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	<title>ニューヨーク | ボイス・オブ・ユース JAPAN</title>
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		<title>アメリカ、日常、非日常　#2</title>
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		<pubDate>Mon, 12 Jan 2026 03:00:03 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[指々]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[ボイス]]></category>
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		<description><![CDATA[<p>ーーー 早朝にボルチモアを離れ、バスでニューヨークに向かった。ホテルに荷物を置いて、ニューヨーク土産がたくさん...</p>
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				<content:encoded><![CDATA[<p><span style="font-weight: 400;"><br />
ーーー</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">早朝にボルチモアを離れ、バスでニューヨークに向かった。ホテルに荷物を置いて、ニューヨーク土産がたくさん置いてあるチェルシー・マーケットへ向かう。入り口の扉の前で、大学のバンドサークルの先輩である齋藤さんが待っていた。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">「うぇい！　ようこそ！」</span><span style="font-weight: 400;"><br />
</span><span style="font-weight: 400;"><br />
</span><span style="font-weight: 400;">ニューヨークは齋藤さんの街らしい。少なくとも齋藤さんはそう言っていた。すしざんまいの社長よろしく両手を広げて、タイムズスクエアの下で「ようこそ俺の街へ！」と叫ぶ齋藤さんの姿を思い描く。マグロが空を泳いでいる。齋藤さんは大きな企業に勤めていて、ニューヨークで機械学習の研究をしている。とにかく男前で、とにかくギターが上手い。なのに親しみやすくて、冗談まじりに皆から「齋藤さんはこんなにカッコ良いのに、マジで残念な男だよな」と言われている。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">ふらりと入ったレストランで、牡蠣にレモンを絞り、ロブスターロールにかじりつきながら、仕事の話を聞く。この街にはハードワーカーが溢れていて、齋藤さんも結果を出さなければいけないというプレッシャーと日々闘っているらしい。自分自身に課した試練をどう解決していくか考えながら日々を送っているようだ。論文には査読というプロセスがあって、それに通るかどうかは受験のようなものらしい。通る論文の数（正確には応募数に対する通過数の比率）が決まっている。「闘いやな、」齋藤さんはそう言っていた。気付いたらロブスターロールを食べ終わっている。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">食後の散歩がてら、景色が綺麗な水上公園・リトルアイランドを訪れる。齋藤さんっていつからバンドやってたんですか。そう聞くと、「大学からよ」という意外な答えが返ってきた。てっきり高校くらいからずっとバンドをやっていたと思っていた。僕たちの入っていたバンドサークルはゴリゴリの実力主義で、楽器が上手い人ばかりが集まる、逆に上手くないなら死に物狂いで食らいつかなければいけない、そんな場所だった。僕がサークルに入った時から齋藤さんはとにかくギターが上手くて、最初は話すのが怖いほどだった。でも、飲み会で喋ったら呂律が全然回ってなくて、これはいける、そう思った。そんな齋藤さんも、バンドを始めたのは大学からだったらしい。「速弾きはできたけどリズム感が全くなくて、音作りにもこだわりがなかった。だから最初の頃はしんどかったな。基本負けず嫌いやから」カッコ良くギターを弾く齋藤さんの姿の裏側に、砂を噛むような研鑽の日々と、悔しさをバネにする胆力を垣間見た。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">本屋でポール・オースターの本を買い、酒屋で日本酒を買った。どっか行きたいところある？　と聞いてくれたので、国連ビルですかね、と答えた。留学から帰ってきた高２くらいから、ぼんやり国連で働きたいと思うようになった。世界中を飛び回って、たくさんの人と話して、その人たちが困っている課題を解決することに全力を注げたら、どんなに素敵だろうか。そんな思いを抱いて大学に入り、国連で頻繁に用いられるフランス語を第二外国語として選択し、国際関係論のゼミに入った。大１の頃には授業の一環でニューヨークを訪れ、国連ビルを見学した。カッコ良いな、そう思った。世の中にある「課題」は複合的だし、「たくさんの人」にはそれぞれのニーズがあり、ニーズ同士が衝突することもあるんだよ、そう当時の自分に声をかけてあげたくなる。（今も相当だがそれにもまして）ナイーブだった僕を思い出しながら、今見たらどんな感情を抱くのか知りたくて、国連ビルに足を運んだ。通りをまっすぐ進んで開けた正面に、39階建てのビルが建っている。笑ってしまうほどあの頃と同じ感覚だった。カッコ良いな。国連への憧れは、働く場所が変わっても、僕を取り巻く環境が変化しても、ずっと原点として胸の中に残っていることだろう。そう思った。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">齋藤さんが思い描く20年後の姿って何ですか？　と聞くと、プレイヤーではなくて後続の優秀な人たちを育てる存在かな、という答えが返ってきた。マネジメントをするにしても、何かを教えるにしても、自分が実際に経験していないと内実を伴わない。この人は本当にストイックな人だ、そう思った。口先だけではなく、必ず中身を伴わせる。自分の限界を数ミリずつでも先に押し進める。齋藤さんは僕が今まで出会った「先輩」の中で最も後輩にバカにされ、最も後輩に愛されている。齋藤さんに憧れる人が多い理由が、何だか見えてきた気がした。これからも、この人は牡蠣を奢り続けて、慕われ続けるんだろうな。ありがとうございました、そう伝えて別れた。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">ーーー</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">齋藤さんと別れてから、ニューヨークのThe Campbellというバーに向かう。ホストマザーの弟、ホストおじさんとでも言おうか、そんな存在の友達・ロブに会うのだ。ロブはずっとドラマーをしていて、最近も働きながら音楽活動を続けている。僕がドラムを叩くことを伝えると、高校生の僕を見下すこともなく一瞬で友達になってくれた。事あるごとにスティックやドラム用品をプレゼントしてくれる、優しいおじさんだ。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">薄暗いバーの入り口でロブを見つけ、抱擁を交わす。店に入ると、日本のバーでは想像のつかない立ち飲み形式だった。バーカウンターはオーセンティックなバーそのものなのに、皆パブのように飲み物を置いて立ち話している。ミクターズのストレートを２つ頼み、ロブと乾杯する。ポール・マッカートニーと親交が深いロブは、音楽業界の文字通りあらゆる場面を目撃していて、会う度に華やかな世界のおもしろ話を教えてくれる。この日もウイスキーを傾けながら、フー・ファイターズのライブのバックステージでの１コマを紹介してくれた。ロブ自身も、今でもドラマーとしてライブに出ているらしい。この前のライブでミスしちゃった、そう語るロブは本当に悔しそうで、PKを外したサッカー少年のような表情をしていた。まだ音楽は続けてる？　そう聞かれたので、ドラムも叩いてるし、時々ギター弾いて歌ったりもするよ、最近は曲も書いてる、そう答えるとロブの目が輝いた。７年前に拙い英語で「僕はロックが大好きです」と伝えた時も、同じようにロブの目は輝いていた。忙しいロブは、この後すぐに用事があるらしい。グラスを置いて、２人で店を後にした。お土産に渡した日本酒のボトルを裸で持って、「元気で！」とニューヨークの街に消えていった。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">ーーー</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">僕の好きな人たちは、自分の感情に正直だ。喜びも、悔しさも、怒りも、悲しみも、全て誤魔化さずに表現する。妥協などすることなく。自分の強さも、弱さも、心から愛して日々を生きている。そんな人たちに囲まれていることが何だか嬉しくて、ストロークスを聴きながら、街灯に照らされたニューヨークの街を鼻歌混じりで歩いた。</span></p>
<hr />
<p>&nbsp;</p>
<div class="saboxplugin-wrap" itemtype="http://schema.org/Person" itemscope itemprop="author"><div class="saboxplugin-tab"><div class="saboxplugin-gravatar"><img src="https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2024/03/スクリーンショット-2024-03-28-12.32.23.png" width="100"  height="100" alt="" itemprop="image"></div><div class="saboxplugin-authorname"><a href="https://voiceofyouth.jp/archives/author/yubiyubi" class="vcard author" rel="author"><span class="fn">指々</span></a></div><div class="saboxplugin-desc"><div itemprop="description"><p>ドラマー。映画好き。</p>
</div></div><div class="clearfix"></div></div></div><p>The post <a href="https://voiceofyouth.jp/archives/6477">アメリカ、日常、非日常　#2</a> first appeared on <a href="https://voiceofyouth.jp">ボイス・オブ・ユース JAPAN</a>.</p>]]></content:encoded>
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		<title>NYでブロードウェイのアジア人にスポットライトを当てたプロジェクト「Celebrate Asian Joy」を設立したブロードウェイ俳優・高橋リーザさんインタビュー</title>
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		<pubDate>Mon, 25 Oct 2021 03:45:31 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[りっちー]]></dc:creator>
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		<description><![CDATA[<p>アメリカ、ニューヨークでは新型コロナウイルスのパンデミックを受けて閉鎖していたブロードウェイが約１年半ぶりに再...</p>
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				<content:encoded><![CDATA[<p><b>アメリカ、ニューヨークでは新型コロナウイルスのパンデミックを受けて閉鎖していたブロードウェイが約１年半ぶりに再開。トニー賞の授賞式も約２年ぶりに開催される等、かつての賑わいを取り戻しつつあるという嬉しい報道が聞かれるようになってきました。</b></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><b>そんなニューヨークに住む、日本人ミュージカル俳優、高橋リーザさんは、</b><b>ブロードウェイミュージカル「Mean Girls」に出演中に劇場閉鎖の日を迎えました。コロナ禍で舞台出演が叶わない日々が続く中でも立ち止まることなく、舞台以外に自分にできる社会貢献はないかと模索し、活動の幅を広げ、「</b><a href="https://www.celebrateasianjoy.com/"><b>Celebrate Asian Joy</b></a><b>」という団体を設立。このほど、全米でわずか４％と言われるアジア人ミュージカル俳優等が出演するミュージックビデオを公開し、ブロードウェイ再開とともに話題になっています。</b></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><b>ニューヨークで活躍する高橋リーザさんに、これまでの経歴や設立した団体について伺いました。</b></p>
<p>&nbsp;</p>
<div id="attachment_4687" style="width: 692px" class="wp-caption aligncenter"><img class="wp-image-4687 size-large" src="https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2021/10/image3-682x1024.jpg" alt="" width="682" height="1024" srcset="https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2021/10/image3-682x1024.jpg 682w, https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2021/10/image3-200x300.jpg 200w, https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2021/10/image3-768x1154.jpg 768w, https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2021/10/image3-511x768.jpg 511w, https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2021/10/image3.jpg 1017w" sizes="(max-width: 682px) 100vw, 682px" /><p class="wp-caption-text">高橋リーザさん</p></div>
<p>&nbsp;</p>
<p><b>Q）ミュージカルに興味を持ったきっかけを教えてください。</b></p>
<p><span style="font-weight: 400;">小さい頃はとにかく明るくて、歌うこと、踊ることが大好きな子でした。それを見ていた母が、歌とダンス、そして演技も一緒に習えるとミュージカルスタジオを見つけてきてくれて、４歳くらいからそのスタジオに通い始めたことがきっかけです。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><b>Q）ブロードウェイ女優になるという夢を抱いたのはいつ頃ですか？そして、どのようにして夢を実現させたのでしょうか。</b></p>
<p><span style="font-weight: 400;">いつからかはっきりとは覚えていないのですが、帰国時に小学校時代の恩師と会う機会があり、その際、小学校２年生の時の学級アルバムを持参してくれました。そのアルバムには、将来の夢について「ニューヨークに行ってブロードウェイに立つ」と書かれていたのできっとこの頃だと思います。それからしばらくして、英語の必要性を感じ、小学校６年生から英語の勉強を始めました。そして、中学卒業後はカナダのパフォーミングアーツを学べる高校に留学。その後、アメリカの大学のミュージカルコースで学び、様々な舞台を経験しました。そして、卒業後は地方公演等に出演する等経験を積み、卒業から３年後にブロードウェイミュージカル「Mean Girls」のオリジナルキャストに選ばれ、2018年に念願であったブロードウェイデビューを果たしました。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><b>Q）順調にキャリアを重ね、充実した日々を送っていらっしゃる中での劇場閉鎖だったと思いますが、どのような気持ちで過ごされていたのでしょうか。</b></p>
<p><span style="font-weight: 400;">当初は、2020年４月までが閉鎖予定とされていましたが、それが６月、９月、１月、2021年の夏までと少しずつ、延長されていきました。最初は、少し休みがもらえたからゆっくり休養しようくらいの感じでしたが、９月までの再延長が決まるとこれは長丁場になるかもしれないと思うようになりました。そして、それまで舞台中心の生活をしていたので、私から舞台をとったら何が残るだろう、何ができるだろうと考えるようになりました。その中で、自分がこれまで培ってきたことが日本でブロードウェイを目指している人や日本でミュージカルをやっている人に役立ててもらえるのではないかと考え、「</span><a href="https://broadwaytojapan.stores.jp/"><span style="font-weight: 400;">Broadway to Japan</span></a><span style="font-weight: 400;">」というオンラインレッスンプログラムを立ち上げ、様々なミュージカルワークショップやレッスンを始めました。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">また、新型コロナウイルス感染拡大の中全米で広がっていったアジアンヘイトの報道を受け、アジア人の誇りや尊厳を鼓舞するべく「</span><a href="https://www.celebrateasianjoy.com/"><span style="font-weight: 400;">Celebrate Asian Joy</span></a><span style="font-weight: 400;">」という団体を設立し活動を開始しました。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><b>Q）「C</b><b>elebrate Asian Joy」を設立するに至った経緯をもう少し詳しく教えてください。</b></p>
<p><span style="font-weight: 400;">日本という島国で日本人として生まれ、日本で生活している時は肌の色のことで不自由はなく、他の人と違うということを感じることもほとんどない日々を送っていました。でも、海外に住み始めると日本にいると感じない、いろいろなことを感じるようになります。差別というほど攻撃的なことをしてくる人は私の経験上はいないのですが、</span><span style="font-weight: 400;">最近、アメリカではマイクロアグレッションという言葉がよく使われます。「小さな差別」のようなことをいうのですが、日本人の私に向かって、例えば「ベトナム人？」などと勝手にアジアの他の人種に決めつけて聞くことなどもその一例です。本来なら、「何人ですか？」って先に尋ねるべきなのですが、違う人種に決めつけられることで自分を少し否定されたような気持ちになるということが頻繁にあります。そう言われることでものすごく傷つくというわけではないのですが、海外に来てそういう小さな差別もあるのだということに気づき、学んできました。そして、カナダの高校、アメリカの大学、ニューヨークへの移住を経験し、自分のアイデンティティって何だろうと考えるようになりました。すぐに結論はでなかったのですが、ブロードウェイの舞台に立つようになり、出待ちの方から「アジアを代表して出演してくれてありがとう」など、感謝の気持ちを伝えていただいたり、SNSでもアジア人やアジア系のアメリカ人から同様のメッセージをいただいたりする機会が増えてきました。それで、アジア人として世界の舞台に立つ意義を感じるようになり、「Mean Girls」出演中に何かアジア人にフォーカスしたプロジェクトはできないだろうかと思うようになりました。そして、コロナ前の2019年にフォトシュート（写真撮影）をプロデュースしました。アメリカで５月はAAPI（</span><span style="font-weight: 400;">アジア・太平洋諸島系米国人</span><span style="font-weight: 400;">）ヘリテージマンスとして、アメリカの歴史の中でAAPIが果たした功績等を祝いますが、それに合わせて、ブロードウェイダンサー５人を集めての撮影でした。その後も継続して毎年やっていきたいと思っていましたが、昨年はコロナで活動できませんでした。一方で、今年に入って新型コロナウィルスの感染拡大によるアジア人ヘイトが増えてきました。アメリカのアジア人コミュニティでは、新型コロナウィルスの流行が始まった時から、それに対する危機感を持っていましたが、今年に入ってからメディアでの報道も増えてきたこともあり、この機会に何か声をあげなければと思い、立ち上がりました。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">一方で、メディアではネガティブな面にフォーカスした報道が多く、私たちの人種は「危ない人種」とか「的になる」とか、自分のアイデンティとは違うレッテルを貼られているようにも感じました。そんなレッテルを一新したいという思いから、団体の名称には「Celebrate」や「Joy」といったポジティブな言葉を使用した「Celebrate Asian Joy」という名称にしました。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<div id="attachment_4689" style="width: 810px" class="wp-caption alignnone"><img class="size-large wp-image-4689" src="https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2021/10/image2-1024x583.jpg" alt="" width="800" height="455" srcset="https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2021/10/image2-1024x583.jpg 1024w, https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2021/10/image2-300x171.jpg 300w, https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2021/10/image2-768x437.jpg 768w, https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2021/10/image2.jpg 1297w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /><p class="wp-caption-text">2021年5月のAAPIヘリテージマンスに合わせて発表したフォトシュート<br />撮影：レベッカ・J・ミッシェルソン　提供：Celebrate Asian Joy</p></div>
<p>&nbsp;</p>
<p><b>Q）</b><b>Celebrate Asian Joyでは、アジア人ブロードウェイ俳優が出演されたミュージックビデ オ「</b><a href="https://www.youtube.com/watch?v=_zV64OpBeF4&amp;t=3s"><b>I CHOOSE JOY</b></a><b> 」</b><b>を制作し、９月に公開されていますが、制作秘話等があれば教えてください。</b></p>
<p><iframe width="800" height="450" src="https://www.youtube.com/embed/_zV64OpBeF4?start=3&#038;feature=oembed" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen></iframe></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-weight: 400;">今回、日本人映像作家の齋藤汐里さんと二人三脚で演出までの全てを手掛けました。二人ともアーティストではありますが、プロデュース業という面では初めて経験することがたくさんありました。事務的なことで言えば、例えばタイムズスクエアで撮影するとなった場合、どうやって手続きをしたらいいのだろうか、照明を使う時にはどこから電源をとればいいのだろうか、そういったことから始まりました。役者は台本をもらって、当日舞台で演じるのが仕事ですが、その裏で、多くのスタッフの方が支えてくださっていることは分かっているつもりではいましたが、今回ミュージックビデオのプロデュース、そして演出までの全てを手掛けたことでその大変さを実感し、大きな学びになりました。演出面では、齋藤は映像の演出、私はパフォーマンスの演出を担当しました。歌詞や曲作りにも携わったのですが、ビデオを通してどんな物語を伝えたいのか、自分の漠然としたイメージを言語化するのが大変でした。また「Joy」という言葉は捉え方によっては軽くなってしまい、ただ「Happy」という感じだけで終わってしまう可能性を含んだ言葉でもあります。「アジア人ヘイトがあるけど、ただ単に楽観的にハッピーなんだよ」という伝え方になってしまうとちょっと違います。そうではなくて、そんな中にあっても「Joy」を力強く選択していることをフォーカスしたいという思いがあったので、そのためには例えば作曲家さんにどのように伝えれば、イメージにあった曲が出来上がるのかなど、クリエイティブな面でも大きな学びがありました。大変なことは多かったですが、新しい気づきや学びも多くとても成長できる経験でもありました。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><b>Q）</b><b>日本にいる私たちがこのような差別廃止のためにできることありますか？</b></p>
<p><span style="font-weight: 400;">それを「知る」ことが最初の一歩だと思います。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">日本でも、こういう現状についてはニュースで少し報道されていると思うのですが、アメリカの現状を生の声で聞くことはほとんどないと思います。アメリカでこのような活動をしている日本人は私だけではないと思うし、そういう人たちを知ること、話に耳を傾け、こういうことがあるんだと気づくだけでも大きな一歩だと思います。その後、それを拡散するのか、何か行動するのか、それはそれぞれです。日本にいるとアジア人ヘイトについては関係ないと思ってしまうこともあると思うのですが、日本でも他の差別はあります。アメリカだけでなく、世界の現状を知ることは、それを教訓にして自分の行動を見直すことにもつながり、それが差別をなくすことにつながっていくので、まずは知ることが一番大事だと思います。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><b>Q）これまでのリーザさんのお話を聞いていると常にポジティブに活動されているように感じますが、ポジティブでいられる秘訣があれば教えてください。</b></p>
<p><span style="font-weight: 400;">どちらかというとポジディブな性格ですが、常にそうであるわけではありません。アップダウンがある中で、常にポジティブでいなきゃと思うとそれがプレッシャーになるので、落ち込むときはちゃんと落ち込んで、心の波に乗るようにしています。そうすることで、落ち込んだ気持ちを一度リセットして、本当の自分を見失わないようにしています。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><b>Q）最後に私たちユースにメッセージがあればお願いします。</b></p>
<p><span style="font-weight: 400;">好きなことを精一杯楽しんでやって欲しいと思っています。コロナ禍で制約もあるかもしれませんが、好きなことにフォーカスして今を楽しんで欲しいです。私はそれが将来につながると思っています。なかには、好きなことが何か分からないという人もいるかもしれませんが、それを探さないといけないと思うとプレッシャーになります。食べることが楽しい、友達と話すことが楽しいと感じるのであれば、それを楽しむのでも構わないと思います。そしてそれが次につながるのであれば、それまでの旅を楽しんで欲しいです。そして、あまりプレッシャーを感じず、メンタルを大事にして今を生きてほしいと思います。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-weight: 400;">Celebrate Asian Joy :        </span><a href="https://www.celebrateasianjoy.com/"><span style="font-weight: 400;">https://www.celebrateasianjoy.com</span></a></p>
<p><span style="font-weight: 400;">Music Video「I CHOOSE JOY」:   　 </span><a href="https://youtu.be/_zV64OpBeF4"><span style="font-weight: 400;">https://youtu.be/_zV64OpBeF4</span></a></p>
<hr />
<p>&nbsp;</p>
<div class="saboxplugin-wrap" itemtype="http://schema.org/Person" itemscope itemprop="author"><div class="saboxplugin-tab"><div class="saboxplugin-gravatar"><img src="https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2021/10/image4.png" width="100"  height="100" alt="" itemprop="image"></div><div class="saboxplugin-authorname"><a href="https://voiceofyouth.jp/archives/author/ricchee" class="vcard author" rel="author"><span class="fn">りっちー</span></a></div><div class="saboxplugin-desc"><div itemprop="description"><p><span style="font-weight: 400">ミュージカル大好き高校生</span></p>
</div></div><div class="clearfix"></div></div></div><p>The post <a href="https://voiceofyouth.jp/archives/4686">NYでブロードウェイのアジア人にスポットライトを当てたプロジェクト「Celebrate Asian Joy」を設立したブロードウェイ俳優・高橋リーザさんインタビュー</a> first appeared on <a href="https://voiceofyouth.jp">ボイス・オブ・ユース JAPAN</a>.</p>]]></content:encoded>
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		<title>同じ昨日には戻れない。眠らない街ニューヨークが教えてくれたこと。</title>
		<link>https://voiceofyouth.jp/archives/2388</link>
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		<pubDate>Fri, 01 May 2020 03:00:16 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[Ruka]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[ボイス]]></category>
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		<category><![CDATA[ニューヨーク]]></category>
		<category><![CDATA[日常]]></category>

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		<description><![CDATA[<p>4月11日、日本時間午前1時。 コンピューターの向こう側、ニューヨークで暮らす教授が、25人の画面上の学生に問...</p>
<p>The post <a href="https://voiceofyouth.jp/archives/2388">同じ昨日には戻れない。眠らない街ニューヨークが教えてくれたこと。</a> first appeared on <a href="https://voiceofyouth.jp">ボイス・オブ・ユース JAPAN</a>.</p>]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p><span style="font-weight: 400;">4</span><span style="font-weight: 400;">月</span><span style="font-weight: 400;">11</span><span style="font-weight: 400;">日、日本時間午前</span><span style="font-weight: 400;">1</span><span style="font-weight: 400;">時。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">コンピューターの向こう側、ニューヨークで暮らす教授が、</span><span style="font-weight: 400;">25</span><span style="font-weight: 400;">人の画面上の学生に問いかけました。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">「</span><span style="font-weight: 400;">How are you doing?</span><span style="font-weight: 400;">」（調子はどう？）</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">いつも綺麗にまとめられている髪は無造作にたらされ、目は少しくぼんでいました。</span></p>
<img class="alignnone size-full wp-image-2390" src="https://voiceofyouth.jp/wp-content/uploads/2020/05/NY1.png" alt="" width="850" height="638" srcset="https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2020/05/NY1.png 850w, https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2020/05/NY1-300x225.png 300w, https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2020/05/NY1-768x576.png 768w" sizes="(max-width: 850px) 100vw, 850px" />
<p><span style="font-weight: 400;">ニューヨークの大学で直接参加するはずだった授業は、</span><span style="font-weight: 400;">1</span><span style="font-weight: 400;">か月前に新型コロナウイルスの状況を受けてすべてオンラインに変更となりました。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">すべての学生は一人残らず寮を出され、実家に帰る以外の選択肢はありませんでした。私の留学生活は予定していたよりもずっと早く突然終わりを迎えました。友達と十分に別れを惜しむ暇もありませんでした。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-weight: 400;">4月11日、ニューヨーク時間午後</span><span style="font-weight: 400;">12</span><span style="font-weight: 400;">時。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">真昼間の日差しがひとりひとりの部屋の窓から差し込んでいるのに、なんとなく画面が薄暗く見えました。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-weight: 400;">教授の質問に、しばらく誰も返事をしませんでした。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-weight: 400;">1</span><span style="font-weight: 400;">人の学生が</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">「私のおじいちゃんが新型コロナウイルスにかかって入院したわ。」と言いました。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-weight: 400;">すると、またちがう学生が、</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">「私のおじいちゃんはもうすぐ退院するけれど、こんどはもう片方のおじいちゃんが集中治療室に運ばれたの。」</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">「私は、この</span><span style="font-weight: 400;">2</span><span style="font-weight: 400;">週間で</span><span style="font-weight: 400;">5</span><span style="font-weight: 400;">回、オンラインの葬式に参加したよ。」</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">と続けました。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-weight: 400;">何人かは泣いていました。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-weight: 400;">教授も泣いていました。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">「気持ちはわかるよ。私の母親もウイルスに感染してしまって、面会もできずにずっと病院にいる。」</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-weight: 400;">How are you? </span><span style="font-weight: 400;">の質問に、いつも通り</span><span style="font-weight: 400;"> I am good</span><span style="font-weight: 400;">！と答えられるほど、ニューヨークの事態は楽観的ではなくなっていました。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-weight: 400;">1カ月前の3月</span><span style="font-weight: 400;">11</span><span style="font-weight: 400;">日。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">私がまだニューヨークにいて、大量の課題の隙をついて大好きなウォールストリートのバーではしゃいでいたころ、ニューヨーク市では</span><span style="font-weight: 400;">52</span><span style="font-weight: 400;">人の新型コロナウイルスの感染者が報告されていました。800万人以上が暮らしている街で、</span><span style="font-weight: 400;">52</span><span style="font-weight: 400;">人です。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-weight: 400;">同日、私が留学していたニューヨークの大学はすべての授業をオンラインで行うことを宣言し、学生に寮を出て実家に帰るよう要請しました。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-weight: 400;">学生はみんな、突然の出来事に戸惑いました。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">こんなに大きなシティにいるのに、たった</span><span style="font-weight: 400;">52</span><span style="font-weight: 400;">人の感染者の存在に怯えて学校を閉鎖してしまうなんておかしい。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-weight: 400;">私は帰国するという実感も湧かないままに、泣きながら荷物をまとめました。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">やっとの思いで得た、たった</span><span style="font-weight: 400;">1</span><span style="font-weight: 400;">年間だけニューヨークで学ぶ権利。道半ばで手放さなければいけないなんて、あまりに無念でした。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-weight: 400;">3</span><span style="font-weight: 400;">月</span><span style="font-weight: 400;">12</span><span style="font-weight: 400;">日、最後のニューヨークだ、と友達と街を歩き回りました。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">まだたくさんの人が動いていて、変わりなくせわしいニューヨークに少し安心しました。</span></p>
<img class="alignnone size-full wp-image-2391" src="https://voiceofyouth.jp/wp-content/uploads/2020/05/NY2.png" alt="" width="850" height="638" srcset="https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2020/05/NY2.png 850w, https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2020/05/NY2-300x225.png 300w, https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2020/05/NY2-768x576.png 768w" sizes="(max-width: 850px) 100vw, 850px" />
<img class="alignnone size-full wp-image-2392" src="https://voiceofyouth.jp/wp-content/uploads/2020/05/NY3.png" alt="" width="850" height="638" srcset="https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2020/05/NY3.png 850w, https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2020/05/NY3-300x225.png 300w, https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2020/05/NY3-768x576.png 768w" sizes="(max-width: 850px) 100vw, 850px" />
<p><span style="font-weight: 400;">3</span><span style="font-weight: 400;">月</span><span style="font-weight: 400;">18</span><span style="font-weight: 400;">日、私は空っぽの</span><span style="font-weight: 400;">JFK</span><span style="font-weight: 400;">空港から日本へと向かう飛行機へ乗り込みました。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-weight: 400;">ほとんど誰もマスクはしていませんでした。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">この時でさえ私は帰国要請を恨んでいました。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">「こんなにニューヨークは普通なのに、なんで帰らなきゃいけないんだ！」</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-weight: 400;">4</span><span style="font-weight: 400;">月</span><span style="font-weight: 400;">20</span><span style="font-weight: 400;">日現在、大阪の実家のリビングで、感染者が</span><span style="font-weight: 400;">15</span><span style="font-weight: 400;">万人以上に膨れ上がったニューヨークのニュースを何も言えず眺めています。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-weight: 400;">人の消えたタイムズスクエア。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">ゴミのない地下鉄。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">クラクションの聞こえない道路。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">トラックで次々と運び込まれ埋められる、行き場のない遺体。</span></p>
<img class="alignnone size-full wp-image-2393" src="https://voiceofyouth.jp/wp-content/uploads/2020/05/NY4.png" alt="" width="850" height="566" srcset="https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2020/05/NY4.png 850w, https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2020/05/NY4-300x200.png 300w, https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2020/05/NY4-768x511.png 768w, https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2020/05/NY4-272x182.png 272w" sizes="(max-width: 850px) 100vw, 850px" />
<p><span style="font-weight: 400;">眠らない街ニューヨークは、テレビではついに眠ってしまったかのように映っています。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">でも、悲壮感にまみれたわずか３分間の画面上のニュースでは、ニューヨークのしぶとさを伝えきれていません。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">確かに街は抜け殻のようです。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">しかし、コロナウイルスはそこに住む人々の魂までは奪っていません。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">そして、テレビはしつこく燃えるその魂を映してはいないのです。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">人々の憩いの場セントラルパークには野営病院が市民の手によって設立されました。</span></p>
<img class="alignnone size-full wp-image-2394" src="https://voiceofyouth.jp/wp-content/uploads/2020/05/NY5.png" alt="" width="730" height="486" srcset="https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2020/05/NY5.png 730w, https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2020/05/NY5-300x200.png 300w, https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2020/05/NY5-272x182.png 272w" sizes="(max-width: 730px) 100vw, 730px" />
<p><span style="font-weight: 400;">授業は瞬く間にオンラインへと移行し、学生は画面上でニューヨークや世界の現状について話し合っています。私たちには、新型コロナウイルスに関連するエッセイが</span><span style="font-weight: 400;">2</span><span style="font-weight: 400;">つ出題されました。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-weight: 400;">街中では定期的に、医療従事者へ感謝と尊敬の意をこめて拍手が沸き起こり、</span></p>
<p><iframe width="800" height="450" src="https://www.youtube.com/embed/-5XqjyfI68c?feature=oembed" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen></iframe></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-weight: 400;">私の通っていた大学は彼らの健闘を讃えてライトアップされました。</span></p>
<img class="alignnone size-full wp-image-2395" src="https://voiceofyouth.jp/wp-content/uploads/2020/05/NY6.png" alt="" width="850" height="480" srcset="https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2020/05/NY6.png 850w, https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2020/05/NY6-300x169.png 300w, https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2020/05/NY6-768x434.png 768w" sizes="(max-width: 850px) 100vw, 850px" />
<p><span style="font-weight: 400;">人々は</span><span style="font-weight: 400;">SNS</span><span style="font-weight: 400;">上で</span><span style="font-weight: 400;">”STAY HOME”</span><span style="font-weight: 400;">（家にいよう）と呼びかけています。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">私の所属していたアーティストのコミュ二ティでは即座にオンラインミーティングが開かれ、オンラインで音楽セッションを行いました。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">メンタルヘルス相談窓口が設置され、</span><span style="font-weight: 400;">1</span><span style="font-weight: 400;">万人以上のボランティアが対応しています。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">スーパーマーケットの店員など、働かざるを得ない人々のために市内のバスは無料で運行しています。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">ニューヨークのクオモ州知事は絶え間なく会見を行い（毎日行っています！）、コロナウイルスに関連する詳細なデータを公表しつつ、ニューヨークのタフさ、人々のつながりを讃えています。支持率はなんと</span><span style="font-weight: 400;">80</span><span style="font-weight: 400;">％以上にも上っています。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">（ちなみにクオモ知事の力強い会見は涙ものです。下記にリンクを貼るのでぜひ見てみてください。）</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-weight: 400;">悲しみの涙ながらに始まったオンライン授業も、</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">後半にはコロナウイルスが浮き彫りにした資本主義社会の構造について、</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">貧困に喘ぐ人々の手当てについて、などといった議論へ発展しました。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-weight: 400;">ニューヨークは決して眠っていません。止まっていません。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">市民が、政府が、医療が、一丸となってウイルスと戦っているのです。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-weight: 400;">あれほど不満だった帰国要請ですが、帰国してからはニューヨークの対応スピードの速さにただただ感服しています。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">あの時、大学が少しでもためらっていたら私は帰って来られなかったかもしれません。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">家族から遠く離れた場所で、たったひとりでウイルスに感染していたかもしれません。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-weight: 400;">緊急事態宣言が出て以降、私の周りでも自宅にとどまる人が増えてきたように思います。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">オンラインでの飲み会を</span><span style="font-weight: 400;">SNS</span><span style="font-weight: 400;">に投稿する人も増えました。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-weight: 400;">一方で、「自粛疲れ」という言葉や、終わりの見えない疫病に対するネガティブな心境を綴った文章をよく見かけます。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-weight: 400;">ずっと家にいれば、普段当たり前のように外に出て太陽の下で活動することや</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">2</span><span style="font-weight: 400;">週間先の飲み会の予定を立てられる環境が恐ろしく幸せなものであったと気付きますね。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-weight: 400;">でも、家にいることに疲れて、外で遊んでいる場合ではありません。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">無気力になっている場合でもありません。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><b>When will we return to normal?</b></p>
<p><b>I don’t think we return to normal.</b></p>
<p><b>I don’t think we return to yesterday, where we were.</b></p>
<p><b>I think if we’re smart, we achieve a new normal. </b></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><b>いつ日常が戻るか、だって？</b></p>
<p><b>日常なんか戻らないよ。</b></p>
<p><b>同じ昨日には戻れないんだ。</b></p>
<p><b>僕らが現状から学んで、新しい日常を獲得するしかない。</b></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-weight: 400;">4</span><span style="font-weight: 400;">月</span><span style="font-weight: 400;">8</span><span style="font-weight: 400;">日のクオモ州知事の会見での言葉です。</span></p>
<p><iframe width="800" height="450" src="https://www.youtube.com/embed/rfUGjwPk3zk?feature=oembed" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen></iframe></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><b>同じ昨日には戻れない。</b></p>
<p><b>新しい日常を造ろう。</b></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-weight: 400;">そう唱えながら、ニューヨークは前に進みます。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-weight: 400;">国内感染者が</span><span style="font-weight: 400;">400</span><span style="font-weight: 400;">人少なかった昨日には戻れません。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">亡くなった人は二度と帰りません。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">残念ながら、この苦しく味のない生活はしばらく続くでしょう。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-weight: 400;">時々、本当に家にいてなにもしないことに意味があるのか？</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">わたしひとり遊びに行ったって世界が変わるわけでもないよね</span><span style="font-weight: 400;">…</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-weight: 400;">と思う日も来るでしょう。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-weight: 400;">しかしこのパンデミックの収束は本当に、ひとりひとりの行動に委ねられているのです。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">新型コロナウイルスは人から人へ感染します。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-weight: 400;">政府が10万円を配ろうと１億円を配ろうと、あなたが外に出る限り</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">ウイルスは蔓延るのをやめません。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-weight: 400;">我々が新しい日常を、コロナウイルスが収束したという日常を、造るほかないのです。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-weight: 400;">1</span><span style="font-weight: 400;">ヶ月後、ニューヨークのように感染者が何百倍にも膨れ上がった後に、オンラインのお葬式に参加しながら「昨日に戻ってくれ」と願ってももう遅いのです。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-weight: 400;">STAY HOME!</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-weight: 400;">あなたの行動に世界平和がかかっています。</span></p>
<img class="alignnone size-full wp-image-2396" src="https://voiceofyouth.jp/wp-content/uploads/2020/05/NY7.png" alt="" width="850" height="638" srcset="https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2020/05/NY7.png 850w, https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2020/05/NY7-300x225.png 300w, https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2020/05/NY7-768x576.png 768w" sizes="(max-width: 850px) 100vw, 850px" />
<p>&nbsp;</p>
<hr />
<p>&nbsp;</p>
<div class="saboxplugin-wrap" itemtype="http://schema.org/Person" itemscope itemprop="author"><div class="saboxplugin-tab"><div class="saboxplugin-gravatar"><img src="https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2018/11/101302.jpg" width="100"  height="100" alt="" itemprop="image"></div><div class="saboxplugin-authorname"><a href="https://voiceofyouth.jp/archives/author/ruka" class="vcard author" rel="author"><span class="fn">Ruka</span></a></div><div class="saboxplugin-desc"><div itemprop="description"><p>大阪出身現在金沢大学国際学類在中。LGBTQ含め、自分のセクシュアリティや性について気軽に話せる団体『SELF』の代表してます。金沢で主に活動してますがフットワークは軽いです。どこでも行きますので気になる方はご連絡を?&#xfe0f;&#x200d;? Instagram: @supporttheself</p>
</div></div><div class="clearfix"></div></div></div><p>The post <a href="https://voiceofyouth.jp/archives/2388">同じ昨日には戻れない。眠らない街ニューヨークが教えてくれたこと。</a> first appeared on <a href="https://voiceofyouth.jp">ボイス・オブ・ユース JAPAN</a>.</p>]]></content:encoded>
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