難民という言葉のない世界を創る-未来共創への飛躍 Beyond sympathy, co-creating new worlds

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多文化共生、多様性理解と聞いてどのような世界を思い描きますか?

様々な文化が存在し、その中で互いの文化、宗教、国籍などの違いを理解し人々が共に暮らす世界、、、、。多くの人がこの様な世界を描くと思います。

数ヶ月前の私もその中の一人でした。国籍が違えば文化、宗教などが異なり同じ物事に対しても考え方が異なり衝突が発生したりもします。

異なるが故に起きる問題の解決、また未然の防止にも文化、宗教、国籍などへの理解は必要だと思います。その他にもビジネスのシーン、日常での一幕でも、人と関わるあらゆる場面で必要であり重要であると思います。

 

しかし、いったいその理解は何のための理解なのでしょうか?

文化、宗教、国籍というのはその個人の背景でしかない様に思います。同じ国籍、文化、宗教に生きる人たちは皆同一ではありません。これは私たち日本人にも言えることです。確かに皆優しさや、強さといった同様の性質を持ちますが、その表現の仕方は異なります。

たとえば、優しさには「寄り添うやさしさ」「手を取る優しさ」「背中を押す優しさ」などがあると思います。こうした同じ性質の中でも異なる部分をその人の個性と考え、その人にしか無いもの「個性」を理解することで本当の多文化共生、多様性理解が出来るようになるのではないでしょうか。

 

本当の多文化共生、多様性理解が出来れば現在、世界的な社会問題となっている難民問題を改善出来るのではないかと思います。難民とはこちら側が勝手に張っているラベルでしかありません。本人たちは身の危険を感じ他国に逃げただけで自分が難民だという意識はないはずです。

それにもかかわらず、誰も手を差しのばしてくれず命がつきる人たちが大勢います。彼らが難民だと言うだけで

難民といわれる人を難民として見るのではなく、その人にはその人にしかない個性を、その人自身を見ることで共に個性を尊重し合い、個性を発揮することで個性が輝く新たな社会を創ることが出来るのではないかと思います。

 

こうした思いから私は、現在ゼミの活動として難民写真展を開催することになりました。

このイベントを通し様々な方と新たな社会を同じ場を共有せずとも共に考え、共に拓いていけたらと思っています。

このイベント内で難民に関する活動をするNPO法人WELgeeの代表理事 渡部清花氏をお招きし講演会を行います。WELgeeは「ともにカラフルな世界をつくる」ことをミッションに掲げ、難民の人も歓迎できる社会を目指すNPOでして、現在、講演会の参加者募集をしております。九州に知人がいらっしゃる方は、こちらのご紹介も是非よろしくお願いします。

<イベント詳細>

【難民写真展@APUプラザ】
開催日時:2018122()10:00~16:00 ※申込不要
会場:別府インターナショナルプラザ APUプラザ1
   874-0926 別府市京町11-8 APUプラザ(スパビーチ隣)
主催:立命館アジア太平洋大上原ゼミ+有志と別府インターナショナルプラザの共同主催

【難民写真展&講演会@APU
写真展開催日時:2018125()~7() 10:00~18:00 ※申込不要
会場::立命館アジア太平洋大学 本部棟(A)2階コンベンションホール
講演会開催日時:2018127()13:00~15:30
会場:立命館アジア太平洋大学(F101)
講演:特定非営利活動法人WELgee 代表理事 渡部清花氏
  「難民という言葉のない世界を創る未来共創への飛躍」
講演会申込:https://goo.gl/forms/Xl6sMtBBBU0ojOHt2
主催:立命館アジア太平洋大上原ゼミ+有志
立命館アジア太平洋大学:〒874-8577 大分県別府市十文字原1-1

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