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	<title>世界人口デー | ボイス・オブ・ユース JAPAN</title>
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		<title>UNFPAインドネシア事務所　内野恵美さんインタビュー【後編】</title>
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		<pubDate>Sun, 11 Jul 2021 03:00:41 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[森]]></dc:creator>
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		<description><![CDATA[<p>国連人口基金（UNFPA）インドネシア事務所 人道支援プログラム・アナリスト 内野恵美さんのインタビューを全２...</p>
<p>The post <a href="https://voiceofyouth.jp/archives/4301">UNFPAインドネシア事務所　内野恵美さんインタビュー【後編】</a> first appeared on <a href="https://voiceofyouth.jp">ボイス・オブ・ユース JAPAN</a>.</p>]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p><span style="font-weight: 400;">国連人口基金（UNFPA）インドネシア事務所 人道支援プログラム・アナリスト 内野恵美さんのインタビューを全２回に分けてお送りします。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">後編では、ユース時代とキャリアパス、さらにユースへのメッセージを伺いました。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">現在のお仕事について詳しくお聞きした前編は<a href="https://voiceofyouth.jp/archives/4281">こちら</a></span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><b>【内野恵美さんの経歴】</b></p>
<p><span style="font-weight: 400;">上智大学在学中にUNFPA東京事務所ボランティア。卒業後は民間企業やNGO、外務省での勤務を経て、コロンビア大学ソーシャルワーク大学院修士号取得。在学中も、インド・アメリカのNPOにて経験を積み、卒業後は南米ガイアナ共和国の国連開発計画（UNDP）にて女性の災害管理能力強化に携わる。2019 年11月より現職。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><b>・内野さんのユース時代について聞かせてください。どんな「ユース」でしたか？考えていたことや取り組んでいたことなどを教えてください。</b></p>
<p><span style="font-weight: 400;">自分自身のユースを振り返ると、</span><b>海外で仕事をすること・生活をすることへの憧れがすごく強かった</b><span style="font-weight: 400;">ように思います。中学1年の時に1年間父の仕事の都合でアメリカに住み、現地の学校に通っていました。帰国後もいつかは海外で仕事したいと思っていたので、英語だけはとても勉強していました。大学進学を考えるときも、海外で仕事をしたいということが念頭にあったので、上智大学の比較文化学部（現在の国際教養学部）に進学して全部の授業を英語で受け、英語を使って勉強するトレーニングをしました。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">また、今振り返ると</span><b>好きなこと・興味があることに全力な学生時代</b><span style="font-weight: 400;">だったように思います。大学時代には、フランス語を勉強したくてパリ政治学院に短期留学をしたり、ホスピタリティー産業への興味からフォーシーズンズホテル椿山荘でアルバイトをしていました。それに加えて、大学3年生の夏休みに『あしなが育英会』というNGOで通訳の仕事をしたり、大学のスタディーツアーでカンボジアに行ったり、UNFPA東京事務所でボランティアをしたりと、とにかく関心のあること、好きなことをたくさんしていました。当時培った経験や人脈は、今でも私の一番の財産になっています。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<div id="attachment_4402" style="width: 968px" class="wp-caption alignnone"><img class="size-full wp-image-4402" src="https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2021/07/1-2.jpg" alt="" width="958" height="768" srcset="https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2021/07/1-2.jpg 958w, https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2021/07/1-2-300x241.jpg 300w, https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2021/07/1-2-768x616.jpg 768w" sizes="(max-width: 958px) 100vw, 958px" /><p class="wp-caption-text">学生時代に、カンボジア農村部にあるプレスクール（学校に通えない子供たちのための施設）にてボランティアを行っていたときの様子</p></div>
<div class="mceTemp">
<p>&nbsp;</p>
<p><b>・パリ政治学院に行かれていたんですね。フランス語は今使いますか？</b></p>
<p><span style="font-weight: 400;">私は残念ながらまだフランス語圏の仕事にアプライ（応募）したことがないので、今はほぼ使いません。でも、JPOに応募するときなどには、英語以外の国連公用語が話せることはプラスに評価されたかなと思います。実を言うと、最近はインドネシア語ばかりを勉強していて、フランス語は少し忘れてしまったんですが（笑）。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">けれど、何の言語でもいいけれど英語以外の言語を習得するのはいいことだと思います。例えば、フランス語ができたりするとアフリカのフランス語圏の国で仕事ができるので、自分の選択肢を広げることを念頭において第二外国語をやっておくといいかもしれないですね。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><b>・内野さんご自身は、大学時代にしていた国連インターン（ボランティア）は今の仕事に役に立っていると感じていますか？</b></p>
<p><span style="font-weight: 400;">はい。とても役に立っていると思います。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">私のキャリアを簡単に説明すると、大学時代にUNFPA東京事務所でボランティアをして、大学卒業後、新卒で民間企業に入社して何年か働いた後に、またUNFPA東京事務所で短期コンサルタントとして広報のお仕事をする機会をいただきました。その後、NGOで東日本大震災復興支援に携わり、外務省でのジェンダー政策に関わる仕事を経て、コロンビア大学に大学院留学をし、国連ボランティア（UNV）としてUNDPで１年間仕事をした後に、JPO制度を使って現職に就いているという流れになっています。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">ゆくゆく国際機関で働きたいと思っているのなら、国際機関の中に入ってみて、どのような働き方をしているのかを知れることはとても良い経験になると思います。東京事務所は日本国内での広報や日本政府に対しての資金調整をしているので、将来プロジェクトの資金面などで日本政府に掛け合いたいと思った時に、どのように交渉していけば良いのかというノウハウを知ることができました。まず実務的な意味で、私はボランティアから始めてみてよかったと思っています。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">それから、人とのご縁を作るという意味でも国連でのインターンはすごくいい経験だと思っています。例えば、このインタビューのお誘いをいただいたのは、学生時代に上司としてお世話になったUNFPA東京事務所の方のご紹介だったのですが、ボランティアをしていた当時から長い時間が経った今でもお世話になっています。</span></p>
<div id="attachment_4359" style="width: 810px" class="wp-caption alignnone"><img class="wp-image-4359 size-large" src="https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2021/07/image3-1024x579.png" alt="" width="800" height="452" srcset="https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2021/07/image3.png 1024w, https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2021/07/image3-300x170.png 300w, https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2021/07/image3-768x434.png 768w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /><p class="wp-caption-text">内野さんのキャリアパス</p></div>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><b>・上智大学在学中からUNFPA東京事務所でボランティアをされていたとのことですが、「女性のエンパワーメント」に携わりたいと思ったのはいつからでしょうか。きっかけなどあれば教えてください。</b></p>
<p><span style="font-weight: 400;">そうですね。ジェンダーに関しては、中学生・高校生くらいの時から問題意識を持っていたように思います。というのも、私の母が、結婚を機に仕事を辞めることになったんです。もともと高いスキルがあるのに、専業主婦として生活している母を見て、女性だから仕事と家庭どちらかを選ぶ必要に迫られて仕事を続けられないなんてもったいないと思っていました。ジェンダーという概念は中学生・高校生の時は知らなかったけれど、女性だから何かができないという事実や、「女性らしさ」「男性らしさ」という言葉に昔から違和感を覚えていました。それから、大学生の時に社会学の授業で「ジェンダー」について習って、「私の問題意識はまさにこの問題だ」と思いました。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">UNFPAでのボランティアは、大学在学中に、UNICEF国際協力講座で当時のUNFPA東京事務所長の講演を聞いたことがきっかけです。ちょうどUNFPA東京事務所のボランティアを募集していたので、「国際機関で働けるなんてかっこいい」と思い応募しました。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">その後のキャリアを選択していく上でも、途上国や先進国という区切りはあまり意識せずに、女性のエンパワーメントに関わる仕事を選んできたように思います。例えば、民間企業で働いたあとに、東北の復興支援として被災した女性の就業支援をしたいと思ったのも、女性のエンパワーメントに関わる仕事で、かつ民間企業での経験が活かせる仕事だと思ったからです。ですから、この分野を軸にこれまでのキャリアを作ってきたように思います。</span></p>
<div id="attachment_4402" style="width: 522px" class="wp-caption alignnone"><img class="wp-image-4353 size-full" src="https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2021/07/3.jpg" alt="" width="512" height="384" srcset="https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2021/07/3.jpg 512w, https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2021/07/3-300x225.jpg 300w" sizes="(max-width: 512px) 100vw, 512px" /><p class="wp-caption-text">UNFPA東京事務所ボランティア時の内野さん</p></div>
<p>&nbsp;</p>
<p><b>・これまでさまざまなお仕事を経験されてきたと思うのですが、ファーストキャリアはどのように選んだのでしょうか。その後のキャリアや国際機関への転職を見据えて就職活動をしていたのですか。</b></p>
<p><span style="font-weight: 400;">結論から言うと、先を見据えていたわけではないですね。学部生の時から国際機関に行きたいとは思っていて、外務省の国連人事センターの説明会にも参加していました。そこで、国連でのキャリアを目指すときには必ず「専門性が必要」と言われたのですが、私にとっては</span><b>どんな「専門性」を得ればよいのかを決めることがすごく難しい</b><span style="font-weight: 400;">と感じていました。今でこそ、「私のバックグラウンドはソーシャルワーク（社会福祉）で、特にジェンダーと防災管理（自然災害・防災）を柱にしています」と言うことができていますが、学部生の時はそのような専門性を得ようとなんて全く思っていませんでした。漠然と女性のエンパワーメントをやりたいとは思っていたものの、どの大学院に行けばいいのかとか、どのようなスキルを身につければいいのか全くわかっていないまま、大学を卒業しました。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">就職活動も、全然準備していたわけではなく。当時は卒業を一年伸ばして海外での活動をもっとしたいと思っていたのですが、私の大学卒業の年にリーマンショックという大規模な経済危機が起こってしまって、諦めて就職活動を始めました。ですので、就職活動を始めるのが遅くなってしまったんですね。JICAやJICEといった国際協力の仕事も受けてみたんですけど、なかなか新卒で国際協力の仕事をするポストが少なかったので、民間企業にも間口を広げ、いろいろな職種を受けました。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">結果として独ダイムラー傘下の『三菱ふそうトラック・バス株式会社』という会社とご縁をいただきました。この仕事をファーストキャリアとして選んだ理由は、外資系でメーカーということもあり、</span><b>職種別採用をしているので、就職したあとにどの上司のもとでどのような仕事をするのか、というイメージがしやすかったこと</b><span style="font-weight: 400;">が一つ挙げられます。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">また、日本の商品を海外に売る仕事を通して、</span><b>海外に行ったり、海外の人と働ける機会が多いだろう</b><span style="font-weight: 400;">と思ったこと。それから、外資系だったので、若手にもいろいろなチャンスが与えられたりとか、中途採用も多く人の流動性がいい意味で高かったりすることも魅力に感じていました。その先のキャリアが明確に見えていたというよりも、</span><b>社風を見て「自分らしくいられそうな会社」「若手にもチャンスがもらえそうな企業」</b><span style="font-weight: 400;">という角度で決めたように思います。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><b>・その後、コロンビア大学で大学院留学をするに至った経緯を簡単に教えてください。</b></p>
<p><span style="font-weight: 400;">実は、大学選びも専門選びも二転三転しました。コロンビア大学は３度目の大学院受験で合格したのですが、その時々で興味のある分野が違っていたんですね。例えば、大学時代にはNonprofit MBA（非営利経営学修士）を取るべく勉強していましたし、その後は平和学の修士を受験したり、かたやMPA (公共衛生修士）の勉強をしようと思っていくつか大学を回ったりもしました。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">けれど、最終的にソーシャルワークの勉強をしようと思ったきっかけは、特に東北での復興支援をしていく中で、その先のキャリアとか関係なしにこの分野を強く学びたいと思ったことでした。</span><b>実務経験もあり、その後のキャリアも明確だったから</b><span style="font-weight: 400;">か、その時には受験した学校全てから合格通知をもらうことができました。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">ソーシャルワークを学べる大学院の中で、コロンビア大学を選んだ理由は、私が学びたかったNGOのマネジメントやプロジェクト評価に関わる、マクロソーシャルワークという分野に強かったこと。また、アメリカに住んでいたので、アメリカの大学院に憧れがあったこと。週に３日働いて、２日授業を受けるプログラムだったので、アメリカでの就労経験も積みながら勉強もできることに魅力を感じていました。ニューヨークにあって、国連本部に近く、多様な人種やバックグラウンドの人々が集まる場所で働くことができることも決め手の一つになりました。入学してから気がついたことでしたが、国際機関にはコロンビア大学卒業生が多く、改めて選んでよかったなと思います。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><b>・先ほど国連で働き始めるまで10年かかるというお話がありましたが、モチベーション高く目指し続けたいと思う反面、10年間は長く感じられてしまいます。内野さんは、民間企業などでご活躍されている間、国連でのキャリアに繋げるためにどのようにモチベーションを高く保っていたのでしょうか。</b></p>
<p><span style="font-weight: 400;">現在の仕事を始めてから気づいたのですが、インターナショナルスタッフとして長年現地スタッフとして働いている人たちよりも手厚い待遇を受けて仕事をする以上、それ相応の覚悟や経験が必要になってきます。10年はとても長いですが、その待遇の分の価値を出すためには、大学院や現場での下積みが必要になってくるのだと実感しました。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">モチベーションを保つという面では、もちろん「誰かの助けになりたい」とか「ジェンダー問題のために何かしたい」という他者に対する奉仕の気持ちも重要ではあるのですが、それだけではモチベーションを維持するのは難しいと感じます。「海外で働きたい」「国際機関で色んなバックグラウンドの人たちとともに働く自分になりたい」といったような自己実現の気持ちを持つことも大切だったと思っています。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">民間企業とか、一見国際開発とは関係のなさそうな仕事をしていた時も、「いつかは国際機関で働きたい」という思いを忘れずに、</span><b>「どんな仕事をしてどんなスキルがついたか」という棚卸し</b><span style="font-weight: 400;">を常にしていました。例えば、どこの職場でも自分が今週やった仕事と身についたスキルを書くようにしていました。たとえば民間企業にいた際には、プロジェクトマネジメント、国際物流、国際会計など国際機関でも生かせるようなスキルが身に付いたことがわかったので、実務に加えて週末などを活用して</span><b>それらを裏付ける資格</b><span style="font-weight: 400;">を取るようにもしました。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">それから、</span><b>国連でのキャリアって、一人きりで実現できることではないので、応援してくださる方たちへの感謝の気持ち</b><span style="font-weight: 400;">でモチベーションを続けて来られた部分も大きいと思います。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">実際、私の場合、自分で次の仕事を見つけたことがほとんどありませんでした。強いて言えばファーストキャリアくらいかもしれません。というのも、大学生の時から「自分が何をやりたいか」を常に発信しつづけていたので、私の興味のありそうな仕事を周りの人が紹介してくれたり、人とのご縁を繋げてくれたりしたんですね。ですから、自分１人のキャリアではないと感じていたので、自分を応援してくれた人たちに、キャリアで活躍することで恩返しをしたいという気持ちがありました。ですから、みなさんも先輩をたくさん頼ってサポーターを増やしていって欲しいなと思います。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><b>・最後に、ユースにメッセージをお願いします。</b></p>
<p><span style="font-weight: 400;">私自身もまだ道の途中なのですが、国際協力のキャリアは長いし、先が見えないように感じてしまうこともあると思います。けれど、必ず後で点と点は繋がっているように感じています。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">私がユースの方たちに個人的におすすめなのは、</span><b>「内野さんはジェンダー」のように自分にタグをつけていくイメージで、自分の興味のあることを発信していくこと</b><span style="font-weight: 400;">です。タグを覚えてもらえたら、あとでそのタグに関する仕事を見つけたり、人と知り合ったときに連絡をしてくださる方がいらっしゃるんです。ですから、関心があることをどんどん発信していって、自分自身をブランディングしていくことが大切だと思います。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">それから、人とのご縁がなければ今のキャリアはないので、みなさんも</span><b>今あるご縁に感謝して欲しい</b><span style="font-weight: 400;">と思います。学生の頃は、先輩方に時間を取ってお話をしてもらったとしても、自分からお返しできることはすごく少ないと思います。ですがその分、直後にお礼をすること（今は珍しいかもしれませんが、私は直筆のお礼状を書いて送ったりもしていました）とか、経過報告を定期的にすることを通して、直接的にはお返しできなくても、時間を割いてよかったと思ってもらえるようにすることが大切だと思います。そうやって得られた人との繋がりは大きな財産となります。</span></p>
<p><b>「大学生の時に作った人脈がなければ、今の私はない！」</b><span style="font-weight: 400;">と言い切れるくらい、人生の節々で支えてもらっています。大学時代に会った人たちが数年後同じような業界にいたり、社会に出てから助けてもらったりすることは数え切れないくらいありました。社会人になってから知り合うのとはまた違う繋がりになるので、ユースのみなさんには今の出会いを大切にしてほしいと思います。</span></p>
<div id="attachment_4402" style="width: 810px" class="wp-caption alignnone"><img class="wp-image-4362 size-large" src="https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2021/07/image6-1024x768.jpg" alt="" width="800" height="600" srcset="https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2021/07/image6.jpg 1024w, https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2021/07/image6-300x225.jpg 300w, https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2021/07/image6-768x576.jpg 768w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /><p class="wp-caption-text">学生時代に、一般社団法人あしなが育英会の通訳として、親をなくした遺児たちの交流事業に参加したときの様子。私がソーシャルワーカーを志すきっかけをくれたメンターや、後に国際協力や東北震災復興を共に志す仲間たち、インドネシアの自然災害遺児たちと出会ったのも、このときでした。</p></div>
<p>&nbsp;</p>
<p><strong>◎感想</strong></p>
<p><span style="font-weight: 400;">水島<br />
</span><span style="font-weight: 400;">笑顔で気さくにお話をしてくださり、とてもあたたかな時間でした。</span><span style="font-weight: 400;">“Who’s missing in the dialogue?” この言葉を常日頃意識されているということが、とても素敵だと思いました。私もこの言葉を心の中にいつも置いておけるよう、意識していきます！（実際、インタビューの日から毎日この言葉を思い出してしまいます）<br />
</span><span style="font-weight: 400;">また、10年先のキャリアプランを大学生のいま明確化する必要は必ずしもなくて、「人との繋がりを大切にする」「スキルの棚卸しをする」といった日々の一歩一歩を積み重ねることが大事なんだ、と改めて思いました。シンプルに見えて継続していくのは簡単ではないことだと思うのですが、それを実行してきた内野さんの溢れる人柄や仕事への誇りがキラキラして見えて、自分もこれらを継続していこう、と心に決めました。素敵な、貴重なお話をいただきありがとうございました。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-weight: 400;">森<br />
</span><span style="font-weight: 400;">私はまだVoYJに入ったばかりで専門も決まっていない学部の2年生なのですが、とても優しくて気さくな方で、未熟な私の質問にも丁寧に答えてくださったのがとても印象的でした。内野さんのご経歴には私が目指している道と重なる部分が多くあり、非常に参考になりました。内野さんが「声なき声」に耳を傾けるために行っていらっしゃる取り組みとして、見落とされている人の立場を考えることと一般化しないことをあげていらっしゃいました。政策決定の際にこれらのことを気をつけるべきだということはすごく納得しましたし、身近な環境でも意識しなければならないことだと感じました。SDGsが掲げている「誰ひとりとり残されない世界」の実現に向けた取り組みを内野さんが体現されているのだということを、お話の節々から感じ、平易な表現ではありますが、素敵だと思いました。今回はありがとうございました。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-weight: 400;">影山<br />
</span><span style="font-weight: 400;">お話ししやすい雰囲気で優しく受け答えをしてくださり、とても素敵な方でした。誇りを持ってお仕事をされているのがお話の節々から感じられて、すごくかっこよくて憧れてしまいました。特に印象に残ったのが、モチベーションを保つ方法についてのお話です。インターナショナルスタッフは『手厚い待遇を受けて仕事をする以上、それ相応の覚悟や経験が必要になって』くるという視点は正直自分にはなくて、気が引き締まる思いがしましたし、『応援してくださる方たちへの感謝の気持ち』をモチベーションにするという考えは、自分も大切にしたいと感じました。今いろいろな方に応援してもらっていることに感謝をしつつ、つながりを大切にしていこうと思います。「やっぱり国連職員は夢のある素敵な仕事だな」「自分も頑張って目指してみたいな」という気持ちを、特に強くしたインタビューの時間でした。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-weight: 400;">いかがでしたか？</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">学生時代から現職まで多様な経験をお持ちの内野さんならではの、貴重なお話をたくさんいただきました。ユース時代やキャリアについても深くお伺いできたので、ユースの皆さんは是非参考にしてみてください！</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-weight: 400;">～内野さん所属のUNFPAでは毎年「世界人口白書」を発行しています～<br />
</span><span style="font-weight: 400;"><br />
UNFPA東京事務所は、7月11日の「世界人口デー」に「世界人口白書2021」の日本語抜粋版、『私のからだは私のもの　―からだの自己決定権を求めて』を発表します。<br />
</span><span style="font-weight: 400;">日本語で読めるUNFPAの報告書ですので、是非チェックしてみてください。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">詳細は</span><a href="https://tokyo.unfpa.org/ja/SWOP2021"><span style="font-weight: 400;">こちら</span></a></p>
<img class="alignnone wp-image-4361" src="https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2021/07/image5.png" alt="" width="166" height="236" srcset="https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2021/07/image5.png 643w, https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2021/07/image5-211x300.png 211w, https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2021/07/image5-541x768.png 541w" sizes="(max-width: 166px) 100vw, 166px" />
<hr />
<p>&nbsp;</p>
</div>
<div class="saboxplugin-wrap" itemtype="http://schema.org/Person" itemscope itemprop="author"><div class="saboxplugin-tab"><div class="saboxplugin-gravatar"><img src="https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2021/07/Image20210712160128.jpg" width="100"  height="100" alt="" itemprop="image"></div><div class="saboxplugin-authorname"><a href="https://voiceofyouth.jp/archives/author/mori" class="vcard author" rel="author"><span class="fn">森</span></a></div><div class="saboxplugin-desc"><div itemprop="description"><p>編集部所属。犬が大好き。「人にやさしく」</p>
</div></div><div class="clearfix"></div></div></div><p>The post <a href="https://voiceofyouth.jp/archives/4301">UNFPAインドネシア事務所　内野恵美さんインタビュー【後編】</a> first appeared on <a href="https://voiceofyouth.jp">ボイス・オブ・ユース JAPAN</a>.</p>]]></content:encoded>
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		<title>UNFPAインドネシア事務所　内野恵美さんインタビュー【前編】</title>
		<link>https://voiceofyouth.jp/archives/4296</link>
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		<pubDate>Sun, 11 Jul 2021 03:00:09 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[水島侑香]]></dc:creator>
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		<description><![CDATA[<p>国連人口基金（UNFPA）インドネシア事務所 人道支援プログラム・アナリスト 内野恵美さんのインタビューを全２...</p>
<p>The post <a href="https://voiceofyouth.jp/archives/4296">UNFPAインドネシア事務所　内野恵美さんインタビュー【前編】</a> first appeared on <a href="https://voiceofyouth.jp">ボイス・オブ・ユース JAPAN</a>.</p>]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p><span style="font-weight: 400;">国連人口基金（UNFPA）インドネシア事務所 人道支援プログラム・アナリスト 内野恵美さんのインタビューを全２回に分けてお送りします。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">前編では、現在のお仕事と、その中での内野さんの意識や取り組みについてお話を伺いました。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><b> 【内野恵美さんの経歴】</b></p>
<p><span style="font-weight: 400;">上智大学在学中にUNFPA東京事務所ボランティア。卒業後は民間企業やNGO、外務省での勤務を経て、コロンビア大学ソーシャルワーク大学院修士号取得。在学中も、インド・アメリカのNPOにて経験を積み、卒業後は南米ガイアナ共和国の国連開発計画（UNDP）にて女性の災害管理能力強化に携わる。2019 年11月より現職。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><b>・現在、どちらの地域でどのようなお仕事をされているのですか？</b></p>
<p><span style="font-weight: 400;">UNFPAインドネシア事務所で、人道支援プログラムアナリストとして働いています。2019年11月に、JPO制度を使って現在のポストに就き、今はインドネシアのジャカルタに住んでいます。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">メインの仕事は人道支援で、特にインドネシアは自然災害が多いので自然災害時の支援を行うことが多いです。他にも、</span><b>コロナパンデミックの緊急支援や、高齢者の保護、ジェンダーに基づく暴力（GBV）に関するプログラムの実施、広報、資金調達</b><span style="font-weight: 400;">などを行っています。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">具体的には、コロナパンデミック発生後は、アジア太平洋地域事務所とともに、特に感染や孤立のリスクの高い</span><a href="https://asiapacific.unfpa.org/en/publications/unfpa-covid-19-regional-technical-guidance-older-persons"><span style="font-weight: 400;">高齢者の保護に関するガイドライン</span></a><span style="font-weight: 400;">を作成しました。また、日本政府に対して</span><a href="https://www.youtube.com/watch?v=NedAHZOc9N8"><span style="font-weight: 400;">コロナ対策プロジェクト</span></a><span style="font-weight: 400;">の提案を行って資金を調達し、実施に必要な人材の採用や調達、事業実施機関との調整なども行っています。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">このように、インドネシアでは現場で現地の人たちに直接的な支援をするというよりも、ガイドラインなどの政策に携わる仕事が多いですね。というのも、UNFPAの中でも、</span><b>対象とする国の発展状況や開発課題によってどういう介入をするかが変わる</b><span style="font-weight: 400;">んですね。インドネシアは中所得国なので、自分たちが主導してプロジェクトを行うというよりも、政策の助言をしたり、現地のNGOに委託したりすることが多いです。ただ、今年もインドネシアでは洪水や地震があったのですが、そのような大規模な自然災害の際は現地に出向き調査やプログラム実施監督をしています。<br />
</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><b>・先ほど、人道支援プログラムアナリストというポストに就いているというお話がありましたが、プログラムアナリストとはどのような役割なのでしょうか？</b></p>
<p><span style="font-weight: 400;">UNFPA内ではJPO制度で入るとみんなプログラムアナリストという職務に就くことになっています。仕事内容は所属先や専門性によって多岐にわたりますが、プログラムの実施・監督や、政策のアドバイス、コンサルタントを雇って政策を作る際はそのコンサルタントの監督なども担当することが多いように思います。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">インドネシア事務所は現地スタッフが多く、彼らの能力も高いので、</span><b>常日頃から自分に出来ることを考えて</b><span style="font-weight: 400;">取り組んでいます。インターナショナルスタッフの強みを生かせる海外政府ドナーとの交渉や資金調達、対外発信（広報業務）を担当したり、大学院で学んできたことを活かして事業のレポートを書いたり、幅広い役割を受け持っています。</span></p>
<div id="attachment_4360" style="width: 810px" class="wp-caption alignnone"><img class="wp-image-4360 size-large" src="https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2021/07/image4-1024x576.jpg" alt="" width="800" height="450" srcset="https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2021/07/image4.jpg 1024w, https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2021/07/image4-300x169.jpg 300w, https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2021/07/image4-768x432.jpg 768w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /><p class="wp-caption-text">2018年のインドネシア・中央スラウェシ地震後にUNFPAが支援している、被災者向けのリプロダクティブ・ヘルス・クリニックにて。助産師に住民のニーズやサービス提供状況を聞き取りしている様子。</p></div>
<p><b>・7月11日は「世界人口デー」です。「人口」に関する問題は一見馴染みがないように感じてしまいますが、ユースにも関係があるのですか？</b></p>
<p><span style="font-weight: 400;">UNFPAは、人が安全で満ち足りた性生活を営み、結婚をするかしないか、子どもを産むか産まないか、産むなら何人産むか、といった</span><b>一人一人の性と生殖に関する選択</b><span style="font-weight: 400;">の結果が「人口」というものを形づくっているという考え方をします。ですから</span><b>、国勢調査などのマクロな観点による支援</b><span style="font-weight: 400;">から、女性も男性も含めた一人一人が性と生殖に関する決断をできるようにする、という</span><b>ミクロの観点による支援</b><span style="font-weight: 400;">まで行っています。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">その中で、世界の約18億人を占める若者は、ジェンダーに基づく暴力（GBV）に遭うリスクや児童婚のリスクが高いです。</span><b>若いうちに性と生殖に関する情報にアクセスできるか、自分のからだや将来について自己決定できるか</b><span style="font-weight: 400;">は、その人の人生だけでなく、家族やコミュニティーの発展にも関わります。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">UNFPAでは、“</span><a href="https://youtu.be/6jUjqytvQ2o"><span style="font-weight: 400;">My body, my life, my world</span></a><span style="font-weight: 400;">”という戦略をかかげ、</span><b>若者が自分たちのからだや人生に関する選択ができて、自分たちのコミュニティや世界に参加・貢献していける環境づくり</b><span style="font-weight: 400;">を支援しています。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">具体的な活動として、インドネシアでは、学校での性教育が不十分なため、強化するとともに、学校以外のチャンネルを通して性に関する教育や情報が届くようにしています。例えば、学校のカリキュラムづくりや教員のトレーニングを行なったり、</span><a href="https://indonesia.unfpa.org/en/news/community-practice-support-system-young-content-creators"><span style="font-weight: 400;">インフルエンサーやジャーナリストと共働して</span></a><span style="font-weight: 400;">正しい情報を流してもらったりしています。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">他にも、インドネシアに来て「進んでいるな」と思ったのが、</span><b>政策を作るときに若者や当事者の声を聞いていること</b><span style="font-weight: 400;">です。UNFPAの長年の働きかけもあってか、例えば今年SDGsの進捗評価レポートを政府が作成するときに、若者たちとの協議の場を自然に設けているところを見てとても感動したのを覚えています。若者が意見を言って、「聞き入れられた！」と感じられる環境って、とても大切だし、その成功体験ってその人の財産になりますよね。</span></p>
<div id="attachment_4355" style="width: 810px" class="wp-caption alignnone"><img class="wp-image-4355 size-large" src="https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2021/07/image1-1024x768.jpg" alt="" width="800" height="600" srcset="https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2021/07/image1.jpg 1024w, https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2021/07/image1-300x225.jpg 300w, https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2021/07/image1-768x576.jpg 768w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /><p class="wp-caption-text">2019年のインドネシア・アンボン島地震直後にUNFPAがディグニティキットを配布した地域を再訪し、キットの中身や配布方法の改善点、現在の生活状況、GBVのリスクを聞き取り調査しているところ。</p></div>
<p><b>・ユースの意見を取り入れて政策を作るインドネシアの仕組みが、とても素敵だなと感じました！けれど、一方でユース団体と政策決定者がつながるのが日本ではまだ進んでいないように感じます。UNFPAインドネシア事務所では、どのようにユース団体と繋がっているのですか？</b></p>
<p><span style="font-weight: 400;">私たちがユース団体とつながるときには、偏りがないよう、どこか単独のユース団体とつながるのではなく、ユース自身に組織立ててもらったユースネットワークと協働するようにしています。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">また、UNFPAインドネシア事務所では、去年までユース・アドバイザリー・パネル（YAP）という仕組みがありました。ユースネットワークの中でも特に関心の高い若者を、インターンではなく「アドバイザー」の立場でUNFPAに参加してもらい、プロジェクトに関する意見交換をしたり、私たちのSNSなどで代わりに発信してもらったりしています。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">「若者にリーチするにはインスタグラム使わなきゃダメですよ」など、YAPメンバーに指摘してもらうこともあって、勉強にもなるし、何より対等な立場で話ができるので楽しかったです。昨年、コロナ禍での若者の生活の変容に関しての調査を行ったのですが、その際も調査の立案段階から関与してもらいました。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><b>・情報が届きにくい人もいると思うのですが、そのような人々にはどのようにアプローチしていますか？</b></p>
<p><span style="font-weight: 400;">出来る限りいろいろなチャンネルを通じてリーチアウトすることで、様々な人にアプローチできるようにしています。学校や先生を通じて、というのは昔からある方法ですが、ドロップアウトしてしまう学生も多いので、先ほどの</span><b>インフルエンサーと協働してソーシャルメディアを活用したり</b><span style="font-weight: 400;">、保健クリニックの出張サービス、地域のコミュニティセンターといったチャンネルも利用しています。ただ、学校に通っていない若者とは繋がるのが難しく、今後の重点分野にもなっています。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">世界のユースに目を向けてみると、コロナ禍の若者の生活に関するレポートでも、</span><b>教育とメンタルヘルスに関する問題</b><span style="font-weight: 400;">が多く出てきていました。インドネシアではまだオンライン授業が続いており、デジタルデバイスを持っているかどうかで受けられる教育が変わってくるなど、格差が広がってしまっています。家で時間を過ごす時間が長くなり、インターネット中毒になってしまうなど、メンタルヘルスに対しても強く影響が及んでいることがわかります。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><b>・お仕事の中で、またご自身の中で声なき声に耳を傾ける取り組みや意識があれば教えてください。</b></p>
<p><span style="font-weight: 400;">大学院でソーシャルワークを学んでいたときに、 &#8216;Who is missing in the dialogue?(誰の声が見落とされていますか？)&#8217; といつも聞いてくる先生がいて、</span><b>誰の声が見落とされているのかを考えること</b><span style="font-weight: 400;">が癖づけられました。今でも、政策を決める時やミーティングの場では、誰の声が聞こえていないのかをまず考えています。&#8217;Nothing about us without us(私たち抜きに私たちのことを決めるな)&#8217; という言葉があるように、ユースや高齢者、ジェンダーに基づく暴力(GBV)の被害者にアプローチする中でも 、全てを当事者の意見を聞いてから決めていくことが大事です。例えば、私たちが震災時などに当事者の方々に配るディグニティキットの中身を変えようと思った時にも、必ず当事者の方から「こういうものを入れたらどうか」という意見を聞いてから決めるようにしています。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">それから、もう一つ気をつけていることは、</span><b>ジェネラライズ(一般化)しない</b><span style="font-weight: 400;">こと。「高齢者の人たちはコロナ禍でこのように苦しんでいる」などと、グループでまとめて彼らの状況を決めつけてしまうと、そのグループの中にいろんな人がいることを忘れてしまいます。私が高齢者向けの政策を書く際「高齢者がどれだけコロナ禍で脆弱か、社会の中で脆弱か」という一般論はもちろん書きますが、高齢者全員が弱い立場にあり、守られる必要があるわけではないということを把握することが大切です。高齢者の中にも、NGOで活動しているようなアクティブな方もいらっしゃいますから、そういう人たちもまとめて「弱いから守らなければいけない」と言ってしまうと、その人達の力も奪ってしまうことにもなりかねません。一般化せずに、グループの中にもいろんな立場の人がいるということを意識するようにしています。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><b>・女性として国連機関で働くなかで、働きやすさや働きにくさがあったら教えてください。</b></p>
<p><span style="font-weight: 400;">国際機関は、</span><b>女性のロールモデルがたくさんいる</b><span style="font-weight: 400;">ということと、</span><b>家庭との両立に対して理解がある</b><span style="font-weight: 400;">ので、非常にいい職場環境だと思います。実際、UNFPAインドネシア事務所の職員は53人いるのですが、そのうち7割くらいが女性です。私の上司も２人とも女性であるように女性のロールモデルが周りにたくさんいて、働きやすさにつながっています。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">それから、私がとても驚いたのが、男性もいるミーティング中に、搾乳をし始めた同僚がいたことです。それを見て私はかなり驚いたのですけど、他の職員は男性を含めて何も気にしていないという感じでした。UNFPAが特にお母さんと赤ちゃんを対象にした団体ということも関係していると思うのですけど、お母さんと家族にとても優しい職場だなと感じられた場面でした。以前所属していた別の国際機関でも、家庭を理由に早退したり、働き方を調整したり、子どもを職場に連れてきたりしている同僚もたくさんいましたね。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">一方で、働きにくさはあまり感じないんですけど、難しいところが一つあるとしたらインターナショナルスタッフは転勤が多いことにより、</span><b>家族を作ったり、長期的なプライベートの計画が立てづらい</b><span style="font-weight: 400;">ということですかね。実際に家族を作ろうとなると、パートナーとお互いどのように調整できるか、考える必要がありますしね。男女比べると女性の方が両立が難しいと感じる人が多いようで、実際、国連スタッフの中で男性と女性を比べると、女性の方が未婚率や離婚率、子どもの数における理想と現実のギャップが高いといったレポートも出ています。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">あとは、インドネシアに来てからはあまりないのですが、前にいた南米のガイアナ共和国では電波も届かない僻地に一人で出張に行ったり、自衛のため、常にトランシーバーを携帯しなくてはいけないなど、セキュリティー面でも不安を感じることはありました。出張中はドライバーの同僚が文字通り体を張って守ってくれるので安心なのですが、それぞれの任地の特徴をとらえたり、身を守る術を身につけるのは大切ですね。</span></p>
<div id="attachment_4356" style="width: 810px" class="wp-caption alignnone"><img class="wp-image-4356 size-large" src="https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2021/07/image2-1024x682.jpg" alt="" width="800" height="533" srcset="https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2021/07/image2.jpg 1024w, https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2021/07/image2-300x200.jpg 300w, https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2021/07/image2-768x512.jpg 768w, https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2021/07/image2-272x182.jpg 272w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /><p class="wp-caption-text">UNFPAインドネシア事務所の同僚とともに。大切なイベントの日や毎週金曜日はインドネシアの伝統衣装であるバティックを着ます。</p></div>
<p>&nbsp;</p>
<p><b>・内野さんはUNFPAで仕事をしていらっしゃいますが、国連機関の中でも組織間で女性の働きやすさ・にくさに違いがあるということはあるのでしょうか？</b></p>
<p><span style="font-weight: 400;">分野によって多少の違いはありますが、どこの組織でも女性が働きやすい環境づくりに取り組んだり、ジェンダー平等を指標にしたレポートも出しているので、女性が働きやすい環境づくりを進めているとは言えると思います。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">これは男女問わずですが、国際機関それぞれマンデート（業務）が違うので、現場主義でディープ・フィールド（開発途上国の農村や紛争地など）で働くことの多い組織は、生活や教育へのアクセスの面での大変さはあると聞いています。ですから、そういう現場主義の組織に務める職員は、一定期間、家族と離れて暮らしている方も多いです。</span><b>国連組織のどのようなところでどんな仕事が多いのか</b><span style="font-weight: 400;">を調べて、自分がしたい働き方・生き方とすり合わせするのがいいのではと思います。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><b>・お仕事をしている中で大変なこともあると思うのですが、自分自身のメンタルヘルスはどのように保っていますか？</b></p>
<p><span style="font-weight: 400;">この仕事をしていて精神的に一番辛かったのは、前回のポストでガイアナ共和国にいた時でした。犯罪が多い国で簡単には外にも出られなかったので、毎日ご飯が食べられて仕事ができて安心して生活できる、という最低限の安全性の大切さを知りました。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">その時を振り返って、してよかったと思うことは、</span><b>自分がどのように感じているか（辛いと思ったこと）を特に現地スタッフに伝えること</b><span style="font-weight: 400;">です。インターナショナルスタッフが不安に思うことは、伝えないと現地スタッフには分かってもらえないので、何も言わずにモチベーションだけ下がっているとやる気がないと思われてしまいます。現地スタッフに相談して、助けて欲しいことなどを話せたことは自分にとって特に重要なことでした。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">コロナ禍の今は筋トレや、仕事以外のアウトプットを大切にしていて、日記を書くなどして自分の思っていることを外に出すようにしています。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-weight: 400;">いかがでしたか？<br />
</span><span style="font-weight: 400;">後編では、ユース時代からキャリアパスについてお伺いし、ユースへのメッセージもいただきます。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-weight: 400;">～内野さん所属のUNFPAでは毎年「世界人口白書」を発行しています～</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">UNFPA東京事務所は、7月11日の「世界人口デー」に「世界人口白書2021」の日本語抜粋版、『私のからだは私のもの　―からだの自己決定権を求めて』を発表します。<br />
</span><span style="font-weight: 400;">日本語で読めるUNFPAの報告書ですので、是非チェックしてみてください。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">詳細は</span><a href="https://tokyo.unfpa.org/ja/SWOP2021"><span style="font-weight: 400;">こちら</span></a></p>
<img class="alignnone wp-image-4361" src="https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2021/07/image5.png" alt="" width="166" height="236" srcset="https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2021/07/image5.png 643w, https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2021/07/image5-211x300.png 211w, https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2021/07/image5-541x768.png 541w" sizes="(max-width: 166px) 100vw, 166px" />
<hr />
<p>&nbsp;</p>
<div class="saboxplugin-wrap" itemtype="http://schema.org/Person" itemscope itemprop="author"><div class="saboxplugin-tab"><div class="saboxplugin-gravatar"><img src="https://voiceofyouth.jp/wordpress/wp-content/uploads/2019/05/図2.png" width="100"  height="100" alt="" itemprop="image"></div><div class="saboxplugin-authorname"><a href="https://voiceofyouth.jp/archives/author/yuk" class="vcard author" rel="author"><span class="fn">水島侑香</span></a></div><div class="saboxplugin-desc"><div itemprop="description"><p>教育社会学、教育開発。<br />
VoYJでは何気なく考えたことを投稿していることが多いです。</p>
</div></div><div class="clearfix"></div></div></div><p>The post <a href="https://voiceofyouth.jp/archives/4296">UNFPAインドネシア事務所　内野恵美さんインタビュー【前編】</a> first appeared on <a href="https://voiceofyouth.jp">ボイス・オブ・ユース JAPAN</a>.</p>]]></content:encoded>
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