]></content:encoded>
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		</item>
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		<title>UNFPAケニア事務所より新井さつきさんをお招きし、トークセッションを開催します！</title>
		<link>https://voiceofyouth.jp/archives/4702</link>
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		<pubDate>Fri, 12 Nov 2021 05:32:57 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[金澤伶]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[イベント]]></category>
		<category><![CDATA[UNFPA]]></category>
		<category><![CDATA[キャリア]]></category>
		<category><![CDATA[ケニア]]></category>
		<category><![CDATA[ジェンダー]]></category>
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		<category><![CDATA[駒場祭]]></category>

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		<description><![CDATA[<p>11月21日（日）〜23日（火・祝）にかけて、駒場祭がオンライン開催されます！ UNiTeでは初日21日（日）...</p>
<p>The post <a href="https://voiceofyouth.jp/archives/4702">UNFPAケニア事務所より新井さつきさんをお招きし、トークセッションを開催します！</a> first appeared on <a href="https://voiceofyouth.jp">ボイス・オブ・ユース JAPAN</a>.</p>]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p><span style="font-weight: 400;">11月21日（日）〜23日（火・祝）にかけて、駒場祭がオンライン開催されます！</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">UNiTeでは初日21日（日）15:00から、国連人口基金（UNFPA）【HP：<a href="https://tokyo.unfpa.org/">https://tokyo.unfpa.org/</a>】ケニア事務所にジェンダー担当官として勤務されている新井さつきさんをゲストにお迎えして、トークセッションを開催します。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">（駒場祭企画ページは</span><a href="https://www.komabasai.net/72/visitor/kikaku/415"><span style="font-weight: 400;">こちら</span></a><span style="font-weight: 400;">）</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-weight: 400;">新井さつきさんは、外務省が実施しているJPO制度を通じ、2020年から</span><b>UNFPAケニア事務所にジェンダー担当官</b><span style="font-weight: 400;">として勤務しています。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">新井さんの仕事のミッションは</span><b>「ジェンダーに基づく暴力と有害な慣習の撲滅」。</b><b><br />
</b></p>
<p><span style="font-weight: 400;">目覚ましい経済成長を遂げるケニアでも、</span><b>「約半数（47％）の女性が一生のうちで最低１回のジェンダーに基づく暴力を受け、約５人に１人の少女が女性器切除および児童婚をさせられている」</b><span style="font-weight: 400;">と新井さんは指摘します。</span><span style="font-weight: 400;"><br />
</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">現地のNGOや政府など様々なアクターと連携し、女性や少女を救う事業に関わることに大きなやりがいを感じると語る新井さん。日本政府が日本人を国際機関に派遣するJPO制度で採用されてから、自分に何ができるかを問い続けていると言います。</span><span style="font-weight: 400;"><br />
</span><span style="font-weight: 400;"><br />
</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">今回のトークセッションでは、ケニア政府と連携して行っているジェンダー平等のための政策づくりや啓発活動、ジェンダー担当官としてのお仕事内容、国連にかかわるキャリアの始め方についてなど、ケニア現地での取り組みに関するお話をお伺いします。さらに、私たち東京大学UNiTeの活動も紹介しつつ、どのようにユースが国際協力に関わっていけるのか、将来のキャリアのためにいま何ができるのかについても、対談形式で話を深めていきます。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">視聴者の皆様からのご質問も随時受け付けますので、よろしければぜひご参加ください。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><b>＜参考＞</b></p>
<p><span style="font-weight: 400;">国連人口基金駐日事務所(@unfpa.japan) Facebook</span></p>
<p><a href="https://www.facebook.com/unfpa.japan/posts/2474733332670958/"><span style="font-weight: 400;">https://www.facebook.com/unfpa.japan/posts/2474733332670958/</span></a></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><b>＜開催概要＞</b></p>
<p><span style="font-weight: 400;">日時：11月21日（日）15:00〜17:00</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">場所：YouTubeによるライブ配信（事前申込不要、途中入退室自由）</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">主催：東京大学UNiTe</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-weight: 400;">当日のライブ配信のリンクは</span><a href="https://youtu.be/uCPTDIE28Nk"><span style="font-weight: 400;">こちら</span></a><span style="font-weight: 400;">から</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">ぜひご参加ください！</span></p>
<hr />
<p>&nbsp;</p>
<div class="saboxplugin-wrap" itemtype="http://schema.org/Person" itemscope itemprop="author"><div class="saboxplugin-tab"><div class="saboxplugin-gravatar"><img src="https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2021/06/0.png" width="100"  height="100" alt="リラックマのクッキー" itemprop="image"></div><div class="saboxplugin-authorname"><a href="https://voiceofyouth.jp/archives/author/toaruaruhi" class="vcard author" rel="author"><span class="fn">金澤伶</span></a></div><div class="saboxplugin-desc"><div itemprop="description"><p><span style="font-weight: 400">２年生<br />
</span>東京大学 UNiTe　VoYJ　Youth UNHCR<br />
<span style="font-weight: 400">アフリカ　国際法　禅に興味がある。<br />
</span><span style="font-weight: 400">合唱　読書　書道　リラックマが好き。</span></p>
</div></div><div class="clearfix"></div></div></div><p>The post <a href="https://voiceofyouth.jp/archives/4702">UNFPAケニア事務所より新井さつきさんをお招きし、トークセッションを開催します！</a> first appeared on <a href="https://voiceofyouth.jp">ボイス・オブ・ユース JAPAN</a>.</p>]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>UNICEFレバノン事務所 杢尾雪絵代表インタビュー【後編】</title>
		<link>https://voiceofyouth.jp/archives/4210</link>
		<comments>https://voiceofyouth.jp/archives/4210#respond</comments>
		<pubDate>Mon, 07 Jun 2021 03:00:20 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[Minami]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[インタビュー]]></category>
		<category><![CDATA[UNICEF]]></category>
		<category><![CDATA[レバノン]]></category>
		<category><![CDATA[ワークライフバランス]]></category>
		<category><![CDATA[国連]]></category>
		<category><![CDATA[国際協力]]></category>
		<category><![CDATA[青年海外協力隊]]></category>

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		<description><![CDATA[<p>この記事は、UNICEFキャリアセミナー 『政府機関、民間企業、国際機関で勤務した私が考えるUNICEFで働く...</p>
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				<content:encoded><![CDATA[<p><span style="font-weight: 400;">この記事は、UNICEFキャリアセミナー 『政府機関、民間企業、国際機関で勤務した私が考えるUNICEFで働く魅力－UNICEFレバノン事務所代表 杢尾雪絵氏にボイス・オブ・ユース JAPANが聞く』において、VoYJメンバーと杢尾さんが対談を行った時の様子をまとめたものです。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">国事務所の代表を勤めながら、一児の母でもある杢尾さん。お仕事の内容に始まり、子ども・ユース時代について、UNICEFでのお仕事を始めるまでの経緯、ワークライフバランスについてなど、様々なお話をしていただき、また最後にはユース世代への力強いメッセージもいただきました。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">後編では、ワークライフバランスやユース世代へのメッセージをご紹介します。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;"> </span></p>
<p><b>数年ごとに働く国と地域が変わる国連職員というお仕事をされる中で、家庭生活・子育てとお仕事の両立はとても大変だと想像します。杢尾さんはどのようにしてきましたか？</b></p>
<p><span style="font-weight: 400;">とても大切なご質問だと思います。子育てと仕事の両立はとても大変です。でも可能です。もし、最初からキャリアの追求と結婚・出産の両立が難しいのではないかと不安に思っていらっしゃる方がいたら、できないとは思わないでください。絶対に可能です。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">また、例えば、結婚や出産で1~2年のブランクがあっても無駄になることはありません。もちろんキャッチアップもできます。現在国連職員の定年退職は65歳ですから、例えば、35歳で休暇を取ってもその後30年近く働くことができるのです。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">ですから、皆さんには是非、長い目で物事を大きく捉えて、家庭と仕事のバランスを取った生活をしていただきたいと思います。そして、家庭と仕事のどちらかを取らなければならないのではないかと疑問を持たずに、是非挑戦して欲しいと思います。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">私の場合は40歳まで独身でした。私自身、それまで「私生活とキャリアのどちらかを取らなければならないのではないか。」と思ってきたんですね。私は40歳を過ぎてから今の夫に出会い、実は47歳で出産をしているんです。晩婚・高齢出産をしたのですが、私は自分の家庭を持ったことで人生が変わりました。UNICEFの仕事にも非常に大きな良い影響があったと思うのです。私自身の人生の幅も広がったと思います。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">国連に限らず、ユース世代の皆さんは、どんな場面にも負けずに、どんどん道を切り開いて男女平等な社会を作っていってください。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">今私が働いているレバノン事務所には、私をはじめ、各部門のチーフが10人くらいいますが、その半分以上が女性です。みな結婚して子どもを育てています。そして、その多くは、私と同じように家族の大黒柱として働いています。中には男性がが主夫をしているという場合もありますし、私の夫は音楽家ですから、自分の創作活動を続けながら子育てをしています。実は国連にはそうした夫婦がたくさんいます。男女に関わらず、いろいろな形態の中から、自分たちで、自分たちが一番いい方法を選んでいます。シングルマザー、シングルファザーもたくさんいます。既成概念に囚われず、平等にいろいろな機会を持っていただきたいと思います。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;"> </span></p>
<p><b>社会への貢献といった観点から、政府機関、民間企業、国際機関のご経験をされてきた杢尾さんが感じる、それぞれの違いや共通点についてお聞かせください。</b></p>
<p><span style="font-weight: 400;">私の場合は、政府機関であるJICAの青年海外協力隊と、民間企業である建設事務所での経験が、国連機関での経験の他にありますけれど、働く機関や国によって多少の違いがあると感じています。例えば、政府機関などが行っている２国間協力（バイラテラル）では、その国がもっている目的を果たすことに主眼が置かれますから、そう言った意味では国連機関などが行っている多国間協力（マルチラテラル）との違いはあると思います。そういった具体的な方法や目的に関する違いをあらかじめ踏まえておくことは必要です。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">ただ、政府関係者もそうですが、国際協力・国際開発・人道援助という枠組みに関わる人たちには「私がこの世界を変えていこう。」という信念や原動力が大きく共通していると感じます。一方で、人事状況や収入、労働条件など、個人的な条件が先に立ってしまうと、今お伝えした信念や原動力がブレてしまうのではないかと思います。ですから、自分が最終的にやりたいことは何なのか、その目的をはっきりさせるということが大切なのではないでしょうか。私の場合は、何十年も前に思った「どうしてこんなに世の中に格差があるんだろう。」という疑問を解決すべく、個人としてできることは少なくても、携わる人たちが一体となって国際開発に取り組むことで、社会を変えていくということを目的としています。そのためにSDGsがあるのだと思いますし、目指すべき焦点をはっきりと合わせていくことが大切なのだと思います。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;"> </span></p>
<p><b>先ほども少し触れていただきましたが、国際社会で活躍できる人材になるために、大学生の頃にしておいた方が良いことなどございましたら、教えてください。</b></p>
<p><span style="font-weight: 400;">UNICEFが求める人材の特徴として、多様性とインクルージョンという観点がよく挙げられますが、私はこの観点が非常に大切だと思います。アンコンシャス・バイアスと言いますけれど、既成概念に囚われてしまったり、自分とは異なる価値観や考え方を知らなかったりすることで、異なる価値観を持つ人たちを、無意識のうちに差別したり排除したりしてしまうということがあります。ぜひ学生の皆さんには、国際社会だけでなく、身近なところの格差・差別について関心を持ってもらいたいと思います。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">それから、国際社会で働く際には語学力が必要となります。国連では２つの国連公用語を駆使することが求められていますので、英語だけでなく、フランス語やスペイン語、中国語、ロシア語、アラビア語といった他の国連公用語を学ぶことも大切です。また、語学力は言語力だけではありません。語学の勉強を通してコミュニケーション能力を磨くことも非常に大切です。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">けれど、語学の勉強を始めるのに、遅いということは絶対にありません。今語学ができないからと言って諦めないでください。私の例を挙げますと、私は30歳近くになるまで英語が話せませんでしたが、今では英語を使って問題なく仕事をしています。さらに、英語のほかに、私は47歳で子どもを産んでからロシア語を勉強し始めました。今もアラビア語を勉強しています。なかなかすぐにはできるようになりませんけれども、いつになっても語学を勉強することは大切です。ですから、若い皆さんには、今からどんどん語学力を磨いていってもらえればと思います。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;"> </span><span style="font-weight: 400;">また、今日本ではSDGsがいろいろなところで取り上げられるようになってきましたね。そういった身近なところから、国際協力に関わることに興味を持って、幅広く勉強していただきたいと思います。ぜひ、長く広い視野を持っていただきたいです。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;"> </span></p>
<p><b>杢尾さんが国連職員として最も大切にされてきたことは何ですか？</b></p>
<p><span style="font-weight: 400;">やはりワークライフバランスですね。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">正直言って、初めはそうではありませんでした。キャリアを積むのに精一杯で、仕事中心の生活をしていた時もあります。けれど、今振り返ってみると、私の国連でのキャリアを考えてみた時に、大切になるのはワークライフバランスだと考えています。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">実際、かつての私のように国連の中でも上層志向でキャリアアップを中心に考えている人が多いと思います。ですが、私は自己管理がきちんとできる人が、仕事で実力を発揮できる人だというふうに思っています。私自身も、家庭生活や私生活が良い状況にあるときには、自分の調整がうまくできて、仕事に対してもうまく自分の力を発揮できています。ですから、そういった意味でのライフワークバランスや、健康管理も含めた自己管理は、とても大切なことだと思います。私たちの仕事は24時間対応が求められる仕事ですけれども、その中でも自分で自分をきちんと管理することをずっと心がけてきました。ですから、若い世代の皆さんにも、自分をぜひ大切にして、自分のことをまず一番に考えた上で、自分の仕事を頑張っていっていただきたいと思います。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><strong>◯感想</strong></p>
<p><strong>影山舜</strong>：<span style="font-weight: 400;">「国際協力などの枠組みに関わる人たちには『私がこの世界を変えていこう。』という信念や原動力が大きく共通している」というお話が非常に印象に残っています。最前線の現場でご活躍されている杢尾さんが、この言葉を発することの重みを感じるとともに、気が引き締まる思いでいました。周りの友達が就職をして働き始める中、個人的な条件に目を向けたくなることもありますが、今感じている思いを大切にして、「自分が最終的にやりたいこと」をブラさないよう心がけていきます。<br />
</span><span style="font-weight: 400;">非常に力強くて、でも優しく応援してくれるようなお言葉をたくさん届けていただいて、より一層憧れが強くなりました。本当に貴重な機会をありがとうございました。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;"><strong>みなみ</strong>：憧れの杢尾さんに直接お話を伺うことができて、本当に貴重な時間でした。<br />
</span><span style="font-weight: 400;">私は当初、国際機関で働きたいと思いつつも、大学での今後の学びや卒業後について明確な指針がなく、少し不安を感じていました。しかし、杢尾さんのお話を伺って、たとえ国際協力とはあまり強い関連のない環境にいても、自分次第でなんでもできるのだと知り、不安が解消されました。また大切なのは周りの環境に流されることなく、自分の信念を貫いて、身近なことから着実に取り組んでいくことなのだと気づき、常に自分の問題意識を忘れずに、毎日を丁寧に過ごしたいと思いました。</span></p>
<hr />
<p>&nbsp;</p>
<div class="saboxplugin-wrap" itemtype="http://schema.org/Person" itemscope itemprop="author"><div class="saboxplugin-tab"><div class="saboxplugin-gravatar"><img src="https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2021/01/12F79D2D-36A5-4E67-A385-ACD3A7A367F6_1_201_a.jpeg" width="100"  height="100" alt="" itemprop="image"></div><div class="saboxplugin-authorname"><a href="https://voiceofyouth.jp/archives/author/minamitsuji" class="vcard author" rel="author"><span class="fn">Minami</span></a></div><div class="saboxplugin-desc"><div itemprop="description"><p>VoYJ編集部員。踊ることが大好き。毎日の小さな喜びを大切に過ごしたい。</p>
</div></div><div class="clearfix"></div></div></div><p>The post <a href="https://voiceofyouth.jp/archives/4210">UNICEFレバノン事務所 杢尾雪絵代表インタビュー【後編】</a> first appeared on <a href="https://voiceofyouth.jp">ボイス・オブ・ユース JAPAN</a>.</p>]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>UNICEFマラウィ事務所 子どもの保護担当官 中谷菜美さん 【後編】</title>
		<link>https://voiceofyouth.jp/archives/3711</link>
		<comments>https://voiceofyouth.jp/archives/3711#comments</comments>
		<pubDate>Sat, 02 Jan 2021 03:59:06 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[影山舜]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[インタビュー]]></category>
		<category><![CDATA[UNICEF]]></category>
		<category><![CDATA[キャリア]]></category>
		<category><![CDATA[チャイルド・プロテクション]]></category>
		<category><![CDATA[マラウィ]]></category>
		<category><![CDATA[世界こどもの日]]></category>
		<category><![CDATA[体罰]]></category>
		<category><![CDATA[児童婚]]></category>
		<category><![CDATA[国連]]></category>
		<category><![CDATA[国際協力]]></category>
		<category><![CDATA[子どもの保護]]></category>

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		<description><![CDATA[<p>UNICEFマラウィ事務所子どもの保護担当官・中谷菜美さんのインタビューを全２回に分けてお送りします。このイン...</p>
<p>The post <a href="https://voiceofyouth.jp/archives/3711">UNICEFマラウィ事務所 子どもの保護担当官 中谷菜美さん 【後編】</a> first appeared on <a href="https://voiceofyouth.jp">ボイス・オブ・ユース JAPAN</a>.</p>]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p><span style="font-weight: 400;">UNICEFマラウィ事務所子どもの保護担当官・中谷菜美さんのインタビューを全２回に分けてお送りします。このインタビューはVoYJ「</span><a href="https://voiceofyouth.jp/children_week"><span style="font-weight: 400;">世界子どもウィーク</span></a><span style="font-weight: 400;">」の特別企画として実施しました。<a href="https://voiceofyouth.jp/archives/3703">前編</a>では、子ども・ユース時代にはじまり、UNICEFで仕事をするまでのキャリアについて伺いました。後編の今回はマラウィ事務所でのお仕事、若者へのメッセージについてお話を伺いました。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><b>きさの：</b></p>
<p><b>チャイルド・プロテクション・オフィサーとして働く原動力となっているものはなんですか？</b></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-weight: 400;">２つあります。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">まず１つは、「すべての子どもたちが子どもの権利を享受する」というUNICEFの理念に共感しているので、自分ができる事はすごく限られているのですが、私も微力ながらそこに貢献できているのかもしれないと感じることは日々のモチベーションとなっています。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">もう１つは、仕事のカウンターパート（仕事上協力してくれるパートナー）から信頼してもらえたことや、自分の仕事が子どもたちの役に立てたことを実感することも、小さなことですがやりがいになっています。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><b>きさの：</b></p>
<p><b>お仕事相手の方や現地の子どもたちと仕事をする上で、大切にされていることはありますか？</b></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-weight: 400;">意識していることは、</span><span style="font-weight: 400;">「部外者である自分に何ができるか」</span><span style="font-weight: 400;">ということです。もちろん私もマラウィの子どもたちのために働いているのですが、</span><span style="font-weight: 400;">マラウィの子どもの未来を一番に考え、長期的に関わることができるのは、</span><span style="font-weight: 400;">マラウィの政府やマラウィ人のスタッフ・同僚であり、彼らが主役であるべきだと思っています。マラウィ</span><span style="font-weight: 400;">の政府や子どもに実際に関わる行政職員の方たち</span><span style="font-weight: 400;">が子どもたちに対して良い支援ができるように、サポートすることが役割なのではないかと思っています。 </span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><b>きさの：</b></p>
<p><b>お仕事をする中でぶつかった壁や葛藤はありますか？</b></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-weight: 400;">すごく大きな壁にぶつかったことはあまりないのですが、やっぱりいろんな出身国の職員がいるので、仕事を進めるのが難しいこともあります。育ってきた環境が違うと仕事の仕方が人それぞれになるので、うまくチームが動いていくように、</span><span style="font-weight: 400;">丁寧にフォローアップをしたり、コミュニケーションを大切にしたり、工夫をしながら</span><span style="font-weight: 400;">仕事をしていきたいと思っています。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">UNICEFマラウイ事務所は、マラウィの国際機関の中では大きい方で、130人ぐらいのスタッフがいて、そのうちチャイルド・プロテクションの部署では15人程度が働いています。 バックグラウンドも、法律や、社会福祉、臨床心理、国際関係など様々です。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><b>かげしゅん：</b></p>
<p><b>日本赤十字社と、国際機関であるUNICEFで働くことの違いを教えて下さい。</b></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-weight: 400;">まず違うのが一緒に働く相手だと思います。国際機関の場合、カウンターパートは政府なので、その国の政府がより良い政策を実行出来るようにサポートしていくことになりますが、日本赤十字社の場合は、例えばネパールの支援をする時にはネパール赤十字社がカウンターパートとなり、赤十字社同士で協力していくという違いがあると思います。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">また日本赤十字社には、日本企業に多い終身雇用や人事異動のシステムがあり、いろんなことができるジェネラリストが求められるのですが、国際機関の場合は数年単位の契約で、専門性の高いスペシャリストが求められるという違いもありますね。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><b>かげしゅん：</b></p>
<p><b>マラウィのとなりのタンザニアに訪問した際に、子どもへの体罰があると聞いたのですが、中谷さんのお仕事のチャイルド・プロテクションではどのように取り組まれているのですか？</b></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-weight: 400;">子どもへの暴力には、いろんな要因があり、エコロジカルモデル<sup>(*1)</sup>を使って考えることが多いです。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">例えば、</span><span style="font-weight: 400;">母親から子どもへの虐待</span><span style="font-weight: 400;">の例では、</span><span style="font-weight: 400;">お母さん自身が様々な困難を抱えていることも多くあります。例えば、</span><span style="font-weight: 400;">お母さんが昔暴力を受けた経験があったり、薬物中毒であったり、シングルマザーであったり、経済状況が</span><span style="font-weight: 400;">苦しかったり</span><span style="font-weight: 400;">。パートナーやサポートが得られる親族などとの関係性も重要になります。加えて、虐待が罰せられる法体制があるかや、社会的に体罰や暴力がどのように見られているかなど、社会状況も大切になるといったように、いろんなレイヤー（階層）があるんですね。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">体罰の話に戻ると、実際にアフリカの学校現場の人の話を聞くと、大人数の教室で叩かないということを聞かない、子どもも叩かれるのに慣れてしまっているといった話も聞いたことがあります。ただ、それはやはり、体罰しか方法がないと先生や養育者が思ってしまっていたり、体罰があたりまえだと社会的に思われているといった状況があるからだと思います。体罰をなくしていくためには、いろいろな側面からのアプローチが必要だと思います。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">私は大学院でポジティブ・ペアレンティング、つまり体罰を使わない子育ての研究をしていたのですが、</span><span style="font-weight: 400;">アフリカ出身のお母さんたちが、今までは叩いたりする方法しかしつけの方法を知らなかったけれど、ポジティブ・ペアレンティングがより効果的で、子どもとの関係性も良くなったと話してくれたのが印象的でした。ただ、出身国では言うことを聞かない子どもを親が叩かない場合、周囲から「親がちゃんとしつけていないのではないか」と見られることもあるとの話も聞き、親や養育者に対するアプローチのみでは限界があり、社会の考え方から変えていく必要性を感じました。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">UNICEF</span><span style="font-weight: 400;">マラウィ事務所</span><span style="font-weight: 400;">では、チャイルド・プロテクション・ワーカーと呼ばれるコミュニティレベルで働く人々をトレーニングする際に、体罰を用いない子育て方法を親に浸透させたり、政府</span><span style="font-weight: 400;">と協力して、子育てのガイドラインを作ったりという活動をしています</span><span style="font-weight: 400;">。その他にも経済的支援、子育て支援、もし虐待があった時に必要なサービスが受けられる仕組みなどへのサポートも重要です。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><b>かな：</b></p>
<p><b>現地の社会規範が関わるというお話でしたが、社会規範とUNICEFの大切にしている子どもの権利が対立するときには、どのように対処されていますか？</b></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-weight: 400;">例を挙げて説明していきます。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">マラウィでは、２人に１人は18歳以下で結婚するという児童婚の状況がありますが、この状況に対してUNICEFができること</span><span style="font-weight: 400;">の一つ</span><span style="font-weight: 400;">として、エビデンスの作成が挙げられます。親が強制しているのか、</span><span style="font-weight: 400;">自分の意志で結婚をしているのか。周りのプレッシャーからなのか。</span><span style="font-weight: 400;">児童婚</span><span style="font-weight: 400;">の背景にはどのような要因があるのかを、大学と協力して調べました。</span><span style="font-weight: 400;">この調査によって、</span><span style="font-weight: 400;">教育や仕事といったオプションがないために、子どもたちが家庭を築くことを早くから選択してしまっているケースが多いという結果が得られました。児童婚を頭ごなしに否定してやめさせようとしても、根本的な解決になりません。その選択の背景にある要因や事情を探り、その原因に対処していくというアプローチが重要なのではないかと思います。</span><span style="font-weight: 400;">また、</span><span style="font-weight: 400;">児童婚がなぜ危険なのかを知らないということも、親やコミュニティ、子どもたちが児童婚を選択してしまう要因の一つです。そのため、</span><span style="font-weight: 400;">早くに結婚して子どもを産むと、お母さんの体に負担がかかったり、</span><span style="font-weight: 400;">赤ちゃんの早産につながり</span><span style="font-weight: 400;">死亡率が増えたりと、どうして児童婚が</span><span style="font-weight: 400;">良くない影響を与える可能性があるのか</span><span style="font-weight: 400;">という理由を伝えていくことも大事だと思います。 </span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">あとは、</span><span style="font-weight: 400;">他の国の事例になりますが、</span><span style="font-weight: 400;">女性性器切除（FGM）については通過儀礼という背景があって続いていることがあるので、別の方法で通過儀礼のセレモニーを行うこと</span><span style="font-weight: 400;">で、FGMを減らすことができたという例もあります。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><b>きさの：</b></p>
<p><b>活動を通じて、現地の状況が良くなったと感じる瞬間はありますか？</b></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-weight: 400;">政府の仕組みや能力を強化していくことは、すぐに成果が見えるものではないので、自分の仕事で何かがすぐに変わったというのは、なかなか難しいです。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">ですが、被益者の方に会って話をして「助かりました」といっていただいた時や、10年ぐらい働いている現地職員の話を聞いた時に変化を実感することはあります。昔はチャイルド・プロテクション・ワーカーが全員ボランティアだったのですが、今では半数が政府からお給料をもらえるようになり、コミュニティで働く前にトレーニングが行われるようになりました。また、赤ちゃんが生まれた時に保健センターで出生登録が受けられたり、未登録の子どもたちを一斉登録するような仕組みによって、低いと言われていた出生登録率が大幅に上がってきたり、HIV/AIDSの母子感染が</span><span style="font-weight: 400;">2000年から2016年の間に、84％減少するなど、着実な変化が起きています</span><span style="font-weight: 400;">。１年や２年では大きな成果は見えにくいですが、長いスパンで見ると</span><span style="font-weight: 400;">少しずつ状況が良くなっていると感じられるので</span><span style="font-weight: 400;">、</span><span style="font-weight: 400;">日々の仕事の一つ一つが、そういった変化の一端を担えているのではないかと感じます</span><span style="font-weight: 400;">。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><b>かげしゅん：</b></p>
<p><b>今後はどのようなお仕事をしたいですか？</b></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-weight: 400;">今後も、UNICEFのチャイルド・プロテクションの分野で</span><span style="font-weight: 400;">働きたいと思っています。UNICEFには、方針を作ったり各地域のサポートをするニューヨーク本部と、各地域に</span><span style="font-weight: 400;">地域事務所</span><span style="font-weight: 400;">、そして各国に</span><span style="font-weight: 400;">国事務所</span><span style="font-weight: 400;">があるのですが、私はしばらくカントリー・オフィスで一つの国と向き合いながら仕事をし</span><span style="font-weight: 400;">、</span><span style="font-weight: 400;">経験を積みたい</span><span style="font-weight: 400;">なと思っています。日本にもチャイルド・プロテクションの課題はたくさんあるので、将来的にはどこかのタイミングで日本に帰って日本の</span><span style="font-weight: 400;">課題にも向き合い、自分も何か貢献できるようになりたいと思っています。</span><span style="font-weight: 400;"> </span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><b>かげしゅん：</b></p>
<p><b>最後に読者のユースにメッセージをお願いします。</b></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-weight: 400;">もしみなさんに何かやりたいことがあったら、「やりたいことを周りの人にぜひ話して欲しい」と思っています。私は昔から国際協力をやりたいという気持ちを人に話すようにしていました。国連はとても遠い存在だったし、本当に行けるのかと不安になる気持ちもあったのですが、周囲に伝えているうちに、</span><span style="font-weight: 400;">参考になるプログラムやイベントの情報</span><span style="font-weight: 400;">を教えてもらったり、</span><span style="font-weight: 400;">先輩を紹介してもらったり、</span><span style="font-weight: 400;">キャリアの相談にのってもらったりと、多くの人に応援してもらえたお陰で今があると思っています。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-weight: 400;">加えて、国際機関に行きたいと思っている人には、ぜひ長期スケジュールを立てて欲しいと思います。みなさんの年齢では国連で仕事をするまで遠い道のりに感じるかもしれないですが、実は分解すると、国連に勤めるために</span><span style="font-weight: 400;">必要なスキルや経験</span><span style="font-weight: 400;">は、職務経験、</span><span style="font-weight: 400;">大学院修士号、</span><span style="font-weight: 400;">英語、第二外国語、海外経験などに分割されるんですよね。JPOプログラム</span><span style="font-weight: 400;">を通じて国際機関で働く</span><span style="font-weight: 400;">人の平均年齢は32歳ぐらいで、皆さんには今から10年以上あるじゃないですか。それまでの間で知識やスキルを身につけていけばいいので、長期スケジュールで</span><span style="font-weight: 400;">一つ一つ</span><span style="font-weight: 400;">積み上げていくイメージを持つといいのではないかと思います</span><span style="font-weight: 400;">。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">国連には、子どもだけではなくいろんな分野の仕事があります。例えば人事や会計を専門にしている人もいますし、いろんな分野の人が専門性を持って集まっている組織なので、何を勉強していてもおそらくつながると思うんですね。広い視野を持って、長期プランを持って、目指していただくといいのではないかと思います。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-weight: 400;">今ユースのみなさんは、新型コロナウイルス感染症の流行で</span><span style="font-weight: 400;">大変な経験をされていると</span><span style="font-weight: 400;">思います。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">学校にいけなかったり、海外旅行にいけなかったり、思うようにいかなくて大変だと思うのですが、長い目で見たら今しかできないこともたくさんあると思います。今はオンラインコンテンツも充実していますよね。大変ですが、無理せず 、でもあまり悲観せず、今できることをやっていただくといいかなと思います。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><b>一同：</b></p>
<p><b>今日はお忙しい中、貴重なお話をありがとうございました。</b></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><b>感想：</b></p>
<p><span style="font-weight: 400;">きさの：この度は貴重なお話をありがとうございました！私は今回初めて現地で働いている職員の方の話を聴いて、多くの刺激を受けました。その中でも特に、「長いスパンで見ると状況は改善している」という部分が、現地で活動する方にしか分からない生の声なのだと心に残りました。自分が何をしたいのか、必要とされていることは何なのか、まだ分からないことばかりですが、いつの日にか私もその一端を担えるよう、精進していきたいと思います。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-weight: 400;">かげしゅん：素敵なお話をありがとうございました！自分自身、進路で少なからず悩んでいる時期だったのですが、お仕事に対して強い誇りを持っている中谷さんのお話を聞いて、国際協力への憧れが改めて強くなりました。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">特に印象的だったのが、最後のユースへのメッセージです。国連での仕事に辿り着くのは本当に遠い道のりに感じていて、このままでいいのかと途方に暮れることもあるのですが、「まだ10年ある」と思えたらすっと肩の荷が降りたように感じました。焦らず、少しづつでいいので、長期スケジュールを立てて積み重ねていけたらいいのだと思えました。とにかく諦めずに、憧れを胸に頑張っていきたいです。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-weight: 400;">(*1)エコロジカルモデル：ある事柄を、「個人のレベル（Individual）」「対人間のレベル（Interpersonal）」「組織のレベル（Organizational）」「社会文化のレベル（Sociocultural）」の4つのレイヤー（階層）に分類し、各レイヤーで直面する課題（もしくは障壁）とその課題をクリアするためのサポートについて視覚的にわかりやすくまとめるモデルのこと。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<hr />
<p>&nbsp;</p>
<div class="saboxplugin-wrap" itemtype="http://schema.org/Person" itemscope itemprop="author"><div class="saboxplugin-tab"><div class="saboxplugin-gravatar"><img src="https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2020/04/shunprofile.png" width="100"  height="100" alt="" itemprop="image"></div><div class="saboxplugin-authorname"><a href="https://voiceofyouth.jp/archives/author/syun" class="vcard author" rel="author"><span class="fn">影山舜</span></a></div><div class="saboxplugin-desc"><div itemprop="description"><p><span style="font-weight: 400">VoYJ３代目編集長。自然や動物が大好き。研究テーマは人と自然のつながりや自然の価値。国際的な舞台で、人と動物がどちらも幸せに暮らせるような社会を実現するのが夢。いつか自然の素晴らしさに共感してもらえるような写真のたくさん入った本を出版してみたい。</span></p>
</div></div><div class="clearfix"></div></div></div><p>The post <a href="https://voiceofyouth.jp/archives/3711">UNICEFマラウィ事務所 子どもの保護担当官 中谷菜美さん 【後編】</a> first appeared on <a href="https://voiceofyouth.jp">ボイス・オブ・ユース JAPAN</a>.</p>]]></content:encoded>
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		<item>
		<title>UNICEFマラウィ事務所 子どもの保護担当官 中谷菜美さん 【前編】</title>
		<link>https://voiceofyouth.jp/archives/3703</link>
		<comments>https://voiceofyouth.jp/archives/3703#respond</comments>
		<pubDate>Mon, 28 Dec 2020 12:14:16 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[影山舜]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[インタビュー]]></category>
		<category><![CDATA[JPO]]></category>
		<category><![CDATA[UNICEF]]></category>
		<category><![CDATA[マラウィ]]></category>
		<category><![CDATA[世界こどもの日]]></category>
		<category><![CDATA[国連]]></category>
		<category><![CDATA[国際協力]]></category>
		<category><![CDATA[大学院]]></category>
		<category><![CDATA[日本赤十字社]]></category>

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		<description><![CDATA[<p>UNICEFマラウィ事務所子どもの保護担当官・中谷菜美さんのインタビューを全２回に分けてお送りします。このイン...</p>
<p>The post <a href="https://voiceofyouth.jp/archives/3703">UNICEFマラウィ事務所 子どもの保護担当官 中谷菜美さん 【前編】</a> first appeared on <a href="https://voiceofyouth.jp">ボイス・オブ・ユース JAPAN</a>.</p>]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p><span style="font-weight: 400;">UNICEFマラウィ事務所子どもの保護担当官・中谷菜美さんのインタビューを全２回に分けてお送りします。このインタビューはVoYJ「</span><a href="https://voiceofyouth.jp/children_week"><span style="font-weight: 400;">世界子どもウィーク</span></a><span style="font-weight: 400;">」の特別企画として実施しました。子ども・ユース時代にはじまり、今までのキャリアやマラウィ事務所でのお仕事、若者へのメッセージについてお話を伺いました。前編の今回は、UNICEFで仕事をするまでのキャリアについてお届けします。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-weight: 400;">＜インタビュアー自己紹介＞</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">かな：大学４年生。VoYJ代表。夢は世界の子どもたちに笑顔を届けること。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-weight: 400;">きさの：大学１年生。VoYJ編集部員。世界中のいろいろな姿を目で見て、肌で感じたい。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-weight: 400;">かげしゅん：大学３年生。VoYJ編集長。自然が好き。日々の出来事を大切にしたい。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><b>一同：</b><b>今日はよろしくお願いします。</b></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-weight: 400;">中谷さん：よろしくお願いします。中谷</span><span style="font-weight: 400;">菜美</span><span style="font-weight: 400;">と申します。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-weight: 400;">現在UNICEFマラウィ事務所で</span><span style="font-weight: 400;">子どもの保護担当官（</span><span style="font-weight: 400;">チャイルド・プロテクション・オフィサー</span><span style="font-weight: 400;">）</span><span style="font-weight: 400;">として働いています。外務省のJPOプログラム<sup>(*1)</sup>で派遣されて、もうすぐ丸２年になるところです。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">簡単な自己紹介となりますが、学部時代は国際関係を勉強し、卒業後は日本赤十字社に入社して５年ほど勤めました。その後イギリスの大学院に行って子どもの保護と子どもの権利を勉強して、</span><a href="https://www.unicef.or.jp/inter/inter_exp54.html"><span style="font-weight: 400;">UNICEFウガンダ事務所でインターン</span></a><span style="font-weight: 400;">を３〜４ヶ月したあと、JPOプログラムで</span><a href="https://www.unicef.org/tokyo/japanese-staff/interviews/nami-nakatani"><span style="font-weight: 400;">UNICEFマラウィ事務所</span></a><span style="font-weight: 400;">に派遣されました。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><b>かな：</b><b>では、早速質問させていただきたいと思います。</b></p>
<p><b>　今回のインタビューは、VoYJ「</b><a href="https://voiceofyouth.jp/children_week"><b>世界子どもウィーク</b></a><b>」の特別企画として実施させていただいているのですが、中谷さんの子ども・ユース時代について教えていただけますか？</b></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-weight: 400;">小学校の先生をしていた父と福祉関係の仕事をしていた母の影響で、人のために役立つ仕事をしたいなと思っていたことと、海外旅行好きな祖父母の影響で持った海外への関心から、国際協力にぼんやりとした興味を抱いていた子ども・中高生時代だったと思います。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">通っていた英会話教室の先生の妹さんがUNESCOで働いていたので、その方に国際機関についてのお話を聞いて、その時初めて国際協力という世界を知りました。その頃から国際協力をしたいという思いが強まったように思います。大学に進学するときには、その時の思いがあったので国際関係の学部を選択しました。 </span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><b>かな：</b><b>身の回りの方の影響を受けながら、国際協力の道を選ばれたのですね。</b></p>
<p><b>　大学のお話がでましたが、大学生活についてお聞かせいただけますか。</b></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-weight: 400;">大学は、筑波大学の国際総合学類という国際関係と開発協力が両方学べる学部に進学しました。北海道から沖縄まで、日本全国から国際協力を志す個性の強い学生が集まっていて、留学をしたり、一年休学して海外に旅に出たり、海外インターンに行ったり、海外に積極的に出かける学生が多く在籍する学部でした。良い環境でたくさんの刺激を受け、スペインに交換留学をして現地の大学に通ったり、内閣府主催の東南アジア青年の船<sup>(*2)</sup>をはじめとした様々な国際交流プログラムに参加したりして、いろんな国の人のいろんな価値観に触れることができました。大学生活では、自分の枠を広げ、視野を広げる経験をたくさんできたと思っています 。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><b>かな：</b><b>日本赤十字社に入った理由とお仕事について教えて下さい。</b></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-weight: 400;">自分の将来について、就職活動の時は、新卒で５年ぐらい働いて、その後大学院に入って修士を取り、最終的には国際機関に行きたいと考えていました。だから、その目標に繋がる企業を探す形で就職活動をしていました。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-weight: 400;">また、自分が就職活動をしていたのは東日本大震災が起きた2011年だったので、海外への支援だけでなく、日本のためにも仕事をしたいという思いがありました。そのため、日本で働きつつ災害時の救援活動や国際協力事業もできる日本赤十字社に入社しました。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">日本赤十字社は、人道支援を目的としていたため、人道支援がどのようなものかを知ることができたり、世界各国の赤十字社と一緒に働いたりできたのがすごく面白かったです。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">最初の２年間は東京都支部で、赤十字のサポーターとして活動してくれる大学生ボランティアの皆さんを支援する仕事をしていました。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">日本赤十字社の国際活動には、災害があった時に医療従事者を派遣するという緊急救援と、他の国の赤十字社と協力して行う開発協力事業があります。私は東京都支部での仕事の後、</span><span style="font-weight: 400;">開発協力を担当する部署</span><span style="font-weight: 400;">で３年ほど、インドネシア・ネパール・ベトナムの防災事業を担当していました。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><b>かな：</b><b>その後なぜイギリスの大学院に進学されたのですか？</b></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-weight: 400;">2015年にネパールで大きな地震があり、その後の復興支援につなげていくための企画や、現地の調整業務を担当することになりました。その時に、日本赤十字社から医療従事者とともに現地に派遣していただき、医療支援にあわせて</span><span style="font-weight: 400;">子どもにやさしい空間（child friendly space）と言う子どもが安心して遊ぶことのできるスペース</span><span style="font-weight: 400;">を作って、災害を経験した子ども達への心理社会的支援をする活動</span><span style="font-weight: 400;">にも関わらせていただきました。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">この活動を通して自分が将来やりたいことが見えた気がして、UNICEFで働いた経験がある先輩職員に、「弱い立場にいる子どもをエンパワーメントするような仕事がしたいんです」と話したところ「それができるのはUNICEFかもしれないよ」とアドバイスをもらい、そこからUNICEFの仕事について調べるようになりました。 調べていくうちに、私のやりたいことはチャイルド・プロテクション（子どもの保護）という分野に当てはまるのではないかと思い、キャリアをシフトしていくこと、大学院に行くことを考え始めました。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">イギリスの大学院を選んだ理由は、国連では英語での業務になると思ったので、英語でしっかり学んでみたいなと思ったからでした。イギリスの大学院は１年間なので、経済的理由からも選びやすかったです。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><b>かな：</b><b>イギリスの大学院での学びについて教えて下さい。</b></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-weight: 400;">チャイルド・プロテクションという分野は、法律に関する側面や、ソーシャルワークの側面、心理の側面など、いろんな側面から</span><span style="font-weight: 400;">包括的に子どもを支援する必要のある分野ですが、</span><span style="font-weight: 400;">中でも法律の改正</span><span style="font-weight: 400;">を政府に対して啓発していくような仕事もあるため、法律をバックグラウンドとする人も多いです。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">私が選択したのは、</span><span style="font-weight: 400;">法律、医療、ソーシャルワークなどの分野の実務家である先生方から</span><span style="font-weight: 400;">チャイルド・プロテクションを包括的に学ぶプログラムでした。</span><span style="font-weight: 400;">日々の実務を通して、まだまだ学ぶことが多くありますが、</span><span style="font-weight: 400;">いろんな側面を持つチャイルド・プロテクションを</span><span style="font-weight: 400;">包括的</span><span style="font-weight: 400;">に勉強できた</span><span style="font-weight: 400;">という意味では、すごく今の仕事のベースになっていると感じます。またあわせて、UNICEFの仕事の根本であるチャイルド・ライツ（子どもの権利）の知識も身につけられたのはよかったなと思います。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-weight: 400;"><a href="https://voiceofyouth.jp/archives/3711?fbclid=IwAR0L71tTH_Y6rzXt_XEXrYSArhpeuMk3JX7ayMha5EsS9YVZ-W_QTBFLrxA">後編</a>では、UNICEFマラウィ事務所でのお仕事について掲載します。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">合わせてお読みください。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-weight: 400;">(*1)</span><a href="https://www.mofa-irc.go.jp/jpo/seido.html"><span style="font-weight: 400;">JPO(Junior Professional Officer)制度</span></a><span style="font-weight: 400;">：各国政府の費用負担を条件に国際機関が若手人材を受け入れる制度。日本でも外務省を含む複数の省庁が、国連をはじめとする国際機関に派遣を実施している。JPOの審査は書面と語学審査の２段階に分かれる。</span><span style="font-weight: 400;"> </span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">(*2)</span><a href="https://www8.cao.go.jp/youth/kouryu/data/sseayp.html"><span style="font-weight: 400;">「東南アジア青年の船」事業</span></a><span style="font-weight: 400;">：</span><span style="font-weight: 400;">内閣府青年国際交流事業の一つで、日本と東南アジア10カ国の青年が集まり、船内で共同生活をしながら、ディスカッションや文化交流等を通して、異文化対応力やコミュニケーション力を高め、リーダーシップ等の向上を図るプログラム。</span></p>
<hr />
<p>&nbsp;</p>
<div class="saboxplugin-wrap" itemtype="http://schema.org/Person" itemscope itemprop="author"><div class="saboxplugin-tab"><div class="saboxplugin-gravatar"><img src="https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2020/04/shunprofile.png" width="100"  height="100" alt="" itemprop="image"></div><div class="saboxplugin-authorname"><a href="https://voiceofyouth.jp/archives/author/syun" class="vcard author" rel="author"><span class="fn">影山舜</span></a></div><div class="saboxplugin-desc"><div itemprop="description"><p><span style="font-weight: 400">VoYJ３代目編集長。自然や動物が大好き。研究テーマは人と自然のつながりや自然の価値。国際的な舞台で、人と動物がどちらも幸せに暮らせるような社会を実現するのが夢。いつか自然の素晴らしさに共感してもらえるような写真のたくさん入った本を出版してみたい。</span></p>
</div></div><div class="clearfix"></div></div></div><p>The post <a href="https://voiceofyouth.jp/archives/3703">UNICEFマラウィ事務所 子どもの保護担当官 中谷菜美さん 【前編】</a> first appeared on <a href="https://voiceofyouth.jp">ボイス・オブ・ユース JAPAN</a>.</p>]]></content:encoded>
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		<title>違いの壁を超えて、対話し続けた3週間</title>
		<link>https://voiceofyouth.jp/archives/2241</link>
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		<pubDate>Mon, 06 Apr 2020 03:00:55 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[河合涼香]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[ボイス]]></category>
		<category><![CDATA[国際/世界]]></category>
		<category><![CDATA[国際協力]]></category>
		<category><![CDATA[対話]]></category>
		<category><![CDATA[差別]]></category>
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		<category><![CDATA[高校生]]></category>

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		<description><![CDATA[<p>昨年の夏、私は&#8221;AIG高校生外交官渡米プログラム&#8221;、通称HSD U.S.に参加しました...</p>
<p>The post <a href="https://voiceofyouth.jp/archives/2241">違いの壁を超えて、対話し続けた3週間</a> first appeared on <a href="https://voiceofyouth.jp">ボイス・オブ・ユース JAPAN</a>.</p>]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p><span style="font-weight: 400;">昨年の夏、私は&#8221;AIG高校生外交官渡米プログラム&#8221;、通称HSD U.S.に参加しました。HSD U.S.は日本人高校生40名が高校生外交官として渡米し、現地の政治・経済・文化等に対する理解を深めると共に、米国の高校生と共同生活を送るプログラムです。</span></p>
<p><a href="http://www.highschooldiplomats.org/contents/us-hsd.html"><span style="font-weight: 400;">http://www.highschooldiplomats.org/contents/us-hsd.html</span></a></p>
<img class="aligncenter size-full wp-image-2242" src="https://voiceofyouth.jp/wp-content/uploads/2020/04/写真-2020-03-30-11-41-20-1.jpg" alt="" width="828" height="550" srcset="https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2020/04/写真-2020-03-30-11-41-20-1.jpg 828w, https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2020/04/写真-2020-03-30-11-41-20-1-300x200.jpg 300w, https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2020/04/写真-2020-03-30-11-41-20-1-768x510.jpg 768w, https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2020/04/写真-2020-03-30-11-41-20-1-272x182.jpg 272w" sizes="(max-width: 828px) 100vw, 828px" />
<p><span style="font-weight: 400;">幼い頃から英語が大好きで、将来国際協力に関わる仕事をしたいという目標を持つ私は、アメリカの高校生と交流できることをとても楽しみに、渡米しました。この記事では、3週間のプログラムの中で特に心に残っている思い出について、書いてみたいと思います。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-weight: 400;">現地ではアメリカの高校生40人と合流し、10日間プリンストン大学の寮で共同生活を送るという経験もしました。世界トップクラスの大学で講義を受け議論を繰り返す、私にとって夢のような時間でした。</span></p>
<img class="aligncenter size-full wp-image-2244" src="https://voiceofyouth.jp/wp-content/uploads/2020/04/写真-2020-03-30-11-41-20-3.jpg" alt="" width="1478" height="1108" srcset="https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2020/04/写真-2020-03-30-11-41-20-3.jpg 1478w, https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2020/04/写真-2020-03-30-11-41-20-3-300x225.jpg 300w, https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2020/04/写真-2020-03-30-11-41-20-3-768x576.jpg 768w, https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2020/04/写真-2020-03-30-11-41-20-3-1024x768.jpg 1024w" sizes="(max-width: 1478px) 100vw, 1478px" />
<p><span style="font-weight: 400;">授業は、日本のように教壇の先生が講義し、生徒がノートを取りながら聞くというスタイルでは一切なく、ディスカッションが中心でした。一番印象に残っているのは、人種差別がテーマの授業です。様々なバックグラウンドを持つ人々が共に暮らすアメリカでは、歴史上、人種や民族の違いを引き金とする数多くの対立が起こってきました。その影響は、現代のアメリカ社会にも暗い影を落としており、いまだに少数者であることを理由に、差別を受ける人々が少なくないという現状があるのだそうです。アメリカの歴史や現状を学んだ後、私たちも、それぞれの人種差別に対する考えについて、ディスカッションを行いました。その中でも、アフリカ系アメリカ人の女の子の、</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">「肌の色を見ただけで&#8221;差別がないよう配慮してあげなくてはいけない種類の人間&#8221;だと思われることが差別だと感じる」</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">という発言を聞いて、衝撃を受けました。配慮することが差別になるとは思いもよらなかったからです。しかし対話を重ねるうちに、彼女の発言には、外見のみを理由に過度な特別扱いをされたくないという思いが込められていたことを知りました。それと同時に、これまで&#8221;差別&#8221;というものに対して深く考えずに行動してきた自分自身を反省しました。</span></p>
<img class="aligncenter size-full wp-image-2245" src="https://voiceofyouth.jp/wp-content/uploads/2020/04/写真-2020-03-30-11-41-20-7.jpg" alt="" width="1570" height="1044" srcset="https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2020/04/写真-2020-03-30-11-41-20-7.jpg 1570w, https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2020/04/写真-2020-03-30-11-41-20-7-300x200.jpg 300w, https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2020/04/写真-2020-03-30-11-41-20-7-768x511.jpg 768w, https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2020/04/写真-2020-03-30-11-41-20-7-1024x681.jpg 1024w, https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2020/04/写真-2020-03-30-11-41-20-7-272x182.jpg 272w" sizes="(max-width: 1570px) 100vw, 1570px" />
<p><span style="font-weight: 400;">また、学生寮での共同生活からは、私自身も見かけや第一印象のみに基づいて、一方的に相手の像を作り上げていたことに気づかされました。10日間同室だったビクトリアは、モデルも経験したことのあるスポーツの大好きな女の子でした。プログラム開始前に送られてきたインスタグラムの、スタイル抜群で堂々とポーズする彼女の写真。読書などインドアな趣味を持つ私とは対照的に見えたため、&#8221;10日間も何を話せば良いのだろう&#8221;、&#8221;仲良くなれないかもしれない&#8221;と不安でたまりませんでした。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-weight: 400;">ところが、実際の彼女は、とても細やかな気配りのできる優しい女の子だったのです。私が議論の場で発言できずに落ち込んでいると、励ましの言葉をかけ、部屋に戻ってから、「自分の意見を口に出してみればいい。完璧な英語じゃなくても大丈夫」などと、的確なアドバイスをくれました。そんな彼女の優しさを感じるうちに私は、根拠のない先入観でビクトリアの性格さえをも決めつけていた自分自身が恥ずかしくなりました。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;"> </span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">さて、アメリカ滞在中は、政治機関・企業などへの訪問、ハロウィンパーティやよさこい披露といった日米文化交流など、貴重な経験を多く積むことができました。しかし何よりも、高校生外交官が3週間熱い議論をし続けたことこそ、このプログラムの最大の意義なのだと思います。自分の考えをはっきりと述べ、互いに異なる価値観を認め合うことで、思考が深まっていくのです。当初は、頭の中で英文を考えているうちに議論が進んでしまい、何度ももどかしい思いをした私でしたが、いつのまにか英語で意見を交換する楽しさに夢中になっていました。また、正直な思いをぶつけ合うことで、高校生外交官80人の間にも属性を超えた強い友情が育まれていきました。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-weight: 400;"> 肌の色が何色でも、共通点が全くないように思えたとしても、互いに気持ちを伝え合うことで、心を通わせることができる。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-weight: 400;">これは、私がプログラムを通して得た、もっとも大切な気づきです。私はこの先、ビクトリアをはじめ、79人の仲間と笑い、学び考え、切磋琢磨した3週間を忘れることはないでしょう。この経験を糧に、私はこれからも、国際協力に携わるという夢に向かって歩んでいきます。</span></p>
<hr />
<p>&nbsp;</p>
<div class="saboxplugin-wrap" itemtype="http://schema.org/Person" itemscope itemprop="author"><div class="saboxplugin-tab"><div class="saboxplugin-gravatar"><img src="https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2020/04/unnamed.jpg" width="100"  height="100" alt="" itemprop="image"></div><div class="saboxplugin-authorname"><a href="https://voiceofyouth.jp/archives/author/ryoka" class="vcard author" rel="author"><span class="fn">河合涼香</span></a></div><div class="saboxplugin-desc"><div itemprop="description"><p><span style="font-weight: 400">和歌山県の高校3年生です。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400">国際協力という将来の夢に向けて、地方在住でも学生でも、自分なりに出来る事を精一杯取り組んで行きたいと思っています。</span></p>
</div></div><div class="clearfix"></div></div></div><p>The post <a href="https://voiceofyouth.jp/archives/2241">違いの壁を超えて、対話し続けた3週間</a> first appeared on <a href="https://voiceofyouth.jp">ボイス・オブ・ユース JAPAN</a>.</p>]]></content:encoded>
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		<title>UNICEF東京事務所 佐々木佑さん【前編】</title>
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		<pubDate>Fri, 26 Oct 2018 09:12:03 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[影山舜]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[インタビュー]]></category>
		<category><![CDATA[NGO]]></category>
		<category><![CDATA[UNDP]]></category>
		<category><![CDATA[UNICEF]]></category>
		<category><![CDATA[インターンシップ]]></category>
		<category><![CDATA[キャリア]]></category>
		<category><![CDATA[佐々木佑さん]]></category>
		<category><![CDATA[修士]]></category>
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		<category><![CDATA[留学]]></category>

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		<description><![CDATA[<p>ボイス・オブ・ユース JAPANの運営を、様々な面でサポートしてくださっているUNICEF東京事務所のコミュニ...</p>
<p>The post <a href="https://voiceofyouth.jp/archives/296">UNICEF東京事務所 佐々木佑さん【前編】</a> first appeared on <a href="https://voiceofyouth.jp">ボイス・オブ・ユース JAPAN</a>.</p>]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>ボイス・オブ・ユース JAPANの運営を、様々な面でサポートしてくださっているUNICEF東京事務所のコミュニケーション専門官の佐々木佑さんのインタビューを全2回に分けてお送りします。佐々木さんには、キャリアや仕事、ボイス・オブ・ユース JAPANに期待すること、若者へのメッセージについてのお話を伺いました。前編の今回は、UNICEFに入るまでのキャリアについてお届けします。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>【まず初めに、佐々木さんのキャリアについて伺いました】</p>
<p>&#8211; UNICEFに勤めるようになったきっかけはなんですか？</p>
<p>国際協力の世界で働くことには昔から興味を持っていました。最初のきっかけは、小学生の時、リトアニアで大使をしていた杉原千畝さんの伝記を読んだことです。その時、自分の正義感に適うような、人の役に立てるような仕事にはやりがいがあるだろうなと思い、大きな憧れを抱きました。その次のきっかけは、高校生の時、アメリカ中西部ネブラスカ州にある田舎の小さな町に1年間留学をしたことです。人口の約98％が白人ということで、周りに白人しかいない中、自分一人がアジア人だったので、特に最初はじろじろ見られたりからかわれたりして、自分ではどうしようもない理由で彼らとの間に見えない壁のようなものを感じました。ただ、自分には帰る家があるからその壁は一年でなくなる。けれど、帰る家がない人、その壁がいつなくなるのか見当もつかない人だって世の中にはたくさんいるわけで、その人たちは途方もなく辛い気持ちになるだろうと思い、その人たちに対して何かできないかなと感じ始めました。ですから、違う文化・違う肌の色の人たちが共生するためにはどうすればいいのかということに一番初めに興味が湧いたんです。また、英語がすごく好きだったので、両方が活かせる仕事として漠然と国際的に多文化共生を進める仕事に興味がわき、大学に入学したあたりから将来はそのような仕事を見つけたいと思いはじめました。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&#8211; 大学生の時は、どんな活動をしていたのですか？</p>
<p>大学1年の春休みに、JOICFP（ジョイセフ）という国際協力NGOでインターンをし、ジェンダーに関わる仕事をしました。そこで出会った職員の方に、大学卒業して最初にNGOに勤めるよりは、企業で働いたほうが選択肢は広がるというアドバイスをもらったので、大学卒業後はまず企業に就職することに決めました。そのころは今よりも、企業とNGO間の人材交流があまりなく、特にNGOから企業に就職するケースがまれだったのだと思います。けれど、就職活動に臨んだのはいいのですが、国際協力の現場で働くことに大きな魅力を感じていたので、正直ビジネスセクターではどのような仕事がしたいのかなかなかイメージできませんでした。さらに4年の夏までアメリカに一年留学していたのでその年の採用試験も終盤になっており、応募できるところに応募して、最初に内定をもらった広報代理店に縁があったと思って就職しました。</p>
<img class="alignnone size-full wp-image-297" src="https://voiceofyouth.jp/wp-content/uploads/2018/10/DSC01752.jpg" alt="" width="6000" height="4000" srcset="https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2018/10/DSC01752.jpg 6000w, https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2018/10/DSC01752-300x200.jpg 300w, https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2018/10/DSC01752-768x512.jpg 768w, https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2018/10/DSC01752-1024x683.jpg 1024w" sizes="(max-width: 6000px) 100vw, 6000px" />
<p>&nbsp;</p>
<p>&#8211; はじめは一般企業への就職だったんですね。知りませんでした。</p>
<p>広報の仕事をするのは、自分でも想定外でした。しかし、縁とはおもしろいもので、その時に広報の仕事をしていた経験があったから今この仕事につけていると思います。さっき話した通り、最初は多文化共生に興味を持ったので、そこから多文化教育や少数民族への教育に興味が広がり、UNICEFに入れたら教育オフィサーになりたいと思っていました。でも、いまは広報の経験とか、そのあとにしてきたいろいろな経験を生かして、コミュニケーション専門官として働いています。なんでもプランを立ててから行動する人もいると思いますが、私の場合はこういう偶然が自分のいろんなキャリアを形作ってきたと思います。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&#8211; けれど、一度ビジネスの世界に入ってから、その会社をやめて国際協力の世界に進むのは難しいし、勇気のいる行動のように感じられます。</p>
<p>そうですね。実際、企業で働いているうちに、夢とかはあまり考えなくなった時期がありました。でも代理店の仕事が辛いと感じていたある日、友達に愚痴を言いながら電話していたら、友達に「じゃあ、条件とか可能性とかを一切考えずにやりたい仕事が何でもできるとしたら何がしたいの？」と聞かれたんです。しばらく考えて、「国連やNGOで仕事がしたい」という言葉が自然と出てきました。そして、次に「じゃあそのためには何をすればいいの？」と聞かれて、「まずは修士が必要だから、大学院に行って修士を取らなきゃいけない」と答えました。すると、その友達が「じゃあ、まずは大学院に進むことから始めてみれば？始めてみて、そこでまた考えればいいから。やりたいことがあるなら、そっちの方向にまず一歩踏み出すことだよ」と言ってくれ、その言葉で決心がつきました。やりたいことを素直に認めることができて、そこに一歩近づけば違う世界が広がるかもしれないと思えたんです。その友達の言葉がなかったら、会社を辞める勇気はなかったかもしれないですね。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&#8211; 友達の言葉に背中を押されたんですね。</p>
<p>はい。ここで勇気を出して仕事を辞めたのは一つのターニングポイントだったかもしれないですね。それで、NGOでインターンしながら大学院の受験勉強をして、コロンビア大学ティーチャーズカレッジに無事合格し、開発途上国での教育政策や、それをどのように国連や各国政府が支援しているのかについて学ぶ学科に進学しました。大学院一年目が終わる夏休みには、NGOでジェンダーに関わるインターンをしていた経験と、広報代理店で働いていた経験を評価されて、半年間、国連開発計画（UNDP）のジェンダーチームでのインターンとして採用されました。自分の経験が大きな強みになるインターンの募集があったことは本当にラッキーでした。このインターンシップはすごく楽しかったですね。国連のニューヨーク本部では、各国のプログラムを見ることができますし、世界中から職員が集まっているので、真に国際的な環境があります。楽しくてやりがいもあったので、またこういうところに帰ってきたいなとその時強く思いました。</p>
<img class="alignnone size-full wp-image-298" src="https://voiceofyouth.jp/wp-content/uploads/2018/10/DSC01761.jpg" alt="" width="6000" height="4000" srcset="https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2018/10/DSC01761.jpg 6000w, https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2018/10/DSC01761-300x200.jpg 300w, https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2018/10/DSC01761-768x512.jpg 768w, https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2018/10/DSC01761-1024x683.jpg 1024w" sizes="(max-width: 6000px) 100vw, 6000px" />
<p>&nbsp;</p>
<p>&#8211; それでは、大学院卒業後はすぐに国連に務めたのですか？</p>
<p>実は、そうではないんです。大学院入学直後はもう日本には帰ってこないつもりで、卒業したらJPOを受けて途上国支援の現場に行こうと思っていました。しかし、家庭の事情で、卒業後はいったん日本に帰ることに決めました。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&#8211; 日本でのキャリア選択は、どのようにしたのでしょうか？</p>
<p>日本に帰ろうと決心して大学院一年生の終わりに日本企業が留学生採用のためにロサンゼルスで開催したキャリアフォーラムに行き、デロイト トーマツ コンサルティングから内定をもらうことができました。私は企業で働くことを一つのステップだと考えていて、早くその中で成長して国際協力の世界に戻りたかったので、社員教育に力を入れていて新人に早く成長してほしいという姿勢が明確だったデロイトが魅力的に思えたんです。さらに、コンサルを経て国連に勤めている人が周りに何人かいたので、彼らにどういうところをステップにしたのかをたくさん聞いて、デロイトでは自分がどのようなことを吸収したいのか考える参考にしました。また、その時の上司が、「あなたのことだから大丈夫だと思うけど、国際協力の仕事じゃないとしても全力で取り組んで、次のステップに繋げなきゃダメよ。そうやってまた戻っていらっしゃい」と言って送り出してくれたので、3年間は絶対頑張って、そこで得た経験をアピールして次のステップにつなげようと思い、そこに勤めることにしました。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&#8211; その後のキャリアを教えてください。</p>
<p>はい。デロイトの仕事は体力的にも能力的にも本当にハードで挫折しそうになることもあったんですけど、人に恵まれて、なんとか3年間やりきることができました。どんなにハードでも、どの案件も自分としては最後まであきらめずにやり切ったという経験は今でも大きな自信になっています。そうして3年が過ぎた時には、そろそろ次のステップに移ってもいいなと思えるようになっていました。そして、そのあとは国際協力のNGOであるセーブ・ザ・チルドレン・ジャパン（SCJ）の海外事業部に務めることができました。そこで8ヶ月ほど働いた頃に、東日本大震災が起きました。これがきっかけで1年半ほど仙台に引っ越して東北の支援をしていました。そのあとに転職したのが、オックスファム・ジャパンです。最初に働いた広報での経験と、SCJで得た現地での経験を活かして、政策提言とメディアの対応の仕事を2年弱の間担当しました。</p>
<p>オックスファムとの2年間の契約が終わりそうな頃、次の仕事をどうしようか考えた時に、自分の強みを活かせるものにしたいと思ったんです。それまでの経験から、自分の強みは、子どもの権利に関する仕事ができること、政策提言の経験、緊急支援で現地職員として仙台で働いていたこと、メディア関連ができることの4つだと思っていて、その中の2つだけでも活かせるような仕事につきたいなと思って探していました。そうした中、UNICEFがコミュニケーション専門官という、奇跡的に自分の強みが全て活かせる職を募集していて、そこに応募して、今ここで働いています。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>偶然が自分のいろんなキャリアを形作ってきたという佐々木さんだからこそ、お話に重みがあって、参考にできるお話もたくさんあったと思います。</p>
<p><a href="https://voiceofyouth.jp/archives/379">後半</a>では、普段UNICEFでどんなお仕事をしているか、また、ボイス・オブ・ユース JAPANについてなどのお話を掲載します。合わせてお読みください。</p>
<img class="alignnone size-full wp-image-300" src="https://voiceofyouth.jp/wp-content/uploads/2018/10/DSC02049.jpg" alt="" width="6000" height="4000" srcset="https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2018/10/DSC02049.jpg 6000w, https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2018/10/DSC02049-300x200.jpg 300w, https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2018/10/DSC02049-768x512.jpg 768w, https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2018/10/DSC02049-1024x683.jpg 1024w" sizes="(max-width: 6000px) 100vw, 6000px" />
<p>佐々木佑</p>
<p>国際基督教大学教養学部国際関係学科卒業。米国コロンビア大学ティーチャーズカレッジで教育開発学の修士号取得。</p>
<p>東京の広報代理店とビジネスコンサルティング会社勤務を経て、2010年に国際NGOに転職し東京事務所にて南スーダンの栄養事業などを担当。東日本大震災発生後に仙台事務所に拠点を移し、東北の緊急復興支援事業に従事。</p>
<p>2012年末には別の国際NGOで政策提言チームのメディア・オフィサーとして勤務。2014年8月より現職。</p>
<div class="saboxplugin-wrap" itemtype="http://schema.org/Person" itemscope itemprop="author"><div class="saboxplugin-tab"><div class="saboxplugin-gravatar"><img src="https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2020/04/shunprofile.png" width="100"  height="100" alt="" itemprop="image"></div><div class="saboxplugin-authorname"><a href="https://voiceofyouth.jp/archives/author/syun" class="vcard author" rel="author"><span class="fn">影山舜</span></a></div><div class="saboxplugin-desc"><div itemprop="description"><p><span style="font-weight: 400">VoYJ３代目編集長。自然や動物が大好き。研究テーマは人と自然のつながりや自然の価値。国際的な舞台で、人と動物がどちらも幸せに暮らせるような社会を実現するのが夢。いつか自然の素晴らしさに共感してもらえるような写真のたくさん入った本を出版してみたい。</span></p>
</div></div><div class="clearfix"></div></div></div><p>The post <a href="https://voiceofyouth.jp/archives/296">UNICEF東京事務所 佐々木佑さん【前編】</a> first appeared on <a href="https://voiceofyouth.jp">ボイス・オブ・ユース JAPAN</a>.</p>]]></content:encoded>
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